冬の味覚”セッカ”打ちにチャレンジ!

 壱岐の冬の味覚と言えば、「セッカ」と言われる地牡蠣です!

今回は、初めてセッカ打ちにチャレンジしました。

 

 

 

 

大きな牡蠣の殻と大きな身しか見たことがなかった私は、
セッカと言われるとても小さな牡蠣の身を見て、ビックリ!

冬になると、スーパーにもセッカが売られていますが、
ほとんどはセッカを獲っているおばさん達が、
近所に訪問販売する方式だったようです。

また、今までセッカを獲っていたおばさん達が高齢化し、
最近は、なかなか流通していないようです。

そこで、今回初めてセッカ打ちにチャレンジしました!

道具と衣装一式を、渡良の西さんからレンタルして、
畑さんのナビゲートで、宇土湾へ。

月に2回の大潮の前後、数時間しか潮が引かないので、
天候とのタイミングが合わないと難しいそうです。

この日は旧12月12日。
宇土湾は、初心者でも
簡単に行けるスポットです。

 

 

整備されるまでの宇土湾は、魚の宝庫と言われて、10日・20日のタコ漁では、100匹以上も獲れていたそうです。

ちょうど、小さな漁船が岸壁近くで何か獲っていました。       

さて、セッカの打ち方ですが、尖った道具の先の方で、3センチくらいの小さな殻の端の方を打ちます。

間違って、殻の真ん中を打つと、中側の潮水と殻が顔に直撃!
なかなか上手くいきません。

おまけに、冷たい海からの風は、全身を凍らせ、思ったように打つことだ出来ませんでした。
今回は、ちょっとだけ獲れました。
 獲ったセッカはザルに入れ、海水できれいに洗って
 出来上がり!

 本当はもっと岩場の難しい場所の方が誰も取れなくて、たくさんいるそうです。 

波の荒くない場所で、栄養分の多い海なら、どこにでも付いているセッカ。
防波堤の漁礁にしてあるテトラポットにも、びっしり付いていました。  

実は壱岐の海の岩場にたくさん付いているセッカ。
でも、セッカ打ちをする人も少なくなって、食べる機会もドンドン減ってくるのでしょうね。
是非「セッカ打ち体験」ができると、いいのになあと思いました。

*注意!
  牡蠣打ちやウニやアワビ・サザエなどの磯物を獲るためには、
  地区の漁協から鑑札を買わなければいけません。
  大切な海の資源を守るために、
  勝手に獲ってはいけない決まりになっていますので、ご注意ください!

「冬の味覚”セッカ”打ちにチャレンジ!」への2件のフィードバック

  1. 寒い中ご苦労さまでした・・・

    美味しいものを食べるために、陰ではこんな苦労があったのですね

    温室育ちの私には、出来ないな~(*_*)

  2. bonitaさま 
    久しぶりのコメント、有難うございます!
    日はさしていたのですが、やっぱり冬の海風は冷たかったです。
    買って食べていただけでは、わからないですよね!
    でも、やり出したらとっても楽しかったですよ!
    安売りのヤッケを思わず買って、次回の取材に備えています!

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