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月読神社~神道発祥の地~

玄海灘に浮かぶ壱岐の島は、東西15㎞、南北17㎞の小さな島です。
この島に、たくさんの神社があり、多くの神々が祀られていることを、みなさんご存知でしょうか?
神社庁に登録されている神社だけでも150社、その他の神社や祠なども含めると、300社以上にもなるといわれています。すごいですね。

その中でも、日本神道の発祥の地と言われるのが、ここ月読神社です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなヒノキに囲まれた長い階段をのぼると、意外に小さなお社があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

中を覗くと、神秘的な月の写真や書が飾ってあります。

 

 

 

 

 

 

なぜ、ここが神道発祥の地かというと、

487年阿閉臣事代(あへのおきことしろ)という官吏が顕宋天皇の命を受けて朝鮮半島の任那(みまな)に使いに出る。その際に人に月の神が神がかりしまして「土地を月の神に奉献せよ。そうすればようことがあろう」という託宣があった。それを朝廷に奏したところ、これを受けた朝廷は壱岐県主(いきのあがたぬし)の押見宿禰(おしみにすくね)に命じて、壱岐の月読神社から分霊させ京都に祀らせた。      <下にある「月読神社由緒」の【月読神社縁起】より>

★古事記によれば、イザナギの命が黄泉の国から帰られたとき、筑紫の日向橘の小戸の阿波岐原において、禊祓い(みそぎばらい)され、左の目を洗われたとき天照大神(あまてらすおおみかみ)、右目を洗われたとき月読命(つきよみのみこと)、鼻を洗われたときスサノウの命がお生まれになった。
この三柱の神を特に三貴神(さんきしん)と呼び他の大神とは別格と記されている。

この記述を読んだとき、
一番に頭に浮かんだのが、右下の掛け軸です。

これは、壱岐のどの家庭にも床の間に飾ってあります。
ずっと不思議に思っていたのですが、この天照大神を昔から「おかみさん」として、どこの家庭でも大事にしていたのですね。

 

やっと謎がとけた感じです。

 

 

 

この月読神社にも素敵な御朱印やお守りがありましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

月読命は、月にまつわる総ての行い(潮の満ち干きによるもの)
漁業(航海の安全・大漁)・稲作などの農業の神様として祀られてきました。

また、生命の誕生(安産や病気平癒)や諸業繁栄(全ての願い事が叶う)開運スポットとして、最近全国的に有名になりつつあります。
私が取材していたときも、二組の観光客が訪れていました。

この取材の後、私もいろんな御利益がありましたよ!
会いたいと思って、なかなか会えなかった友人や知人に、バッタリ会ったり、人形劇の会場が空いていなくて、どうしようと困っていたときに、幼稚園のお遊戯室を貸して頂けるように話をしていただいたり、島の仕事が立て込んで、船の時間に間に合わないと思っていたときに、港まで送っていただいたり・・・。
これが、全て同じ日に起きたのです。
月読尊に感謝です!

毎年旧暦の9月23日には、例大祭・御神幸祭があります。
今年は、10月19日になります。

毎年秋になると、壱岐のそれぞれの地域の神社のお祭りも目白押しです。
地域の氏子たちが、当番で祭のお世話をする昔からの風習が、今なお受け継がれているのです。(私も10月11日、地区の矢保佐神社祭典の当番班で、お祭りのお賄いの準備をします)

やはり、壱岐の島は神々の棲む島。
壱岐の人々の信仰心の深さや神社の重要性を物語っているのですね。

このすがすがしい秋、みなさんも、壱岐の神社を訪ねてみませんか?

<参考図書>
今年3月に自費出版された
『神々の島、壱岐の神社を訪ねて』 (田村睦著・壱岐アイランドプレス発行)も大変参考になりますよ。

<アクセス>
*郷ノ浦港から国道382号線を勝本方面へ。
 住吉交差点を右折、芦辺方面(県道172号線)へ。
 国分郵便局を右折し、車で3分走ると右側に鳥居がある。


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