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ご利益ヨロシクのアーカイブ

殿との素敵なエピソードに感動しきり

今回のご利益スポットは、大村市にある昊天宮(こうてんぐう)にやってきました。事業をおこす旗上げや厄除けなどにご利益があるそうですが、昊天の名前にも、とっておきのエピソードが……!! 見どころいっぱいの神社です。

 

 

 

 

 

 

頑強そうな鳥居がお出迎え。昊天宮は、今から2000年程前(!)の弥生時代に郡川流域の平野に文化を築いた当時の豪族が、一門の氏神として祖神をお祀りしたのが始まりだとか。すごいなぁ。御祭神はイザナギノミコト、イザナミノミコトなどなど。

 

 

 

 

 

 

広い境内には木立あり、ベンチあり、土俵あり。ちょっと休憩したい、なんて方にもぴったりな癒しスペースです。

 

 

 

 

 

 

まずは左手にある祖霊社へ。地域社会に貢献した第14代の池田剛之宮司の像もあります。

 

 

 

 

 

 

立派な拝殿。私が訪れたとき、偶然にもアラサー(推定)男子が1人でお祓いを受けていました。彼に何があったのか。まったくの他人ながら、すごく気になりました。

 

 

 

 

 

 

ここに来たのは3月。もう今年の受験も終わり、卒業式も終了。絵馬を書いた受験生たちは、自分のベストが出せたのかしら。なんとなく、お母さんチックな気分になりました。できることなら、がんばっているみんなの夢、叶えたいですよね。

 

 

 

 

 

 

この大石に触れると、元気な美男子が産まれるとか。生む前に、相手もいないオバサンな私ですが、美男子には会いたい。世の女性たちのため、お賽銭を入れ、一応触っておきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い鳥居=稲荷神社もあります。商売繁盛も祈願できます。

 

 

 

 

 

 

 

なんだか可愛らしい雰囲気の昊天稲荷神社。お狐さまもいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

海を支配する神・和多都美神や北斗七星の神格化とされる妙見様まで。いろんなご利益が1ヵ所で叶いそうです。それぞれに名前が掲げられているので、気になるアレコレをご祈願あれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昊天稲荷神社エリアに、ひっそりとあった古御殿。1474(文明6)年、大村純伊は有馬氏と萱瀬で数度戦ったものの勝利がなかったので、昊天さまに武運を祈願したところ、見事勝利をおさめたとか。それから幸せを授けてくれたということで「昊天」を「幸天」と改名したときもあるそう。その証拠がこれ。「幸天」と刻まれているんです! 今でもみんなの幸せを願う、素敵な神社。ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

昊天宮

ご利益 旗上げ、子宝(桃の大石)、商売繁盛(昊天稲荷神社)など

長崎市街地から大村市宮小路・昊天宮まで車で約1時間

 

道の駅裏手の知られざる!?秘密

今年は寒くなったり、暖かくなったり。寒暖差の激しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしです? 今回は、国民病といっても過言じゃない、あのお悩みを解決してくれそうなご利益スポットです。

 

 

 

 

 

 

こちらは国道205号線沿いにある道の駅彼杵の荘(そのぎのしょう)。ご当地グルメのくじらやお茶など、東彼杵の特産品が手に入るスポットとしても有名です。

 

 

 

 

 

 

その道の駅裏手に、古墳があるのをご存知の方も多いと思います。古墳の紹介? いえいえ、この看板に注目!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足・腰・踝の神様!? あし・こしはまあまあ、予測できても、くるぶしって……。とても気になったので、矢印方向をたどっていきました。

 

 

 

 

 

 

するとさっそく祠が。案内看板によると、昔、修行で全国行脚していた兵五郎(へぇごろう)どんという方が、東彼杵に来たとき、足腰が痛くなってしまい、そのまま東彼杵に住むことになった。「自分が足腰の痛みを治す神様になる」といってこの世を去ったというから、地域の人々が神格化して、今でも愛される存在になったらしいです。

 

 

 

 

 

 

兵五郎どんは、お茶が好きだったということで、お茶をお供えしながらお参りすると、足・腰・踝の痛みも和らぐとか。だから、祠の周りにいっぱいお茶があるのね~。ご当地のお茶・そのぎ茶も。

 

 

 

 

 

 

祠の裏手に回ってみると、どうやら兵五郎どんの御供養祭もあったみたい。それよりも何よりも片隅に書かれた「ほげっさま」が猛烈に気になります!!

 

 

 

 

 

 

道の駅の隣には、ひさご塚古墳もあります。5世紀につくられたとされる前方後円墳で、長い年月の間に削られ、ひょうたんの形になったことから「ひょうたん(=ひさご)塚」と呼ばれているそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひょうたん古墳を通り抜け、歴史民俗資料館を背に進むと、いかにも何かを祀っていそうな小屋が見えてきました。しかし、この標語、インパクト大。作り手の家庭事情がとても気になりました。

 

 

 

 

 

 

お、さきほどの写真にあった耳の神様=ほげっさまです。しかも2体!? ご利益ありそう。耳がよく聞こえますように。

 

 

 

 

 

 

ほげっさまって、長崎弁の「穴のほげる(穴があく)」とかのほげるから来ているのかしら。見れば見るほど、耳の形に見える不思議な巨石。ここの道の駅は、裏手も楽しい。足から耳までほぼフルケアできそうなスピリチュアルスポットです。

 

兵五郎どん・ほげっさま

ご利益 足・腰・踝の痛み軽減(兵五郎どん)、

難聴予防(ほげっさま)

アクセス 長崎市街地より車で約40分(高速道利用)

病魔退散!あとイノシシも!?

2016年に入り、第1回めのパワースポット巡り。今回は、長崎市琴海エリアにやってきました。知る人ぞ知る薬師如来の登場です!

 

 

 

 

 

 

 

場所は、琴海の長浦町。長浦小学校近くにあります。地元の方から「神上薬師さま」と呼ばれていて、江戸時代の寛永期にはあったといわれる古い神社。長浦に知行地を持つ大村藩家臣・針尾半左衛門の寄進によるものとされています。

 

 

 

 

 

 

 

本堂は比較的新しめ。平屋で日当たり良好。って物件を探しているワケではないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃじゃ~ん、金色に輝く薬師如来像。この薬師如来像は、長浦の村人たちの除災安全の祠堂として建立されたそう。薬師如来は、病から人々を救ってくれる神さま。右手には、薬が入った薬壺を持っています。今年も病気をせず、元気で暮らせますように!

 

 

 

 

 

 

 

それにしても日が入って気持ちいい本堂。イスもあり、日なたぼっこできそう!? ま、あまり長居してはいけないでしょうが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影に来たのは、昨年12月中旬でした。しかし、こんなに遅くまで、イチョウって紅葉してましたっけ?? 異常気象のせいかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん? 境内には、もうひとつの小さな祠がありました。お地蔵さまですよね。一瞬、耳たぶが、おかっぱ頭に見えて、日本画の麗子像を思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

正直、境内はあまり広くないですが、ドライブがてらに、ひと休みするのにちょうどいい広さかも。あ、これは猪垣では。さきほどの異常気象とつながりそうですが、最近、イノシシ被害が多くなったって聞くなぁ。これも、ある意味、除災? 思わず、再度、本堂に向かってお祈りしたのでした。

 

神上薬師さま(瑠璃光殿)

ご利益 除災安全、病気平癒など

長崎市街地より国道206号線を

佐世保方向に車で約50分

赤鳥居をくぐっていろんな願掛けを

今回のパワースポットは、蛍茶屋エリアへ足を運んでみました。今年もあと少し。なんだか気ぜわしいけど、あれこれお願いしたい! そんな方にピッタリの松嶋稲荷神社をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛍茶屋跡近くにある一の瀬橋をさらに東へ行くと、句碑がありました。達筆すぎて読めん。説明看板を探してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありました、虎の巻。「松風のさとに琴柱の赤鳥居」と書いてあります。この句は、長崎生まれの国文学者・足立半顔(1859~1921年)が詠んだそう。句碑が建てられたのは、明治25(1892)年だから、半顔がご存命のときに出来たのかぁ。半顔もたびたびこの界隈を訪れたらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

句碑を通り過ぎ、ものの1分もたたないうちに鳥居が現れました。冬の曇天に灰色の鳥居が同化。アースカラーすぎてかなり地味ですが、個人的にこの色合い、なんだか落ち着くので好きです。しかし、さっきの句では「赤鳥居」と詠まれていたな……。

 

 

 

 

 

 

 

あ、お狐さまの先に赤鳥居が見えました。なるほど~。神さまの遣いであるお狐さまは、シュッとしたお顔で、気合いが入っています。

 

 

 

 

 

 

 

赤というか朱色ですな。鳥居をくぐるだけでパワーアップしちゃいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

拝殿に到着しました。どっしりとした雰囲気です。松嶋稲荷神社の祭神は、豊受比賣命(とようけひめのみこと)。千余年の昔からあったそうで、老樹の下に稲荷の小さな祠があり、霊験あらたかなお山として、多くの浄財や寄進があり、神殿ができたらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お次は、拝殿から向かって左側にご注目を。松嶋稲荷神社於百大明神があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松嶋稲荷神社於百大明神の右手には、松嶋稲荷神社=学問の神と書かれていて……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左手には於百大明神=子授の神・安産の神・子育の神と書かれてました。おもにヤングピープル向けとみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合格祈願OK、子宝祈願OK。残るは、人生の晩年期に深く関わるこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不呆尊神(ふほうそんじん)です。長寿を授け、呆けを封じてくれるそう。学問や子宝は関係ナシと思っていたアラフォーな私も、こればっかりは素通りできず。思わず、お賽銭を多めに入れてお参りしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの場所が、蛍茶屋ということでピンときた方は恐らく歴史好き? 松嶋稲荷神社は旧長崎街道にあるんです。ここをずっ~と歩けば、花のお江戸かぁ。足立半顔の句でも口ずさむか。

 

 

 

 

 

 

 

実は、国道34号線沿いに神社はあります。普段、車で通る方も多いのでは。人生の節目節目でお世話になりたいと思わせる、そんなご利益いっぱいの神社です。

 

松嶋稲荷神社

ご利益 商売繁盛、学問成就、子宝祈願など

蛍茶屋電停より徒歩約3分

  

不思議な昔話と尿もれ予防!?

すっかり寒くなって、秋を通り過ごしたかのよう。朝晩の寒暖差に体も弱りっぱなしという方は、森林浴もかねて、パワースポット巡りでリフレッシュしませんか。今回は、西彼杵郡長与町の岩淵神社を訪ねます。なんと、夜尿症予防の神さまに祈願!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神社にお邪魔する前に、古札入れを見つけました。古くなった札やお守りなどを入れていいみたい。ま、岩淵神社で購入したモノに限るんでしょうけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さいですが、威厳たっぷり。岩淵神社の鳥居をくぐり抜けてゴー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石段を上り、ふりむくと商売繁昌&無病息災の旗と、長与の町並みが続きます。岩淵神社は、いろんな祈願ができるオールマイティな神社。う~ん、気分爽快♪

 

 

 

 

 

 

 

今回のパワースポットは、鳥居をくぐって石段を上ったすぐのところにありました。右の祠?  いえいえ、そのお隣にある石碑です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草住さまです。長与の昔話に、この草住さまが登場するんです――昔むかし、ある旅人が長与の草むらで用を済ませたら、その夜から寝小便をするようになってしまった。旅人は、バチあたりなことをやったに違いないと思い返してみると、用を足した時、草むらの中に、何か石の頭を見たことを思い出した。それが草住さまだったのです。お詫びに、周りの草を払い、キレイにしたら寝小便をしなくなったとさ――この草住さまは、三体ある中の一つで、川平バイパス工事のため、こちらの岩淵神社にお引越ししたそう。高齢社会となった昨今、尿もれ予防祈願もできそうです。

 

 

 

 

 

 

 

もともと、草住さまは、各集落の入口にあり、悪疫や災難防止の守り神として祀られたもの。農家の人々が行商に行くときは、商売繁昌を祈願したとか。岩淵神社も各種祈願ができるなら、草住さまも商売繁昌まで、幅広い。せっかく岩淵神社に来たので、さらに上ってみることにしました。この運動こそが、足を動かし→膀胱を鍛え→尿もれ予防にもつながるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん!? これは狛犬ですよね。本来の狛犬と比べ、なんだか宇宙人っぽい風貌。未知との遭遇……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狛犬は一対のところが多いですが、対はツイでも、お顔があまり似ていない。こちらの狛犬さまもまた、ユーモラス。ハッ、もしかしたら、狛犬じゃないのかも!?

 

 

 

 

 

 

 

狛犬に気をとられていましたが、階段を上り切ると、立派な社殿がすぐそこにありました。

 

 

 

 

 

 

 

お守りも各種ありました。これからの季節は、学業成就や合格祈願などの字面が気になりますな。気分転換もかねて、受験生はお参りしてみては。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パワースポット番外編。面白い看板を見つけました。川で遊ぶことの危なさをカッパで表現。カッパを見たい気持ちもありますが、会ったら会ったで、即食われそう。今回のパワースポットは、面白狛犬やカッパの絵で、思わず笑いがこぼれるプチ旅となりました。

 

岩淵神社 草住さま

ご利益 夜尿症予防、悪疫退散、商売繁昌など

アクセス 長崎バス・寺の下バス停より徒歩約5分

武道の神が三神も! 勝負運UPに期待大

芸術の秋、スポーツの秋、そして学問の秋。今回のご利益は、長崎市にある中川八幡神社をご紹介。武道の神が、三神もご鎮座しているパワースポットです!

 

 

 

 

 

 

 

国道34号線沿いにある鳥居。1881年(明治14)に国道ができたとき、1922年(大正11)、石段と鳥居一基を新設したそうです。新しいとはいえ、できてから100年近くが経つんですね。

 

 

 

 

 

 

 

祭神は、誉田別命(ホンダワケノミコト)・息長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト)・武内宿禰命(タケノウチスクネノミコト)の三神。武運の文字が眩しい。

 

 

 

 

 

 

 

中川八幡神社は、1646年(正保3)、聖福寺の寺域に祀られたのが始まりで、その後、現在地へ来たそうです。例祭には相撲が奉納されており、今でも毎年9月15日に子ども相撲として開催されています。ちなみに、境内からの月が美しいとのこと。彦山と一緒に見られるそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

何にチャレンジするか、具体的な目的がないまま、とりあえずおみくじを引いてみることにしました。勝負運はあるのか、ないのか。

 

 

 

 

 

 

 

ヤラセでも何でもなく、大吉を引いちゃった❤ 商売は儲け多し 急げ、か。稼ぎたい気持ちはいっぱいありますが、急ごうにも資金すらないといった根本的問題に直面しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内には記念碑がありました。よく見てみると、ここにも……。

 

 

 

 

 

 

 

「長崎市最古」と刻まれてありました。名実ともに古くからある中川八幡神社。町の人々から愛されている証拠ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正一位稲荷神社も神社近くにありました。1810年(文化7)に、商売繁昌の神として祀られた稲荷大明神で、昭和の改築時には、現神である白蛇と青蛇が生息していたらしいです。と、いうことは――今でもおられる可能性大。神々しい存在とはいえ、ヘビ嫌いの私は、お参りするのに、しばし躊躇……。しかし、せっかくなので、参拝することに。願い事もお願いしたかどうか曖昧なまま、驚くべきハイスピードで終了してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の動きが相当怪しかったのか、社務所の方が来て、こちらの神社のことをいろいろと説明してくれました。社務所の方曰く、境内にあるこのくすの木は、樹齢200年以上は経つといいます。なんでも神社がこちらに移ったときに植えられたらしい。神社が移転したのは、1748年(寛延元)なので、このくすの木は、昔の偉人たちを目撃しているはず!

 

 

 

 

 

 

 

社務所の方に、絵馬までいただきました。来年の干支・申の絵馬です。今度訪れる時まで、目標ぐらい決めておけってことかも!? 宿題ですな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神社を後にして、振り返ってみると、さきほどのくすの木が見えました。がんばっているみんなを、静かに見守ってくれているような温かいイメージ。心の中で思わず私も「がんばります」とつぶやいたのでした。

 

中川八幡神社

ご利益 武運(勝負運)、学問成就、家内安全など

アクセス 蛍茶屋電停より徒歩約3分

 

ユニークなご祈願づくしで気分もほっこり

少~しずつ、秋の気配を感じるようになりました。みなさま、いかがお過ごしですか? 今回のご利益スポットは、長崎市の梅園身代り天満宮をご紹介。長崎市街地にありながら、いろんなご利益にあやかれる、お得感満載の天満宮です。

 

 

 

 

 

 

 

梅園身代り天満宮へ向かう道は、いろいろありますが、一番わかりやすいのは、こちらの長崎検番横から入る道かと思われます。ちなみに、検番とは、芸者さんの手配をしたり、統括したりする場所。運が良かったら、練習する芸妓さんたちの三味線の音色が聞こえてくるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検番横の細道を歩きます。ここから天満宮まで、歩いて3分とかかりません。少し石段を上ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかくマメに案内看板があって、わかりやすい。この界隈だったら、手ぶらで来ても迷うことはなさそう。迷ったとしても、長崎人はすぐ、道案内してくれるはず。余談ですが、私が、街中で観光パンフレットを見ていたら、どこからともなくオバさんが来て、いろいろと説明してくれたことがあります。私もじげもんだから、道がわからなかったわけではなかったのですが、オバさんの優しさに、心が温かくなったことを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印象的な街灯と鳥居。散策も楽しい通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石段を上ると、すぐ右手に梅園身代り天満宮があります。1700年(元禄13)に創建されました。なぜ「身代り」かというと――昔、丸山に住む安田治右衛門という者が襲われ、槍で脇腹を刺されてしまった。しかし、どこにも傷がなく、不思議に思い、自邸の祠の天神さまを見ると、天神さまの脇腹から血が流れ、倒れていた。それから、身代り天満宮と呼ばれるようになったとさ――恐るべし、天神さまパワー。第二次世界大戦時も、出征を命じられた者が参拝したら、すべて無事に帰還したとのエピソードもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この天満宮の成り立ちからして、すでにパワースポット度バツグンですが、境内には他にも様々な祈願ができます。まずは、こちらの歯痛(しつう)狛犬。狛犬の口の中に飴玉を入れると歯痛が治るそう。昔、歯痛の人が狛犬の口に水飴を含ませたところ、すぐに痛みがとれたことから、ご利益があると言い伝えられています。

 

 

 

 

 

 

 

ボケ封じ撫で牛。その名のとおり、牛の頭を撫でるとボケない。物事を忘れないつながりで、学力UPも祈願できそう。天満宮だし。お牛さまの頭のすり減り具合に、参拝客の熱心な願掛けぶりが見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボケ封じ撫で牛の隣にある、この「天満宮」にご注目。文字をなぞると字が上手くなるとか。

 

 

 

 

 

 

 

信じる者は救われる。心を込めてなぞってみました。字がキレイになったかどうかは、定かではありませんが、私の心は落ち着きました。

 

 

 

 

 

 

 

天満宮といえば、菅原道真公を祀った神社。天満宮には、道真公ゆかりの牛、そして梅があることが多いですよね。こちらにも、牛の像があり、春には、梅の花が咲くといった王道スタイルです。そしてもうひとつ、「梅塚」なるものがあります。遊女や芸者が、梅干しの種を入れ、苦労がないようにと願ったそう。昔の人は信心深いなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっちもご利益スポットがあるよ」とネコが案内してくれました。稲荷神社ですな。小説や映画にもなった「長崎ぶらぶら節」でも登場したことがある天満宮だから、なんとなく、商売繁盛も期待できるし、信ぴょう性あり!? 

 

梅園身代り天満宮

ご利益 歯痛止め、ボケ封じ、文字上達など

思案橋電停から徒歩約7分

馬だけでなくペットの幸せを願って

ワンコにニャンコと、ペットを飼う方が本当に多くなりました。街を歩いていても、お散歩中のワンちゃんに何匹も出会いますよね~。さらにペットの寿命はのびるし、天寿を全うしても飼い主さんがペットロスになったりするし――そんなペットロスの方にも足を運んでいただきたいのが、今回のパワースポット。

 

 

 

 

 

 

 

失礼ながら、一見、フツーの神社ですが、境内に入ると……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居の先には馬・うま・ウマ。馬の像が立ち並びます。しばし圧倒されました。ここは、島原市の三会(みえ)地区にある中原神社。またの名を馬頭観音といいます。つまり、家畜の安全祈願ができるんです!

 

 

 

 

 

 

 

馬のお尻って、生命力がみなぎっていていいなと、個人的に思う。生きている!ってカンジで。こちらは馬の像ですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拝殿前に並ぶ2本の木が印象的。きっと、馬頭観音さまを守っているんだなぁ。もともと、馬頭観音は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)の中の畜生道を司るといわれています。頭に馬をのせた観音さまなので、近世になると、家畜(特に馬)の安全を祈願するようになったとか。残念ながら、拝むことはできませんが、頭の中でイメージしながらお祈りをしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

運良く(?)拝殿は開いていたので、ちょっと中に上がらせていただくことに。何枚か、写真が飾ってありました。昔は、本物の馬を奉納していたようです。今と違って昔は馬や牛は身近な存在。田を耕してくれたり、人々の足となってくれたり……。ここから派生して今では、ペットの冥福を祈願できるともいわれるように。

 

 

 

 

 

 

 

島田さん&山口さんが奉納した立派な狛犬。眼光の鋭さに驚きました。どんな悪行も見透かされているな……。

 

 

 

 

 

 

 

狛犬同様、瞳がキラキラと輝く神馬。雲仙普賢岳が噴火したとき、早期の鎮火を願って奉納されました。

 

 

 

 

 

 

 

裏手に回って気づきました。神社全体が、こんなにも大木に囲まれていたとは。手前は、広いゲートボール場で、お年寄りが元気にプレーしてらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

これは恐らく、境内に手綱をくくりつける柵ですよね。今でも使っているのかしら?? 今ではといえば、毎年1月の祈願祭で、家畜の安全祈願のお札をゲットできるそうですよ。ちなみに、このお札はペットというより、馬・豚・乳牛などが描かれたものらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

神社の周りを囲むように、地元の人々が奉納したものが刻まれた石碑があります。「土地百四十九坪」とか「金三百円也」とか。このリアリティ溢れる数字に、人々の熱意を感じました。昔も今も人々が心のよりどころとしている神社なんですね。心にじんわりと響きました。

 

中原神社(馬頭観音)

ご利益 動物救済 旅行安全 無病息災など

島原市・三会(みえ)中学校から徒歩約3分

森林浴のロケーションからもパワーをもらえる

今日は7月7日の七夕。今回のパワースポットは、そんな七夕ともちょっと関係のある場所をご案内。長崎市・稲佐エリアにある淵神社に行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

淵神社は、ロープウェイ前バス停からすぐのところにあります。正面の鳥居からではなく、駐車場近くの朱色の鳥居から入りました。ちなみに、現在、ロープウェイは工事のため休業中です。お気をつけあそばせ。

 

 

 

 

 

 

 

境内に入ってすぐのところに土俵がありました。相撲を奉納することもあるのかな?? 全然関係ありませんが、私のいとこは、幼い頃、TVで土俵に座布団が投げ入れられる光景を観て、力士になりたいといってました。そこに憧れたか……と内心ウケましたが。ちびっ子相撲とか見てみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸時代、長崎奉行の川口摂津守源左衛門宗恒が寄進した燈籠がありました。何度か移設されて、今のところに落ち着いたようです。初めは、淵神社の参道前の海中にあったとか。船からの参拝客のため、燈台の役割もしていたそうですよ。海に照らされた燈籠の明かりを頼りに神社へと向かうなんて、なんだがロマンチックでもありますな~。

 

 

 

 

 

 

 

周囲の木々に、朱色の拝殿が映えてキレイ。撮影時が夏越祭り前だったので、参拝客をくぐらせて、祓い清める茅の輪(ちのわ)が用意されていました。

 

 

 

 

 

 

 

拝殿横から奥へ入ってみると、今回のパワースポットの登場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がオススメしたいのが、こちらの桑姫社。キリシタン大名・大友宗麟の孫にあたる姫君が、長崎に亡命し、隠れ住んだといわれています。この姫君は、桑を植え、蚕を飼い、近隣の娘たちに糸の紡ぎ方を教えたとか。だから「桑姫」なんですね。旧暦の七夕の日が命日だそう。しかも、七夕の乙姫も桑姫も織物つながり。写真とかナイのでわかりませんが、きっと聡明で美しい姫君だったんだろうなぁ。今では、縁結びの神として知られています。

 

 

 

 

 

 

 

桑姫社から、さらに山の方へ。歩いて1分もかからない山林に、不思議なオーラを放つ6つの祠が見えてくるはず。ココが、もうひとつのパワースポット。

 

 

 

 

 

 

 

十二支神社といいます。自分の干支から数えて7番目の干支を「向かい干支」といい、その2つを大事にすると、ともに高め合い、足りないところを補って、良い方向へと導いてくれるとか。せっかくなので、やや職権乱用的ではありますが、私の干支・戌年を例にレッツ願掛け。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辰戌社と書いてあります。戌年から7番目は辰年か。祠に貼ってあった説明文を読むと、辰年生まれの方は「追いかける理想やロマンが大きく、周囲から頼りにされる人」だそう。確かに、私にはまったく心当たりがない要素づくし。戌年生まれは「純粋で飾り気がなく何事にもやる気があり明朗」とありました。やる気だけは一人前……天才的な素質が感じられない戌年の説明文を読んで、妙に納得してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、犬のイラストが入った提灯が可愛い。もちろん、ほかの干支入り提灯もあります。ご自分の干支が入った提灯とツーショット写真なんていかがです? 願掛けにも気合いが入ります。

 

 

 

 

 

 

 

祠にはお賽銭を入れられるようになっているので、賽銭を入れて願掛けをしました。縁結び・学業成就・安産祈願など、ご利益もいっぱい。では、私も。壮大な夢を描く青年(できれば美男子)との出会い、求む……。

 

 

 

 

 

 

 

祠の横には、絵馬も掲げてありました。願い事をチラ見すると、やはり「良縁」「安産」「合格」の3本柱が多かった気がします。山林の中にあるので、周りの木々からのパワーももらった気がする。ちょっとした森林浴も楽しめるスポットですよ。

 

桑姫社、十二支神社(淵神社境内)

縁結び・学業成就・安産祈願など

ロープウェイ前バス停から徒歩すぐ

水難防止とカエルでいろんな願掛けを

長崎は、ちょっとアンニュイな梅雨の季節となりましたが、みなさま、いかがお過ごしですか? 今回は、そんな水難が気になるこの季節に願掛けをしたい、そんな神社をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

蛍茶屋電停から大通り……ではなく、裏手の通りを歩きます。1653年(承応2)、唐通事の陳道隆が寄進した一の瀬橋のところまで、サクッと行きますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一の瀬橋から川沿いを歩くこと7、8分でたどり着いたのがこちら、水神神社。「すいじん」と読みます。彌都波能賣大神(みずはのめのおおかみ)という祭神が祀られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居をくぐり抜け、境内を進むと赤い鳥居が。「稲荷大神」と書いてあります。お供え物がザボンというところにグッときました。ザボンは、長崎発祥の果物ですものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木もれ日がキラキラ☆ 拝殿に続く小さな橋を渡るときは、ちょっとした森林浴気分に浸れま~す。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが拝殿です。さっそく神様にご挨拶して、水難にあわないようにお願いしました。水神神社は、長崎市内を転々として、昭和時代に現在の場所に移転したそうです。江戸期の亨保4年には、水神祭も行われていたとか。

 

 

 

 

 

 

 

拝殿には、水神神社の歴史を記した案内板があります。それにしても達筆。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拝殿から遠くを眺めると、本河内の水源池が見えます。まるで城壁みたい。昔も今も、みんなが水に困らないように静かに見守ってくれている――そんな気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内を見渡すと、何やら倉田水樋と書かれた石碑が。後で調べたところ、倉田水樋(すいひ)とは、江戸時代に長崎に水を供給した水道のことで、倉田氏が私財を投じて作ったので、この名前をつけたらしいです。本河内高部ダムが完成するまで、200年余りにわたり水を供給していたというから驚き。神社と倉田水樋は水つながりでもありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ、個人的に探していたものがあったので、裏手に続く階段を上ってみることにしました。お寺や神社は、裏手に秘密がいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

ありました、どんく石! 「どんく」とは長崎弁で「カエル」のこと。石の形がカエルっぽいから、このネーミングになったんでしょうね。カエルを「帰る」というのに引っ掛けて、戦時中は、戦地から無事に帰るようにと念じていたという切ないエピソードも残っています。今は、お金が返ってくるとか、失くしたものが返ってくるとか。水難防止だけでなく、いろんなカエルに思いを巡らせつつ願掛けできそうです。

 

水神神社・どんく石

ご利益 水難防止など

蛍茶屋電停から徒歩約10分

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