異色のコラボ! ハスとひょっとこで気分も上々

長崎も連日、うだるようなむし暑さ。体力も笑う気力もない。そんな方は、よっといで♪ 美しいハスの花とひょっとこ踊りがユニークな唐比ハス祭りに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

ハスの花は、6月下旬から8月中旬あたりまで見られるとのこと。一番の見頃となる7月上旬に、唐比ハス祭りがあります。今年は7月4、5日でした。4日はあいにくの雨だったけど、5日はこ~んなに晴天! 家族連れやカップルのお客さんが多かったな~。約2ヘクタールのハス園だから、結構、歩く。動きやすい恰好で来た方がベストかも。ハスの種類は約13種類あり、園内には、ネームプレートがきちんと設置されています。歩きながらお好みのハスの花を探してくださいね。ちなみに、私は「王子蓮」にくいつきました。気高く、美しい王子……妄想がふくらみました。あ、「おうじばす」と読むそうです。

 

 

 

 

 

 

 

白いハス、ピンクのハス――いろんなハスの花があって、本当にうっとりしちゃいます。あ~、この世の極楽や~。カメラ片手に散策という方も多かったですよ。アナタもぜひ!

 

 

 

 

 

 

 

ハスの花にうっとりしていると、ステージ方面から何やら太鼓の音がドンドコ。チラシによると「唐比子ども浮立」と「田尻五穀ひょっとこ踊り」があるみたいです。さっそく、行ってみることに。

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちが太鼓を叩いていました。もともと浮立とは、平安時代に行われていた踊りの一種。「風流」といわれていたのが、やがて「浮立」になり、現代では五穀豊穣などを祝うお祭りとして根づいています。地域により、雨乞いとか災難除けなど、お願いごともさまざま。奉納する踊りもいろいろです。

 

 

 

 

 

 

 

子どもに代わり、大人バージョンの浮立も。後日、お祭り関係の本を読みましたが、森山町、というか諫早平野とその周辺地域では、田祈祷(たきとう)と呼ばれる祭りが行われているそう。書いて字のごとく、田植えが終了した「作付け上がり」を祝うお祭りで、豊作を祈願するために、田んぼの周辺で奉納していたとか。今でも行っているんですかね? 

 

 

 

 

 

 

 

太鼓だけでなく、笛や鉦の音色も。笛の澄み渡る音色は、心に響くようで、いいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

やや緊張感のあった唐比子ども浮立の後、一転して陽気な笛の音色が。突如現れたのは……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田尻五穀ひょっとこ踊りです。森山五穀連のノボリがまぶしい。田尻地区も浮立を奉納していたそうですが、ひょっとこ踊りも浮立の一部なのか!? その辺、ご存知の方は、ぜひご一報ください。

 

 

 

 

 

 

 

ひょっとこ以外にも面白い顔……いや、お面をつけて踊るみなさま。振り付けが、音楽にバッチリ合っていました。それでは、しばし、ひょっとこ踊りを静止画面でご観覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

白狐!

 

 

 

 

 

 

 

おかめ!!

 

 

 

 

 

 

 

ひょっとこ!!!

 

 

 

 

 

 

 

たぶん親子共演。お子さんは今、己の身に何が起こっているのか、恐らくわかっていないと思われます……。

 

 

 

 

 

 

 

ひょっとこさんが踊りを見ていた子どもたちと写真撮影。意外にも子どもって喜びが薄い。それよりも、ちょっと怖いのか!?

 

 

 

 

 

 

 

怖がる子どもたちをヨソに、大人は終始笑いっぱなし。私も、いつの間にか笑っちゃった。悲しみも、悩みも、面白ひょっとこ踊りでぶっ飛びました~!!

 

唐比子ども浮立・田尻五穀ひょっとこ踊り(唐比ハス祭り)

唐比ハス園

駐車場あり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です