道の駅裏手の知られざる!?秘密

今年は寒くなったり、暖かくなったり。寒暖差の激しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしです? 今回は、国民病といっても過言じゃない、あのお悩みを解決してくれそうなご利益スポットです。

 

 

 

 

 

 

こちらは国道205号線沿いにある道の駅彼杵の荘(そのぎのしょう)。ご当地グルメのくじらやお茶など、東彼杵の特産品が手に入るスポットとしても有名です。

 

 

 

 

 

 

その道の駅裏手に、古墳があるのをご存知の方も多いと思います。古墳の紹介? いえいえ、この看板に注目!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足・腰・踝の神様!? あし・こしはまあまあ、予測できても、くるぶしって……。とても気になったので、矢印方向をたどっていきました。

 

 

 

 

 

 

するとさっそく祠が。案内看板によると、昔、修行で全国行脚していた兵五郎(へぇごろう)どんという方が、東彼杵に来たとき、足腰が痛くなってしまい、そのまま東彼杵に住むことになった。「自分が足腰の痛みを治す神様になる」といってこの世を去ったというから、地域の人々が神格化して、今でも愛される存在になったらしいです。

 

 

 

 

 

 

兵五郎どんは、お茶が好きだったということで、お茶をお供えしながらお参りすると、足・腰・踝の痛みも和らぐとか。だから、祠の周りにいっぱいお茶があるのね~。ご当地のお茶・そのぎ茶も。

 

 

 

 

 

 

祠の裏手に回ってみると、どうやら兵五郎どんの御供養祭もあったみたい。それよりも何よりも片隅に書かれた「ほげっさま」が猛烈に気になります!!

 

 

 

 

 

 

道の駅の隣には、ひさご塚古墳もあります。5世紀につくられたとされる前方後円墳で、長い年月の間に削られ、ひょうたんの形になったことから「ひょうたん(=ひさご)塚」と呼ばれているそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひょうたん古墳を通り抜け、歴史民俗資料館を背に進むと、いかにも何かを祀っていそうな小屋が見えてきました。しかし、この標語、インパクト大。作り手の家庭事情がとても気になりました。

 

 

 

 

 

 

お、さきほどの写真にあった耳の神様=ほげっさまです。しかも2体!? ご利益ありそう。耳がよく聞こえますように。

 

 

 

 

 

 

ほげっさまって、長崎弁の「穴のほげる(穴があく)」とかのほげるから来ているのかしら。見れば見るほど、耳の形に見える不思議な巨石。ここの道の駅は、裏手も楽しい。足から耳までほぼフルケアできそうなスピリチュアルスポットです。

 

兵五郎どん・ほげっさま

ご利益 足・腰・踝の痛み軽減(兵五郎どん)、

難聴予防(ほげっさま)

アクセス 長崎市街地より車で約40分(高速道利用)