安産と一緒に天下泰平も!?祈願

新緑香る5月がやってまいりました。5月の行事といえば、ゴールデンウィーク中の子どもの日。子どもは日本の宝!ということで、長崎市本河内エリアにある子安大師堂へ行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛍茶屋電停から日見方向へ歩きます。この印象的な白の建築物を右手に前へ進んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

子安大師堂へたどり着くまでに、墓碑や供養塔群などの史跡多し。写真は渡鳥塚(わたりどりづか)といわれる句碑です。1813年(文化10)、長崎の俳人・平田祥禾(しょうか)ら当時の蕉門俳人が、芭蕉翁120回忌と去来110回忌に建てたそう。馬町墓地にあったのを、こちらへ移したらしい。去来は、あの長崎出身の向井去来です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩くこと数秒で、車道側の道と上り坂と、ふたまたに分かれた通りに出ます。子安大師堂へは、どちらからも行けますが、私は上り坂をチョイス。すると、右手に周辺地図がありました。イラストが入っているので、わかりやすいなぁ。長崎人の私ですが、山の名前はうろ覚え。そっか、彦山ってこっちなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

さきほどの地図看板から細道を歩きます。すると、数分でこの手書き看板に遭遇。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

階段を下っていくと子安大師堂に到着。この、こじんまりとした感じ、個人的にかなり好き。しかし、お堂前の冷蔵庫は一体……!? ビビリなので開けませんでしたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お堂横にはお地蔵さまがいらっしゃいました。あ、赤ちゃんを抱いている❤ せっかく来てナンですが、残念ながら子持たずな上に、産む予定もナシ。なので、世の中の妊娠中の方々の安産を祈願しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

堂々たる文字。四国にわざわざ行かずとも、長崎でお遍路ができるように、長崎市内のお寺やお堂を巡られるようにしているんです。こちらの子安大師堂は、愛媛県にある四国六十一番霊場の香園寺子安大師から来ているそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かにメモどおりにスポンジとティッシュが置いてあったけど、なぜなのか不明。まず、己の身から清めろってことなのかしら。深読み!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弘法大師さまのお姿が描かれたお札(紙製ですが)もありました。同行二人(どうぎょうににん)ですね。天下泰平の文字もなんだかグローバルでいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おんあびらうんけん ばざらだとばん――こちらの霊場は、大日如来を中心に祀っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お堂から、さらに下へ行く階段を見つけたので、下ってみることに。しかし、この門はいつでも開いているのかしら?? 初心者は、上の細道から来た方が良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立派な看板を見つけました。さきほど書き忘れていましたが、霊場巡拝は春季と秋季の年2回、行われています。短い距離ですが、歴史探訪もできるし、密度が濃い感じがしたな~。また訪れたい、そんな気分にさせる本河内エリアでした。

 

子安大師堂

ご利益 安産、家内安全ほか

アクセス 蛍茶屋電停から子安大師堂まで徒歩約20分

野母崎沖三ツ瀬にてクチブトグレ。

今シーズンは週末に限ってシケが多く、また所用があるときに限って凪になるという悪循環が続いていた。2月に入って、天気予報で釣行の機会をうかがっていると2015年2月6日に釣行できそうなので、この時期に2kgオーバーの口太グレが狙える長崎市野母崎沖の三ツ瀬に釣行することにした。

当日、フィッシングショップオガワでエサを購入し、長崎市野母港から光隆丸に乗り込み、コブ瀬に上礁した。

上礁したコブ瀬

 

仕掛け(道糸にサンラインのマスラード1.8号、ハリスにVハードの2号を2ヒロとし、道糸とハリスは直結。ウキはガルツの暁のG2とGPSのSサイズG2を使用した半誘導仕掛け。ハリには、オーナーの速手グレの5号。)を用意してから、高三ツ瀬を向いた船着けに釣り座を構える。

上げ潮がコブ瀬から「まんじゅう瀬」方向へと流れて、途中から左へと流れている。足元のサラシにマキエを入れてから、3ヒロのタナの仕掛けも足元へと投入する。しばらく繰り返しても同様なので、タナを深くしていくがツケエがまったく盗られない。

しばらくすると、左から右流れへと変化した。すると早速当たりがあり、37cmほどのクチブトを釣ることができた。続けて30~35cm数枚仕留めることができたが、サイズダウンしたので、次は、沈み瀬の手前で張り気味にして先ほどよりも少し浅いタナを意識して流していくと、40cm、1.2kgのクチブトを釣ることができた。

満潮の10時前になると釣り座が波で洗われるようになったので、しばらく休憩していると、11時をすぎに竿出しが可能となったので、釣り座に戻る。潮は変わらず左から右へと流れている。

先ほどまでと同様のパターンでタナを深くしながら探っていくと、40cmクラスクチブト、続けて30~35cm数枚仕留めたところで、下げ潮の勢いが増してきたので、仕掛けを変更することにした。ウキを暁のG2から2Bに、GPSもG2から2Bへと変更し、ハリスを1.75号にサイズダウンし、ハリ上50cmにガン玉のG7を取り付けた。

仕掛けの投入を繰り返すと、ウキを少しだけ抑える当たりがあったので、合わせを入れると足元へと一気に突っ込んでくるので竿の弾力でためて少しずつ浮かせにかかるが、鋭く突っ込んでくるので、それをロッドワークで交わし、取り込むことができたのは、40cm、1.2kgの丸々としたオナガだった。

その後は釣り座を変更して30cmから最大で37cmのクチブトを数枚仕留めたところで、回収の15時を迎えたので納竿した。

この日の釣果は、40cmクラスを3枚と30cm~37cm10枚以上釣ることができた。35cm以上の8枚のみをキープし、残りはリリースし、回収の船に乗り込んだ。

  

本日の釣果

<渡船の問い合わせ先>
渡船:光隆丸(浜口船長) TEL:095-893-0996
料金:4,000円

<エサ&釣況の問い合わせ先>
フィッシングショップ オガワ TEL:095-878-1301

長崎編特別寄稿 奥野賢志

 

気兼ねなく行ける! 市街地近郊のスポット

今回の釣りは、知る人ぞ知る的な場所かも。西彼杵郡時津町にある子々川(ししがわ)漁港にお邪魔してみましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

まずは、子々川への道案内。長崎市街地から、国道206号線を時津町→琴海町方向に行くと、子々川の交差点があるので、そこから右折します。港まで車ですぐですが、道幅が少々狭いのでご注意あれ。この長崎大学臨海研修所の看板が目印。

 

 

 

 

 

 

 

到着~。穏やかな海です。そうか、ココは大村湾の内海になるから波も少なく、静かなのね。海面がまるで鏡のよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白っぽいエビス様がいらっしゃいました。むむ、すでに大漁の予感!?と同時に、魚に合う同名の琥珀色した飲み物を思い浮かべてしまった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内海と聞くだけで、プランクトンがいっぱいいそうなイメージ。海の生物にちっとも詳しくナイのでわかりませんが……。岩にへばりついているコレ、何だろ? なんだか、フジツボを思い出しちゃった。長崎で食べるとか聞いたことないですが、どこかの県で、フジツボを塩ゆでか何かで食べていたなぁ。美味しいのかしら。誰か、フジツボの味を知る方、ご一報を。

 

船もたくさん停泊してました。船を見ると、鳥◯一郎とかサブちゃんとか歌いたくなるのは、きっと私だけではナイと思う!

 

子々川漁港の向かいに見える島は「前島」と呼ばれています。あ、民家がある! 橋は見当たらないので、島にお住まいの方は、船で行き来しているんでしょうね。憧れるわ~。

 

さっそく、釣りを楽しんでいる推定年令50代のおじさんに、釣りのお話を聞いてみました。実は、朝早くに畝刈の方へ釣りに行ったそうです。が、人がわりと多かったので、こっちはどうかな~と思ってやってきたとのことでした。あえて集中できる1人を選んだというのに、うるさいおばさん(私)に捕まってしまい、心中複雑だったに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

「何か釣れればいいかな、ぐらいで来た。チヌとかメイタとか釣れればよかとけど」とのこと。今までいろんな釣り人に聞いたけど、身軽な人ほど、釣り歴が長く、そして海の状況をよく知っているような気がします。まぁ、TPOもあるでしょうが。おじさんは、撒き餌で小魚をおびき寄せ、10メートルぐらい先に、釣り糸を投げ入れ、大きな魚を狙う戦法でした。「もう小魚がきているよ」といわれたけど、どこどこ!? おじさん、視力もいいんだな。

 

 

 

 

 

 

 

撒き餌は、いつも2種類以上を混ぜあわせるそう。あ、パン粉発見❤ エサとなるオキアミの商品名が「生イキくん」というのに、個人的にウケました。心なしか釣具系の商品には、ダジャレのネーミングが多いような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

漁港から見える、この建物が長崎大学臨海研修所です。学生さんの合宿所でもあるそう。合宿――青春の匂いがする。マリンスポーツも満喫できて、盛り上がりそうですね。そんな学生さんたちの青春を謳歌する姿を勝手に妄想しながら、子々川漁港を後にしました。

 

西彼杵郡時津町 子々川漁港

アクセス 長崎市街地から車で約30分

 

野母崎沖の三ツ瀬にてヒラスズキ、口太グレ、チヌの三目釣。

2015年1月24日に長崎市野母崎沖の三ツ瀬に釣行した。今回は、高三ツ瀬の龍神というポイントに上礁した。

 上礁した高三ツ瀬の龍神

早速、用意したマキエ(オキアミ生3角とオキアミボイル1角、パン粉3kg)の半分を混ぜて仕掛けを準備する。今回の仕掛けは、ウキに巧派グレSサイズの0号にGPSのG6を使用し、道糸は、サンラインのマスラードの2号、ハリスは、朝マヅメに備えてVハードの2号とした。

龍神のワンド向きに釣り座を構えて、足元のサラシにマキエを入れてから仕掛けも足元に投入する。龍神では基本的に足元から沈み瀬までを狙うのがパターンとなる。これを繰り返しているとヒラスズキがヒットしてきた。

 

 筆者が仕留めたヒラスズキ

 

その後は、なかなかツケエをとられかったが、9時に40cm級の口太グレを仕留めることができた。しかしながら後が続かず、納竿前に47cmのチヌ(クロダイ)を仕留めて納竿となった。

 

 当日の釣果

 

長崎編特別寄稿 奥野賢志

GW攻略付き!? 雪浦ウィークのすすめ

今年のゴールデンウィーク、どこへ出かけるか、お決まりですか? どこに行こうか……まだ考え中という方、必見! 今回のお祭りは、今年で17回めとなる西海市の雪浦ウィークをおすすめしま~す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントは5月に入ってからなので、準備は当然、まだなのですが、はやる気持ちを抑えきれず、とにかく雪浦へと行ってみることにしました。長崎市街地からの方は、「ながさきサンセットロード」としても知られている国道202号線を外海方面へ走り、さらに西海市方向へ行くとたどり着きます。長崎駅から車で約1時間で到着。目印はこの看板!

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪れたいのが、こちらの雪浦地区公民館。国道沿いにあります。ココは、雪浦ウィークのマップ配布や道案内など、期間中の情報を提供している総合案内所(9時~17時)。この公民館前が無料駐車場にもなっているので、とてもわかりやすい。さらに、お昼ごはんを悩みたくない!という方には、お弁当も販売しているんです。1カ所で情報とともにお弁当もゲットだ~。

 

 

 

 

 

 

 

公民館でぜひ手に入れたいのがこのマップ。手書きがとっても可愛い❤ マップ裏には、それぞれのお店で行われるイベントの情報がギッシリ。ここで行きたいお店にチェックすべし。

 

 

 

 

 

 

 

町中にある約40店舗のお店が、それぞれの得意分野を活かしつつ、自然豊かな雪浦の良さをアピール。例えば、畑に入って収穫体験できたり、手作りの雑貨を販売していたり。通りには名前が付いているので、マップと照らし合わせながら散策も楽しめます。趣向を凝らしたお店ばかりだから、結構、歩くことになると思う! 歩きやすい恰好がベスト! 

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶん前ですが、私も訪れたことがあります。私の過去写真の中から、アトリエ・タナカタケシさんのギャラリー写真が出てきました。古民家に聖書をモチーフにした版画作品が飾られていて、見ているだけで癒やされたことを思い出したなぁ。ちなみに、タナカさんは、前の写真で紹介した雪浦ウィークの看板やマップも描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的におすすめしたいお土産はコレ、川添酢造のゆうこう酢。川添酢造では期間中、ゆうこう酢を使ったゆうこうドリンクが試飲できるそう。ゆうこうは、古くから長崎に自生する柑橘系フルーツ。長崎人でも味わったことのある方は少ないかも。酸味の中に、ほんの少しだけ苦味を感じる独特のフレーバーで、炭酸水との相性バツグン。これからのシーズンに常備したい、爽やかなお酢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マップを片手に歩くのもいいけど、人混みが苦手という方はいっそ、隣町まで車を走らせてみては? 外海町には、神浦川河川公園がありますよ。ゆったり、のんびりできそう。

 

 

 

 

 

 

 

神浦川でも5/3(日)~9(土)まで「鯉・来い祭りIN神浦川河川公園」が開催。こいのぼりが、神浦川沿いに泳いでいる姿を見るだけで、気分爽快です。って、こちらもイベントだから、結局、人混みは避けられない!? 

 

第17回雪浦ウィーク

2015年5/2(土)~5(火・祝)

西海市大瀬戸町雪浦一帯

無料駐車場あり

 

 

タワシでこすって気分もリフレッシュ

新入学、新社会人。はたまた新年度から新しいフィールドでがんばっているみなさま。緊張も少しずつほぐれてきたけど、なんだか体調がイマイチ……。そんな五月病対策に祈願したいお寺をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、長崎市の寺町通りにある光栄山長照寺。立派な山門です。ココに病気を治してくれる地蔵さまがいらっしゃるというのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オー、ジャパニーズビューティ枯山水。毎朝作っているんだろうな。川のせせらぎが聞こえるよう。

 

 

 

 

 

 

 

見事な梵鐘。どんな音がするんだろう。すぐそばにはベンチもあり、ちょっと一休みできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「護国殿」と書かれた鳥居に松・桜がからまるように咲いていました。あ~、今はもう春。桜が満開でした。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが長照寺。手前に植えてあるソテツもビッグですな。

 

 

 

 

 

 

 

「病気平癒の地蔵さま」とかなりのうろ覚えだったため、長照寺の後山まで行ってしまいました。地蔵って、こちらの?? うーん、でも何かが違う。ちなみに、長照寺は、江戸時代に活躍した天文学者・西川如見のお墓があることでも有名です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

墓地をウロウロしていたら、お墓参り中の若夫婦がいたので、すかさずお地蔵さまのことを聞くと「地蔵さまではなく、菩薩さま。境内にあるよ」とのこと。そう、私が思い切り勘違いしていたんです。もう出会っていたのに、まったく気づかず。しかも、お地蔵さまではなく、菩薩さまだったとは……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに「水徳浄行菩薩」って書いてあるじゃん、私のバカ……。相変わらずのうっかり八兵衛ぶりにやや落ち込んだ。実は、私の運動不足ぶりを菩薩さまがちゃんと見ていて、「祈る前に、アンタまず運動」との戒め!? きっとそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さきほどの親切な若夫婦に、祈願の仕方も教えていただきました。①菩薩さまの体を清める②すぐそばに置いてあるタワシで治したい体の部分と同じところをタワシでこする③最後に水かけして清めて終了。それでは私も①からスタート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タワシは菩薩さまの後方にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初「頭が良くなりたい!」と思い、頭をゴシゴシッとしていましたが、それはまず、自分の努力があってからのことだろうと考えを改め、オーソドックスながら腰をこすることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても涼やかなお顔立ち。私の愚行も、静かに笑って許してくれそうな、そんな包容力を感じました。思わぬところで運動することにもなり、美男子菩薩さま(こういうよこしまなところがいけないのかも知れない)にお別れしつつ、病気平癒の祈願もできました。心のもやもやも、タワシでゴシゴシ。五月病対策にぜひ!

 

光栄山 長照寺(ちょうしょうじ)

ご利益 病気平癒

アクセス 賑町電停より徒歩約5分

 

 

じゃが畑を見ながらじゃがグルメ

今回のグルメはじゃがいも。ご存知の方も多いかと思いますが、長崎はじゃがいもの生産量が全国第2位なんです! 広大な土地の北海道に次いで、2位ってすごくないですか? 今は春じゃがいものシーズン、まっただ中。ドライブがてらに食べたい、じゃがいもグルメ満載♪

 

 

 

 

 

 

 

長崎市民の王道ドライブルートといえば国道251号線。この道路沿いからもじゃがいも畑が見られます。こちらは飯盛。青々としたじゃがいもの葉っぱがどこまでも広がります。このルートは、橘湾、お店、じゃが畑、里山、じゃが畑……と断続的に続いているので、車で走っていても気分爽快になります。緑色効果で視力もUP!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飯盛から愛野展望台を抜けると、このキュートなニワトリ看板が目に入ってくると思います。長崎人の私としては、「絶対素通りしてはいかん」と思わせる名物グルメがココにあるんです。

 

 

 

 

 

 

 

コレ! じゃがちゃん(1串200円)。じゃがいもグルメといったら、私は一番にコレが頭に浮かびました。どストレートなネーミングに心踊ります。センター内は、海が見える展望台もあるので、ドライブ途中にもってこい。私が行った時には、仕事帰り風のサラリーマン男子2人が、海を見ながらじゃがちゃんを食べていました。仕事の反省会でもやっていたのかな。それとも「ウチのかみさん」話とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃがいもの大きさは卵ぐらい。ほんのりと甘い衣をまとったじゃがいもを、カラリと揚げています。衣のカリッと感、じゃがいものほくほくがたまらんのよ。ただし、串からじゃがちゃんが落下する危険大なので、食べるときはご注意あれ。

 

 

 

 

 

 

 

衣の中身はこんな感じ。まんま、じゃがいも。大きいから全部食べられないかもと思いますが、大丈夫。シンプルな味だから、いつの間にか完食してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

新たなじゃがいもグルメを求め、今度は雲仙グリーンロードへ。美人豆腐のピンク色のノボリのある「雲仙どまんなか」というお店を見つけました。雲仙は、海の幸山の幸の宝庫。きっと何かあると思い、ぶらり立ち寄ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる名前のコロッケ発見。その名もデストロイヤー(1パック350円)。この丸々としたカタチがなんとも可愛い。注文してからすぐ揚げてくれました。ほっくほくで~す。

雲仙グリーンロードからUターンして、再び国道251号線へ。帰り道は、愛野~飯盛へと戻りました。緑のじゃがいも畑がキレイなので、ちょっと車を止めてみました。どこまでも続く美しい緑色に気分もお腹も満たされました。自然の恵みに感謝!

 

GW押し! 人気の龍馬通りへGO!

春休みが終わったかと思えば、次はゴールデンウィーク。今回の細道は、そんなゴールデンウィークにぜひ! 細道の王道とでもいうべき、龍馬通りをご案内します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタートはこちらから。一番わかりやすいと思われる深崇寺と禅林寺の間の細道をセレクトしました。この道を、亀山社中の同志たちが歩いたといわれています。まあ、今は、キレイに舗装されていますが。大志を抱き、いざ、行かん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍馬通りの楽しみのひとつがコレ。小型立体龍馬像と一句をしたためた看板です。目にした瞬間、思わず口に出して読む確率ほぼ100%。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、長次郎さま❤ 幕末の志士で誰が好きかといわれると、私は近藤長次郎かも。なかなかのイケメンじゃないですか~。しかも、頭いいし。大河ドラマ「龍馬伝」で俳優の大泉洋さんが演じていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

長崎は、偉人さんのお墓がとにかく多い。龍馬通りから少し入ったこちらの墓所にも、郷土史家で長崎文庫(現 県立長崎図書館)を設立した香月薫平や、長崎を代表する画人のひとり・木下逸雲のお墓があります。それにしても、この看板、最近立てられたよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が行った時が、桜が満開の花見シーズンでもあり、お子さんたちの春休み期間中でもありで、龍馬通りもなかなかの混みようでした。ファミリー客が多い気がしたなぁ。お父さんの幕末知識もきっと全開。父の威厳を保つ好機ですぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

亀山社中跡に建つ亀山社中記念館に到着しました。亀山社中は、坂本龍馬とその同志たちにより結成された日本初の商社。激動の時代を生き抜いた志士たちの軌跡をたどることができます。若き日の志士たちが集結して、未来を語り合った場所――同じ空気を吸いたい。思わず、深く息を吸ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

亀山社中記念館のすぐそばにあるぶーつ像。坂本龍馬が、日本で初めてブーツを履いたというエピソードにちなんで作られています。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり足を入れたくなったので、突っ込みながら撮影。もちろん、靴を履いたまま、足を入れていいんです。龍馬さんが見た景色と変わっただろうけど、ここから見た長崎はホント、よかばい。

 

 

 

 

 

 

 

再び龍馬通りへ。今度は龍馬之像がある風頭公園へと向かうことにしました。通りを歩いたからには、やはり彼に会いにいかないと。

 

 

 

 

 

 

 

なだらかな石段が続く細道を上り切ると、このミニ龍馬像がお出迎え。

 

 

 

 

 

 

 

幕末の志士たちが、どこまでも丁寧にアナタをエスコート(看板だけどね)。マメな看板配置で、県外人も迷うことは、ほぼナイと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さきほどのエスコート看板から、歩いて約5分のところにあります。しかし、いつみても龍馬さんはカッコよか~。全国の龍馬ファンからも、この龍馬之像はかなりの好評価なんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニ龍馬像のところまで戻り、今度は右側の道を下り、さらにこの細道を歩くことにしました。うぉっ、ココもなかなかのくねくね具合。

 

 

 

 

 

 

 

迷うことなく亀山社中資料展示場に到着。幕末の志士はもちろん、幕末~明治時代の長崎に関する古写真や、龍馬の手紙の写しなど、幕末ファン垂涎の展示場です。

 

 

 

 

 

 

 

細道がミツマタに分かれていたところにも、このマップ付き看板がありました。細道案内に抜かりなし。ホントにマメだわ~。このマメな看板設置に、相変わらずの龍馬人気を感じました。今年のGWも混雑するでしょうが、でも、やっぱり歩きたい! そんな気分にさせてくれます。

 

寺町・龍馬通り~亀山社中記念館~風頭公園(坂本龍馬之像)

徒歩で約1時間(往復)

 

 

自然環境を読むことが釣り上達への第一歩

ココは長崎市小江小浦。弁天白浜のところといった方がわかりやすいかも。今回の釣りはこちらにお邪魔してみました。

 

 

 

 

 

 

 

小江小浦のバス停から海側に入ると、ショベルカーのある風景が見えてきました。その後方に見えるのは、2、3人の釣り人。さっそくお話を聞いてみることに。

 

 

 

 

 

 

 

岸壁まで行くには、工事中のところを迂回します。歩行者用の通路が確保されているので、ちゃんと岸壁までたどり着けますよ。それにしても、写真の巨大コンクリートの塊が、個人的にすごく気になりました。コレ、何だろ。見た目が大きな釜に見えて、豚汁作ると何人前できるのだろうと、釣りとはまったく関係のない妄想をしてしまいました。大釜に見えませんか?

 

 

 

 

 

 

 

なるほど。これらのモノは獲っちゃダメ。後で近くの直売所で聞いたのですが、今年のウニ漁は、もう解禁したとか。長崎でウニといえば、このwebでもおなじみの壱岐が有名ですが、長崎市街地から車でわずか約20分のところで獲れるなんて。恥ずかしながら私、知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝早くからすでに10人ぐらいの釣り客を見ました。かたっぱしから、プチインタビュー! トップバッターはアラフォー(と見た)男子から。イカ狙いとのこと。エギングですな。すでに1杯ゲット、お見事!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

団塊世代(と見た)のおじさん。クロを釣りに、久しぶりに来たそう。おじさんによると「以前にも何回か来たけど、今日は人が少ない方だよ」。

 

 

 

 

 

 

 

同じく団塊世代っぽいおじさん。「アジを狙ってて、これだけ釣れたよ」とクーラーボックスを見せていただきました。オー、すごい。しかもなかなか大きい。おじさんは、若い頃から釣りをやっているそうで、釣りのこと、海のことに詳しかった。「人間と同じように魚も朝ご飯を食べる。その時が釣りのチャンスだから、みんな朝早く釣りに来るんだよ」と教えてくれました。基本中の基本なんでしょうが、釣り知識ゼロの私にとっては恐ろしいことに「なんで釣り人は朝が早い」と思っていましたが、ここで長年の疑問が解決できました。当たり前のことが、わかってなかったような。「自然環境も見ておかないと。太陽が上がる前で、潮が満ちていないときがいい」とも。

 

 

 

 

 

 

 

おじさんは、アジとともに小さなメジナもちょこちょこ釣っていました。「さすがにコレは小さくてさばけないので、ココに投げておくんだよ。しばらくするとトンビが来て、食べてくれるから」――え!? 空中には姿カタチも見えないけど……ホントかな。半信半疑で待つこと5分ぐらい。

 

 

 

 

 

 

 

魚は2尾。どこからともなくトンビが1羽やってきて、低空飛行をしたまま、あっという間に1尾奪い去っていきました。「仲間に知らせるだろうから、2回目は来るのが早いからね」というおじさんの推測どおり、2、3分もしないうちに来た。早っ!! よく上空からピンポイントで見ておるな。そのトンビの飛行技術にも驚いたけど、まるで鷹匠のようにトンビの習性を熟知しているおじさん、ナニモノ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鮮やかなトンビショーも見させてもらったことだし、そろそろ帰ることに。釣りとは直接関係ないけど、このブロックを重ねた手作り階段を見ると、私は温かい気持ちになります。誰かの、海へのおもてなし――帰るときは、来たときよりも美しく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょいと海の方へ下りてみました。それにしても、すごい崖。

 

 

 

 

 

 

 

磯遊びをしていた家族に教えてもらいました。中の砂利がハート型になっている! お母さんが見つけたらしい。「よう見つけたな~」と感心しつつ、奥さんを優しく褒めるダンナさんの姿が印象的でした。エエ家族やな。

 

 

 

 

 

 

 

あ、ひこうき雲。今日はホントに良い天気。そういえば、博識トンビおじさんから「また遊びにおいで」といわれました。決してセクハラではなく。なんかジーンときました。長崎の男の人は優しかね~。

お花いっぱいで幸せ気分も満開に

♪君よずっと幸せにぃ~風にそっと歌うよぉ~――春は桜のシーズン。私は、この歌をついつい口ずさみながらお花見をしてしまいます。今回のお祭りはズバリ、コレ! 日本さくら名所100選の地にも選ばれている大村公園の「おおむら花まつり」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

桜にちなんだ名曲を歌いながら歩いていると、ちょうど「さくらだばし」に遭遇。鼻歌の魔力? さっそく渡りました。

 

 

 

 

 

 

 

さくらだばしを超えるとさっそく屋台がちらほら。どれ、たこやきでも――と思いましたが、私が来たときは準備中でした。たこやきの文字を眺めていたら、やっぱりお腹がすいてきたので、来た道を戻り、さっき横目に写っていた食べ物を買いに行くことに。お花見はいずこに……。

 

 

 

 

 

 

 

ジャジャ~ン。春限定のたこやきならぬたいやきです。大村公園観光案内所近くで見つけました。ピンク色の餡は、そう、さくらあん❤ 出来たてを購入できたので、皮がパリッとして美味。お花見気分をまた一段と盛り上げてくれそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜をまだ見つけないまま、たいやきに走ったので、今度こそ園内にある案内看板や石碑をちゃんと見つつ、お花見をしようと思い直しました。そんな花より団子の胸中を戒めるかのごとく、石碑が。ナニナニ……大村公園の桜は、明治時代、東彼杵町生まれの長岡安平という人が東京から1000個の種を持ち帰ったのが始まりとは。

 

 

 

 

 

 

 

みなさまのお花見のご参考になるかどうか、わかりませんが、私が行ったのは3/26(木)でした。あまり咲いてませんでしたが、平日だというのに、なかなかの賑わいぶり。ウォーキング姿の方もいましたよ。あと一週間もすれば満開かな?

 

 

 

 

 

 

 

石垣のお掃除も入念にされていました。腰に縄を巻きつけた、まるでレスキュー隊のような姿で黙々と雑草除去中。働く男の背中☆ですね。思わず桜を忘れて激写してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼんぼりを見ると、一気にお祭り気分になりません? 協賛で灯されるぼんぼりに郷土愛を感じる!! 夜はもちろん、ライトアップされます。

 

 

 

 

 

 

 

広い園内でココの桜が一番、咲き誇っていました。場所は玖島城跡を大手門から入るところです。あ、梅ケ枝荘のあるところといった方がわかりやすいかも。ちなみに、梅ケ枝荘は、梅ケ枝焼と大村ずしが有名。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大村公園にはいろんな種類の桜があります。早春に咲くカンヒザクラやオオシマザクラ、4月上旬~中旬頃にはオオムラザクラも。

 

 

 

 

 

 

 

まだ咲いていなかったので、写真の写真で失礼します。写真右の、やや濃いピンク色がオオムラザクラ。国指定天然記念物にも指定されているんです。八重桜を2つに重ねた独特の二段咲きで、花弁が多いのが特徴。花弁は少ないものでも60枚、多いもので200枚!!もあるそうです(よく数えたね……)。私も以前、生オオムラザクラを見たことがありますが、とっても華やかで、お花見したぞ!と興奮したことを思い出しました。見応えバッチリなので、長崎人ならぜひ一度は実物を見ていただきたい!

 

 

 

 

 

 

 

大村公園には「花ちゃり」なるものが。電動アシスト付き自転車をレンタルできます。しかも2時間以内だったら1台300円とリーズナブル。自転車ってなんか青春って感じがするな~。チャリからのお花見も気持ち良さそう。

大村公園観光案内所でチラシをゲット! 桜を皮切りに、シャクナゲ、ツツジ、花菖蒲と6月まで、大村市内の至るところでいろんな花が見られる「おおむら花まつり」。ようやく気候も暖かくなってきたし、お弁当を持って出かけてみてはいかが?

 

おおむら花まつり

場所 大村公園

~6/20(土)まで

入場無料

駐車所あり