いい旅立ちを願ってご祈願を

春は別れの季節、旅立ちの季節。ちょっぴり悲しいけれど、またいつの日にか会おう――そんなときに祈願したい場所を、今回はご案内します。

 

 

 

 

 

 

 

訪れたのは長崎市新大工エリア。シーボルト通りがあることでも知名度は高いと思われます。通りの看板にもシーボルトが描かれていて、今でもシーボルトは、町の人々のヒーロー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「長崎街道ここに始まる」の石碑。そう、ここが長崎街道の起点です。昔の道は、今のようにアスファルトでもないから、歩きにくかっただろうし、しかも草履や下駄だろうし。長崎街道は、坂本龍馬や吉田松陰といった幕末の志士や游学者、長崎奉行やオランダ商館長まで、様々な人々が行き交う通りでした。現在は、車道でもあるので、なかなか車の多い通りにもなったようです。

 

 

 

 

 

 

 

案内看板によると、ラクダも、この通りから入ってきたらしい。現代でもラクダがこの道を通ってきたら話題になるなぁ。情報の発信地にもなっていたに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

ご紹介が遅くなりましたが、本日の舞台は、こちらの桜馬場天満神社。1663年(元和9年)に現在の場所に建てられたそう。それにしても鳥居が……すごいことに……!!

 

 

 

 

 

 

 

遠くからだと鳥居が建物に突き刺さっているように見えたけど、さすがにそれはなかった。しかし、このギリギリ感。ある意味、神業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天満というと、そう、菅原道真公を祀った神社。道真公といえば、牛好きで牛との縁も深いお方なので、ここにも御神牛が鎮座まします。身体健全の祈願もできるので、自分が健康になりたいと願う身体と同じ御神牛の部分をさすると良いそう。道真公だから、特に頭が良くなりますようにとの願いが叶う率、高し!? 道真公の好きだった梅の花も見事。

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ願掛けができます。それは、冒頭にもふれた旅の安全祈願。幕末、長崎街道の起点に近いこともあり、ここで旅の安全を祈願しつつ、酒を酌み交わしたといわれています。昔の旅は危険がいっぱい。もしかしたら、今生の別れってこともありうるから、なおさら祈願したくなるんでしょうね。旅に出る喜びもあり、不安もあり、友との別れが寂しくもあり。楽しいことばかりではない、複雑な心境だったのかも。

 

 

 

 

 

 

 

境内はあまり広くないけど、見どころ満載。裏手には熊谷稲荷神社もあり、商売繁盛も祈願できます。梅が咲く境内で滑り台って楽しそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い鳥居から石段を下りていくと、名所があると聞いたので、さっそく行ってみることに。

 

 

 

 

 

 

 

右が長照寺別院と織部善神堂の石碑、左は長崎祠記碑(しきひ)といわれる西道仙の石碑です。でっかい石だな~。西道仙は明治時代に活躍した文化人で、長崎県政の発展にも貢献した大物。

 

 

 

 

 

 

 

また桜馬場天満神社に戻ってきました。猫の額ほどの神社ですが、壮大な歴史ロマンに満ちあふれている! 現代人の私たちも、いろんな”旅立ち”の前に、お参りしたいところです。

 

桜馬場天満神社

ご利益 旅行安全、身体健全(御神牛)、商売繁盛(熊谷稲荷神社)

アクセス 新大工町電停より徒歩約5分

五島列島福江島沖の黄島でグレ爆釣!

2014年12月23日(火)、五島列島福江島沖の黄島に釣行した。

事前情報では、月初から続く寒波と時化の影響で急激に水温低下しており、食い渋っているとのことだった。

この日、私たちは、黄島沖の中美漁に上礁した。

〈上礁した中美漁〉

 

マキエの準備をしてから、新発売の「匠グレ」の0号と「GPS」のSサイズのG6を使った半誘導仕掛けを準備した。最初は、3ヒロのタナからスタートする。

〈朝陽〉

 

マキエが効きだすと、ぽつりぽつりと30~35cmのグレ(オナガやクチブト)があたってくるようになった。しかし、当たりは渋く、ウキに当たりが出たら少し誘ってやると、ウキをスーッと海中へと引きこむ当たりとなるパターンだった。

 15時の回収まで、大型は釣れなかったものの、最大で42cmのクチブトグレを筆頭に30~40cmまでを20匹以上仕留めることができた。

 

〈釣果〉

 

今後は、急激な水温低下にグレが慣れてくるので年末から年明け、2月までは寒グレ釣りの最盛期を迎えるだろう。

〈渡船:おうしま〉                   〈夕陽〉

ながさき 島ステーション 長崎大漁旗!長崎編特別寄稿 奥野賢志

素通りできない甘~い誘惑

日に日に春の気配を感じる今日この頃。みなさま、いかがお過ごしですか? 春はお花見シーズンですが、花より甘かモンが食べたいという方にピッタリの長崎名物をご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

梅は咲いたか桜はまだかいな――まだまだ寒い日が続くというのに、梅は元気に咲いてました。ところでココはどこかというと……。

 

 

 

 

 

 

 

長崎市街地にある大徳寺公園です。大徳寺といえば、私の脳裏に浮かぶのはコレ。「長崎七不思議」のあの歌。

 

 寺もないのに大徳寺 平地にあるのを丸山と 古いお宮を若宮と 桜もないのに桜馬場 北にあるのを西山と 大波止に玉はあれども大砲なし しゃんと立ったる松を下り松 これで七不思議

 

これを大津絵節のリズムに合わせて歌います。長崎人なら、なんとなく聞いたことあると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

伊勢町にあった大徳寺が、1708年(宝永5年)、こちらに移転。七不思議の歌のとおり、今は大徳寺はありませんが、手水鉢に当時の姿が描かれています。フルベッキなどの偉人たちとゆかりのある場所としても有名。

 

 

 

 

 

 

 

グルメ紹介なのに、なかなか出てこないじゃんと思った方、お待たせしました~! 大徳寺跡に来たら、ぜひ味わっていただきたいスイーツがこちら、老舗 菊水大徳寺さんの梅ケ枝焼餅です。素敵なお店の看板に、しばし視線が釘づけになること間違いなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4個で600円とはなんとも良心的プライス。しかも、注文後、目の前で焼いてくれます。餡を素早く餅でくるんで、焼き型に入れ、じんわりと焼いていく。もしかして、出来上がるまで5分もかかってないのでは!?と思うほどの職人技です。香ばしいかおりとともに、いつの間にか、お餅がぷっくりと丸く盛り上がってくる。カタチからして「そりゃもう、うまかろう」と思わせる、説得力あるフォルムに拍手。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外はカリッと、中はふんわりの理想の食感。最近のスイーツは甘さ控えめで少々物足りなさを感じますが、こちらは甘党の期待を裏切らない甘さとボリュームで、思わずガッツポーズをしたくなります(←私だけか?)。後味がさっぱりとしているから、1個、ペロリといけちゃいます❤

 

 

 

 

 

 

 

この艶々のこしあんといったら。この滑らかさはココでないと味わえないかも。毎朝、お店の向かいの大釜に薪をくべて作っているそう。火加減、難しいですよね。目も離せないだろうし。諸々のことに感謝しつつ、熱々をいただきます!

 

 

 

 

 

 

 

あ、藤棚発見。ということは、5月頃は藤の花を見ながら梅ケ枝焼餅を食べられるのかぁ、やった~。私と似たような、花より団子的な女子がどこからともなくやって来た。だよね。この甘~いお餅の焼ける匂い、素通りできませんから!

 

老舗 菊水大徳寺 ℡095-826-9566

営業時間 10時~17時

休み 不定休 

様々な物語が残る魅惑のエリア

ここは、長崎市夫婦川町のトッポ水といわれる場所。夫婦川町公民館からすぐのところにあります。今回の細道は、春だから春の名前がつく春徳寺周辺を散策してみることにします!

 

 

 

 

 

 

 

手前がトッポ水の建物です。トッポと聞くと、某有名お菓子を連想してしまった私ですが、説明看板によると、弘法大師が獨鈷(どっこ)で地面を掘ったら、水が湧き出てきたので、この名前がついたとのこと。どっこが転じてトッポかぁ。ちなみに、この水を雌川(めがわ)、春徳寺下の斎道寺泉を雄川(おがわ)と呼び、この2つの水が夫婦川の町名の由来ともなっているそう。江戸時代には、長崎に来航する船舶に補給する飲料水でもあったとか。現在は飲むことはできませんが。昔も今も、町の人々の心をそっと、癒やしています。

 

 

 

 

 

 

 

トッポ水から石段を上ると、このお地蔵さまのところに到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お地蔵さまから、さらにこの石段を上れば、春徳寺にたどり着きます。それにしても大木の根もとがすごいことになっとる! 自然の力強さを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春徳寺に向かう前に、迂回してみることにしました。頭上が駐車場になっているので、下の道がトンネルになっています。突然の雨もしのげそう。

 

 

 

 

 

 

 

迷わず行けよ。行けばわかるさ――とお地蔵さまたちの声が聞こえた(ような)。それぞれにお顔が違っているので、思わず自分好みのお地蔵さまを探してしまいました。昔の人は、丁寧に作るなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、コレは! 長崎ならではといっていいかも。坂道が多い長崎では、ゴミ回収時に、写真の緑色のカゴを使い、ソリのように引いて坂を下っていくのです。体力勝負ですな。

 

 

 

 

 

 

 

春徳寺といえば、県指定有形文化財にもなっている唐通事・東海家の墓があることでも有名です。この看板から、もう右手に見えています。ちょっと、寄り道して拝観しました。

 

 

 

 

 

 

 

カメラの広角レンズを駆使しても、お墓の全部を収めきれないぐらいの広さ。どんだけお金持ちだったの?と俗世で生きる私はひとりごちた。この墓は、二代目・東海徳左衛門が、父母のために作らせたという温かなエピソードも残っています。

 

 

 

 

 

 

 

長崎のお墓は、見晴らしの良いところにつくる。ご先祖さまに、いつまでも美しい風景を見てほしいとの願いも込められているのでしょうね。しかし、参る側は、体力的になかなかしんどいと思われますが。東海家の墓からの眺望はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

東海家の墓から、さらに上へ行くことに。実は、個人的に行きたかったところがあります。それは、春徳寺から上へ行った城の古址(しろのこし)。全国的にブームとなっている城の石垣を見たくて、というワケではありませんが、最近、知った「長崎の伝説」の舞台となったところでありまして……。

 

 

 

 

 

 

 

さきほどの階段から、歩くこと数分でこちらにたどり着きました。龍頭岩といわれています。伝説とは――昔、笛が上手なお竹という娘が、毎日夕方にこの岩の上で笛を吹いていました。すると、ひとりの美少年が現れ、たちまち2人は恋に落ちました。でも、日に日に、お竹の様子がおかしくなるので、祈祷してもらうことに。正気を取り戻したけど、その後、龍頭岩にあの美少年が現れた。怪しいと思った修験者が大声で一喝すると、瞬く間に大蛇の精になった……。その日から岩を叩くと「タンタンタケジョ」と音がするようになったとさ――気になって、この伝説が書かれた本やインターネットを見たのですが、話がちょこちょこ違っていました。辺りには大岩がゴロゴロしていたので、龍頭岩が本当にこの岩なのか、あまり定かではありません……。にしても2人(詳しくは1人と1匹)とも両想いだったからいいじゃん。なんていうのは無責任かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失礼して柵の中の不動明王さまを撮影。心なしか不動明王さまにしては、スリムで端正なお顔立ちのような気がしました。もしや大蛇の精が宿ったか!?

 

 

 

 

 

 

 

城の古址から華獄山春徳寺の方へ。春徳寺も見どころ満載です。長崎初のトードス・オス・サントス教会跡であったため、コレジヨやセミナリオも置かれていたとか。禁教時代にすべて取り壊されてしまうのですが、遺構として当時の井戸が残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は春徳寺通りへと下りました。1567年(永禄10年)頃、長崎に初めてキリスト教を布教したルイス・デ・アルメイダの渡来記念碑や、近くには日本初の煙草の栽培地もあります。数十メートルの道には歴史がいっぱい。ドラマチックな春徳寺周辺のプチ旅となりました。

 

トッポ水~東海家の墓~城の古址~春徳寺通り

歩いた時間 約1時間

 

 

イケメン釣り人率高し!? のんびりと香焼へ

今回の釣りスポットは、長崎市香焼町にお邪魔してみました。撮影時は、2月下旬の、とっても寒い日。しかも曇天です。釣り人は果たしているのかしら? さっそく調査!

 

 

 

 

 

 

 

ここは伊王島大橋へ向かう途中の、長崎市香焼町安保(あぼ)地区。映画「いつか読書する日」のロケ地にもなった静かなところ。トンネル手前の堤防へ行ってみることにしました。

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美しい町並みと、桜と、鳥刺しと!?

まだまだ寒い日が続きますが、長崎各地は、早くも春気分が味わえるお祭りづくし。そういえば、暦の上ではもう春!ですよね~。今回、ご紹介するイベントもそのひとつ。春を感じつつ、温かな気分にひたれるお祭りです。雲仙市国見町で行われている「緋寒桜(ひかんざくら)の郷(さと)まつり」にお邪魔しました。まずは、歴史深い通りを散策してみましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

平成17年に伝統的建造物群保存地区の指定を受けた神代小路(こうじろくうじ)。江戸時代の区割りを、今でもほぼ残しているとか。10年ほど前に来たことがありましたが、この通り、こんなにキレイだったかな? 写真右側の立派な石垣が鍋島邸です。

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人生の節目節目でご祈願を

ここは西彼杵郡時津町にある祐徳稲荷神社。元村地区の住宅地内にあります。目印はズバリ赤い鳥居。稲荷神社といえば、商売繁盛ですが、そのほかにもいろいろご利益があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い鳥居が、住宅地に突如現れるといった感じ。それにしても境内には鳥居がいっぱい。なんだか得した気分になるのは私だけ?

 

 

 

 

 

 

 

立派な本殿。稲荷神社のイメージカラーである朱色が、周囲の木々に映えてキレイ。案内看板によると、明治13年に佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社の御分霊を移して祀ったそう。商売繁盛だけでなく、家内安全、無病息災、交通安全などご利益もオールマイティ。もちろん、おみくじやお守りも購入できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すえひろって……あのブライダルコスチューム スエヒロ!? なんでも、時津町のお隣にある長与町在住の宮田氏が、長崎市諏訪町に営業したスエヒロの商売繁盛を祈願するためにお祀りしたそう。もともとは別の場所にあったのが、平成2年にこちらへお引っ越し。今でも、年に1回、社長自ら参拝するそうです。ぜひその商運にあやかりたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

本殿にお邪魔しました。巨大提灯のオンパレード!! 長崎の企業が、我も我もと寄贈されていました。ザッと見ても、20個はある……。迫力満点で、見るだけで気分も上がります。

 

 

 

 

 

 

 

眼光鋭いお狐さまが印象的。悪いことをしたら、きっとバチが当たる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本殿周りを散歩することに。さっそく「狐塚」と書かれた石碑を見つけました。石碑の周りにはお狐さまがいっぱい。これは、もともと地域の家庭に祀られていたお狐さまなんだとか。ご家庭の事情があり、お狐さまを預かっているそう。稲荷神社にはやはり、お狐さまがよく似合います。強いて言うなら、本家に戻った!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狐塚から先へ進むとすぐにこの階段が見えてきます。気になる。さっそく上ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

命婦社(みょうぶしゃ)と書かれた神社が。命婦社とは、稲荷大神のお使いである白狐の霊をお祀りしたもの。婦人の守護神ともいわれています。

 

 

 

 

 

 

 

桃太郎神社もあります。愛知県犬山市からの分神で、長与町道ノ尾にあったのを、こちらへ移しているそう。子どものたくましい成長と学業成就を祈願できます。

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが、今年の2/1に、節分祭が行われました。といっても境内で豆まきというスタイルではなく、各家庭を巡回して、福を招き入れるといったもの。しかも、ただ巡るワケではなく、裃(かみしも)姿のお殿さまや猿田彦神の天狗姿、そして女装などの恰好で家々を巡ります。ちょっとイベントにお邪魔しました。

 

 

 

 

 

 

 

18時頃にスタート。まず、本殿で祝詞があげられ、裃姿の年男たちを中心にお祓いを受けます。お祓いは10分ほどで終了。この後、10人ぐらいが1組となって、3つに分かれ、元村地区の家々を回りました。

 

 

 

 

 

 

 

口上を述べながら、各家庭に入り、豆まき。除災招福や家内安全を祈ります。地区の壮年部が中心となって開催するようになって30年以上(!)の恒例行事。お知り合いに元村地区の方がいたら、来年、ぜひご参加を。福にあやかりたいものです!

 

祐徳稲荷神社

ご利益 商売繁盛、家内安全、無病息災など

アクセス 時津町役場から徒歩ですぐ

常備菜にしたい甘辛そぼろ

今回のグルメは、浦上そぼろをご紹介。ネーミングの由来には諸説あります。「粗いせん切りのことをそぼろというから」「ポルトガル語のソブラート(余りものという意味)が転じたもの」などいろいろ。何はともあれ、まずは作ってみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

作る前に浦上そぼろのレシピが載った本やインターネットで予習したところ、マストな具材は豚肉、ごぼう、こんにゃくのようです。ごぼうは、ささがきが太くなってもいいとのことだったので、安心して!?粗めに切りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がプラスした具材は、せん切りにしたにんじん、さっとゆでて細かく切ったさやいんげんに水で戻したしいたけ。ほか、揚げかまぼこやもやしを入れる方も。具材は、もちろん「そぼろ」で。豚肉も細かく切るということで、インパクトに欠けるのでは?と思いましたが、それが、かえってポイントかも。豚肉を大きくカットしてしまうと、豚肉の炒めものになっちゃいますから。豚肉の部位はお好みで。バラ肉でも、モモ肉でもOKです。

 

 

 

 

 

 

 

わりと「3行レシピ」的で、作り方はカンタン。①具材を粗いせん切りにする②サラダ油をひいた鍋に、豚肉を入れ、炒めた後、他の具材も入れて炒める③調味料を加えて炒り煮する。以上! 調味料は醤油、酒、砂糖。甘辛い、あのきんぴらごぼうの味に近いと思われます。だし汁を少し足して、しっとりさせる方もいれば、私のように、しいたけの戻し汁を少し加える方もいるようです。

 

 

 

 

 

 

 

長崎人たるもの、やはり砂糖は多めにしたいもの。年配の方は、今でも砂糖が足りないことを「長崎のとおか(遠い)」といいます。昔、砂糖が長崎から輸入品として入ってきた貴重な調味料だったことから来た言葉だといわれています。長崎から入ってきた砂糖が少ないから、長崎が遠い。上手い言葉ですよね~。言葉ひとつで、長崎の歴史も知ることができるなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦上そぼろは、肉を食べる習慣がなかった日本人のために、ポルトガルの宣教師が、野菜と一緒に調理して食べることを教えたともいわれています。豚肉を細かく切るというのも、食べ慣れていない日本人のために、そうしたのかな~と思ってしまいました。浦上と名前がついているだけあって、浦上地区では、今でも家庭料理として作る方も多いとか。また、長崎市内の小学校の給食でも出されるそうです。作ってみて思ったけど、コレ、常備菜にピッタリ! 豚肉とごぼう、こんにゃくを軸に、いろんな具材を入れて、「マイ浦上そぼろ」を完成させたいと思いま~す。

クラブの大会で五島列島へと行ってきました。

1日目の2014年11月29日(土)は、前日からの南のウネリと北西の風で西磯には展開できず、福江港の近くの屋根尾島へと渡礁しましたが、小さいサイズ(30cm以下のクチブト・オナガ)が中心でした。

上礁した屋根尾島の磯

 

2日目の11月30日(日)は、西磯のホゲ島へ展開するも前日からの残るウネリによる大きなサラシと竿を持つのもやっとの東寄りの爆風。

上礁したホゲ島の磯

 

早速、「巧派グレ」のMサイズの2Bと「キャッチ水中」のBを使った半誘導仕掛けで30cmクラスの中から40cmを仕留めたが、ウネリと上げ潮のため緊急回収となってしまった。

上礁した福江島の地磯

 

その後は、福江島と久賀島の水道にある福江島の地磯へと瀬替わりした。

しかし、瀬替わりと同時に雨が降り出し、大雨に・・・。

水道は地磯でも潮が通すため、「g-beat」の5Bと「テンション水中」の3Bを使って本流を攻め最大で43cmのクチブトを仕留めたものの、ここでも30cm前後のクチブトやオナガが多く傷ついた魚のみキープして納竿した。

2日目の釣果

 

  

今回使用したマキエ               夕陽

今回は、天候に恵まれず厳しい状況でしたが、五島列島は、これからどんどん状況がよくなるので、また釣行したいと思います。

長崎編特別寄稿 奥野賢志

滑石のルーツを知って街中さるく

長崎市北部に位置する滑石地区が、今回の細道。ウォーキングする方、学生、買い物帰りの主婦……と、街中の賑わいに人口密度の高さを感じます。それと、個人的にも気になっていた「太神宮(だいじんぐう)」。バス停の名称にもなっている太神宮の謎にも迫ります。

 

 

 

 

 

 

 

夕方頃に来たので、下校中の児童をよく見かけました。大園小学校近くの通りです。あいさつゾーンの文字がまぶしい。

 

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