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2016年3月のアーカイブ

航海安全の守り神 住吉神社

鴨居瀬の住吉神社01

 対馬東部にある住吉瀬戸(紫瀬戸)に住吉神社が祀られています。古くから航海安全の神様として地元の漁民から信仰されてきました。昔は瀬戸が紫色に染まるほど紫色のサンゴが見られたそうですが、現在ではわずかしか見ることが出来ません。

由緒には、対馬で彦火火出見命と結ばれた豊玉姫が、この地に産屋を造り皇子を出産、抱育した古跡とあり、祭神は「彦波瀲武鵜茅草茸不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」と「三筒男命(住吉神)」となっています。

住吉瀬戸 紫瀬戸

紫瀬戸

神社は、瀬戸に浮かぶ岬にあるため規模は大きくありませんが、静かで美しい場所にあるため島内の他の地区からの参拝客も多いようです。拝殿には奉納の絵馬が多く、信仰の篤さが感じられました。

住吉神社 拝殿

住吉神社絵馬

住吉神社02  

対馬特派員 鍵本泰志

名称 住吉神社

住所 長崎県対馬市美津島町鴨居瀬491番地

アクセス 国道382号線を北上、浅海中学校を右折。厳原市街から約26km。車で35分。グーグルマップ

 

しぼりたて生酒と美味しい肴

新酒生酒と旨い肴01

 今の時期は全国の蔵元で蔵開きが行われ、新酒を目当てに大勢のお客様が訪れているとか。対馬で唯一の蔵元、河内酒造でも行われましたのでさっそく新酒のしぼりたて生酒を購入してきました。

通常販売されている日本酒は殺菌のため加熱処理が行われていますが、生酒の場合は一切行っていないため芳醇な香りが楽しめます。そこで今回は、このお酒に合う酒肴を作ってみました。

いかの塩辛

 一品目はイカの塩辛。蔵開きに合わせて数日前に水揚げされたばかりのイカを購入し準備していました。イカのワタと身は塩を振って一晩冷蔵庫で寝かし、次の日に混ぜるのですが、ここでワタの半分(2杯のイカだと1杯分のワタ)をフライパンで弱火で熱し覚ましたものを一緒に入れるのが我が家流。あとは隠し味に少量の醤油も入れています。アルコール消毒したタッパーに入れて冷蔵庫に保存して5日目くらいで食べごろです。そのあいだ、一日一回は混ぜてください。

あじのなめろう

 二品目はアジのなめろう。新鮮で型の良いアジが手に入ったので三枚におろし、皮をはいで腹骨と中骨を取り除き、味噌、大葉、おろし生姜、ネギと一緒に包丁でたたけば出来上がり。簡単なわりに肴としても、ご飯のおかずとしても最適な料理です。

あさりの酒蒸し

 三品目はアサリの酒蒸し。砂抜きしてあるアサリを流水で殻をこすって洗い水気を切っておきます。フライパンにゴマ油を熱しニンニクのすりおろしを加え香りがたったらアサリを投入。日本酒をひたひたに入れフタをして殻が開くのを待ちます。途中フライパンを軽くゆすると閉じてる殻も開きます。開いたら醤油を少し回しかければ出来上がり。皿に盛って小口切りしたネギをかけて食べてください。

 昔の人は塩や味噌を舐めながら日本酒を飲んでいたそうですが、ここで紹介した酒肴もけっこう塩分がきいて日本酒との相性も抜群です。ただ、健康のために塩分の取りすぎには注意しましょうね。

皆様もお酒に合う自分好みの酒肴を作ってみてはいかがでしょうか?旨い!もう一杯!

しぼりたて生酒

対馬特派員 鍵本泰志

トンネルを超えて行こう!対馬のウエストコースト

鵜瀬海岸

 険しい山が多い対馬。東海岸から西海岸へ行くにも山越えで行くルートしかないため、距離の割に時間がかかったり、大型のバスやトラックが走行しにくいなどの問題がありました。

そのような問題を解決するために、新しく開通したのが佐須坂トンネルです。今までだと西海岸まで山越えで20kmの道のりを40分程度で行っていましたが、トンネルを通ると20分で行けるようになりました。佐須坂トンネル01

 トンネルは3分程で通り抜け、そこから15分で西海岸へ到着!強い風が吹いていましたが、海の色はきれいなマリンブルー。天気が良かったので韓国が見えるかな?と思いましたが、残念ながら今回は見ることができませんでした。

西海岸01

 小茂田港の南西にある鵜瀬に行ってみると、波が打ちつける岩の上に海鵜(うみう)がコロニーをつくっていました。岩の上が雪をかぶったように白くなっているのは海鵜の糞でしょうか?今は休憩の時間なのか海に潜って魚を獲る光景は見れませんでした。残念!

海鵜のコロニー

対馬特派員 鍵本泰志

春の磯開き 懐かしい磯ものがいっぱい!

磯のかた貝

(かた貝(松葉貝)・厳原町小茂田の磯にて)

磯開き・おがみぜ

(おがみぜ(カメノテ)厳原港の磯にて)

 春になると対馬の各漁村では磯開きが行われます。私が子供の頃は、自由にとっていた磯ものと呼ばれる貝類ですが、最近は減少して漁業権が無い人がとることは禁止されています。子供の頃に食べていた味は大人になっても忘れがたく、無性に食べたくなることってありませんか?

 そういう時にお世話になるのが、生産者市場の鮮魚コーナー。さっそく覗いてみると、対馬ではオガミゼと呼ばれるカメノテや、かた貝と呼ばれる松葉貝、サザエ、トコブシなど磯ものであふれていました。

磯開き・生産者市場01  磯開き・生産者市場02

 そこで目をつけたのが、かた貝(松葉貝)。子供の頃は塩ゆでして食べていましたが、周りにいた人たちに尋ねると、貝殻ごと味噌汁に入れるとか、炊き込みご飯で食べると美味しいとのこと。さっそく購入して炊き込みご飯を作ってみることにしました。

かた貝

2パックでこの量。これで税込400円でした。

【炊き込みご飯のレシピ】

1.かた貝は殻と身が剥がれるように軽く茹でます。身は縮んで少し小さくなります。(茹で汁は捨てないで下さい)

2.かた貝の内臓は小石が噛んでいたりするので、取り去ります。そのときに細いひも状のものも内臓についてくるので一緒に取ります。

3.かた貝、にんじん、生シイタケ、ごぼう、こんにゃくを食べやすい大きさにカット。

4.洗ってざるにあげていた米を炊飯器に入れ、水の代わりに米の分量分の茹で汁をこしながら加えます。3の材料と薄口しょうゆ、酒、塩、みりんもしくは砂糖で味付けし炊きます。簡単ですね!

かた貝 炊き込みご飯

出来上がりました!磯の香りがして美味しそう!いただきま~す!

対馬特派員 鍵本泰志

 

 

節分と豆まき

豆まき

(対馬の天台宗僧侶による豆まき・・・醴泉院)

 一年が経つのは早いもので、もう春の訪れが感じられるようになりました。対馬の天台宗醴泉院では、今年も節分の時期に護摩祈祷と豆まきが行われました。

 旧暦では立春が新年の始まりとされています。節分は元々、季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前日を指していました。季節の変わり目には邪気が入ると信じられていたことから、宮中行事のひとつとして炒った大豆をまいていたのが庶民に広がり、神社やお寺、各家庭でもまかれるようになったとか。

 大豆は米と並んで神前に供える穀物で、穀霊が宿るとされています。その神聖な豆を鬼の目にめがけて投げ「魔目」それが「魔滅」につながるということで邪気を払い福を呼び込む意味があります。

護摩祈祷

(護摩祈祷の後は幸せと健康を願い参拝者全員がお祓いを受けます。・・・醴泉院)

 我が家でも節分の豆まきは昔から欠かせない大切な行事として続いています。子供の頃の思い出は、節分の夕方に母親が家中の窓を開け、私に炒り豆が入った枡を渡し「鬼は外!福は内!」と言いながらまくように言われてました。私はいつも近所の目もあるし恥ずかしいので小さな声で言いながらまいていたのですが、母親は「それじゃ鬼はでていかん!」と私から枡を取り上げ、近所中に響くような大声で盛大に豆をまいていました。毎年のことながら私は恥ずかしいのと、普段は物静かでやさしい母親の変わりようにいつも驚いていた思い出があります。

 対馬特派員 鍵本泰志

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