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島の細道 厳原 路地裏散策

私が住んでいる厳原町は、旧藩政時代には府中と呼ばれ城下町として栄えてきました。そのため、江戸時代から昭和にかけての建造物や史跡が数多く見られます。こちらの風格ある醤油屋さんは明治20年創業で、1981年に封切られた「男はつらいよ第27作、浪速の恋の寅次郎」のロケ地にもなっています。(マドンナ役の松坂慶子さんがきれいです^^)
 

対馬人なら知らない人はいない老舗の醤油、味噌屋さんですが、正式な名称より屋号の「マルエ」で呼ばれて親しまれています。その隣には、土蔵の壁に見事な竜虎のコテ絵が残っています。

こちらは、中世からの船だまり跡「中矢来(なかやらい)」を漂民屋跡から見た景色です。漂民屋(ひょうみんや)とは、江戸時代に朝鮮半島から日本沿岸に漂着した人々を本国へ送還するまで、介抱し宿泊させた施設があった場所で、国交が断絶していた時代にも人道的立場から変わらずに機能していたと伝えられています。

城下町厳原(旧府中)では、武家屋敷の石垣が数多く残されていますが、火災の類焼を防ぐ為の火切の防火壁もいくつか残されています。説明文によると高さ一丈三尺とありますので、約4mの高さですね。また、昔は江戸市中にも火切があったけど今は対馬の厳原に残るのみとあります。大切に保存したいですね。

厳原本川の最下流に架かる佐野屋橋は、国内で唯一の三心円アーチ式石橋です。佐野屋橋の名前の由来は、泉州佐野(大阪府泉佐野市)の商人、五味氏がこちらで佐野屋という店舗を構えていたことからつけられたと云われています。当初は木造でしたが、享保7年に石橋に変わり、大正6年にアーチ式石橋に改造されたと厳原町誌にあります。

今回の島の細道は、城下町厳原の路地裏をほんの少しだけ紹介しましたが、まだまだたくさん紹介したいところがありますので、次回もお楽しみに^^

 


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