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櫓漕ぎ舟の熱いバトル 舟グロー 厳原港まつり

長崎では中国から伝わったペーロンが有名ですが、対馬では、漁村に古くから伝わる伝統行事、「舟グロー(ふなぐろー)」が、お祭りの出し物や地域の行事として残っています。

「舟グロー(ふなぐろー)」の意味ですが、「舟くらべ」が訛ったものと云われています。

今回、厳原港まつりで舟グローに使用される和船2艘は、全長12mの木造船で22年前に厳原町の永留造船が制作。老朽化のため去年、全体をFRP樹脂で覆っており、新船のようです。

この和船は、形が細長いため停泊時はユラユラと安定感がありませんが、漕ぎ手全員の息が合いスピードが乗ると安定し、滑るように海上を進みます。

競漕は1船につき漕ぎ手が10名、船首には立って漕ぎ手を鼓舞する「あやきり」(この役は女性が良いらしく、男性のみのメンバーでは女装します)、掛け声、太鼓、柏木などで漕ぎ手のリズムを合わせる「手木」、船尾に舟の進行方向を調整する「舵取り」からなり、全員のチームワークが大切な競技です。

コースは厳原港の赤灯台からスタートし、フェリー岸壁方向へ直線で300m程の距離を競います。

休日の朝9時からのスタートでしたが、フェリー岸壁は応援の観客でいっぱいで、漕ぎ手に熱い声援を送っていました。

こういった和船は、昭和30年代まで漁や移動手段として日常で使われており、舟グローも各漁村で盛んに行われていたようですが、その後、廃れ、昭和の終わりから平成のはじめにかけて復活しました。

また、漁船がFRP樹脂全盛の現代に、和船の櫓漕ぎ舟を製作出来る舟大工が減っている中、製作技術を後世に伝えることも必要となっています。

名称:厳原港まつり「舟グロー(ふなぐろー)大会」
日時:毎年8月の第一土曜、日曜
場所:長崎県対馬市厳原町厳原港内


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