新春を迎えるにあたって、470年余りの歴史がある天台宗、醴泉院(れいせんいん)で、災いを打ち払い福を招く護摩祈祷が行われました。
ご本尊の前で護摩壇に火を点け、檀信徒さんたちの願い事が書かれた護摩木が次々に投じられ炎が大きくなるにつれ、対馬全島から集まった天台宗僧侶の読経が本堂に響き渡りました。ちなみにこの護摩とは元々インドから伝わったもので、天台密教でも最高の祈願法といわれています。
護摩祈祷が終わると、僧侶が檀信徒さん一人々の無病息災や延命長寿を祈りながらお祓いをします。私もお祓いをしてもらいました。分厚いお経で背中を何回か叩かれた時は、けっこう痛かったのですが、お祓いが済むと不思議と体が軽くなったように感じました。その後、本堂の外で恒例の豆まきが行われました。僧侶たちの掛け声は「福はうちー!」皆さん嬉しそうに豆を頂いていましたよ。
最後に、去年頂いたお札のお焚き上げで今年の護摩祈祷も無事終了。これで今年も元気に過ごせますね。
対馬特派員 鍵本泰志
名称 醴泉院(れいせんいん)
住所 長崎県対馬市厳原町天道茂470番地
壌炎招福護摩祈祷 毎年立春の前、二月
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