グルメ~五島牛編~

みなさんは五島牛をご存知ですか?

五島牛は知る人ぞ知るブランド牛。全国への流通が少ないため、幻の肉と呼ばれています。

今回の「愛しの島グルメ」は、五島が誇る「五島牛」をみなさんにご紹介します。

五島牛の素晴らしさを伝えるには、五島牛を扱うお肉屋さんに聞くのが1番。

ということで、五島で評判のお肉屋さん、五島市富江町にある精肉店・ニク勝さんにお話を伺いました。

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細道~武家屋敷通り~

両側には石垣の塀があり、まっすぐ伸びたこの通り。

なんとも、風情豊かな雰囲気だと思いませんか?

ここは、福江港から10分ほど歩いた場所にある武家屋敷通りです。

寛永11年(1634)に第22代藩主・五島盛利公が各地に散らばっていた豪族や五島藩士170余家を福江に移住させました。

その時、中級階級武士が住んでいたといわれるのが、今回、私が歩いた武家屋敷通りです。

全長約400メートルの石垣は、保存状態がよく全国でも珍しいそうです。

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釣り人~ヒラスズキ編~

五島の釣りといえば、なんといっても、クロ(めじな)や石鯛釣りが人気。
長崎や福岡をはじめ全国から週末になると多くの客がやってきます。
一方最近では「ルアー」という小魚に似せた疑似餌を使った釣りもひそかに人気となっています。
五島のルアー釣りで一番のターゲットが「ヒラスズキ」。
銀色に輝く魚体が美しく、大きいものは、1メートル近くになります。
海が時化た日の、しかも荒磯でしか釣れず、その強烈な力の強さから全国のルアー釣りファン憧れの魚として知られています。

今回は、若いころからヒラスズキを追い求め、
全国のルアー釣り愛好者の中でも名前を知られている、
ヒラスズキ釣りの名人、五島在住 荒木潤一さんにお話を伺いました。

 

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福江みなと祭りレポ

  
10月1日・2日の2日間、『福江みなと祭り』に行ってきました。
毎年、炎上太鼓や総踊り、花火大会などの様々な演し物が披露される『福江みなと祭り』ですが、
その始まりは、それまで行われていた、
港祭り・農業祭・商工祭りを1本にまとめようと、
昭和32年に『福江祭り』という名前で第1回目が始まりました。
昭和50年代に入り、参加側も見る側も1つになってやれる祭りはないか、
福江商工会議所の方々が全国の祭りを研究し、52年の春、青森のねぶたに白羽の矢を立てました。
商工会議所を通じて、各方面に協力していただき、中でも青森のねぶた師・石谷進さんの指導のもと、
ねぶたを導入する運びとなりました。
最初の3年間は、ねぶたを青森から運んできていたそうです。

ねぶた導入4年目からは島内でねぶたを作り、その数40台!
残念ながら、石谷さんは亡くなられましたが、石谷さんの遺志が今なお
受け継がれていて、市内の高校生がねぶたを作るまでになりました。

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パワースポット ドンドン淵

パワースポット2回目は、私が昔から愛してやまない滝「ドンドン淵」をご紹介します。この滝は、福江市街地から国道を車で20分、岐宿河務地区から戸岐の首(地名)へと向かう途中の山の中にあります。

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思い出のパン

五島育ちであれば、島外で暮らしていても誰もが懐かしく思い出すパンがあります。

それは・・・「坪パン」。

今回の愛しの島グルメでお邪魔した

「坪内製パン」通称「坪パン」は、

五島市中央町にある昭和25年創業の老舗のパン屋さんです。

二代目ご主人の奥様、坪内薫さんにお話しを伺ってきました。

坪内パンのパンは、店頭以外に五島各所のスーパーでも販売していますが、

「五島で育ったことがある人は一度は口にしたことがあると言っても過言ではない!」

と、私が断言するのは、五島市で学校給食が始まって以来、下五島全域の小学校・中学校・高校に今でもおいしいパンを運んでくれているからなのです。

学校給食に関しては、手間やコストまで考えた上での営業ですが、

「地元の子供達の食は、うちが作っている!」

という気持ちで続けているそうです。

そんな坪内パンのパンを食べて育った私たちは、味の懐かしさもさることながら、

パケージのデザインにも愛着があり、懐かしさを思い起こします。

昔はいろいろなパッケージデザインがあったのですが、坪内パン屋の顔といってもいい 

「チョコレートパン」 「焼きリンゴ」以外は透明のパッケージに変わってしまいました。 

コストの問題や、昔と違い原材料の表記シールを貼るために透明の袋になってしまったそうです。

「チョコレートパン」と「焼きリンゴ」だけは、周りの方の声もあり、昔ながらの姿で店頭に並んでいます。 “思い出のパン” の続きを読む

憧れの島

「釣り師たちのパラダイス!」、「磯釣りの聖地」、「釣り師たちの聖域」

と、様々な呼び名で愛されている、釣り好きにはたまらない島、五島列島。

私の周りにも釣りをこよなく愛する人々がいます。

釣りの経験1回の私から見た、五島での釣りの魅力は

「気軽にできる」

ということだと思います。

好きなことを気軽にできる環境ってすごく贅沢だと思いませんか?

夕方、学校や仕事から帰ってきて、晩御飯までの時間、プラ~っと近くの港へ行って釣り。

これが、たまになかなか帰ってこないと思ったら、遠くまで行って、マジ釣りしてたりするんですけどね。

五島の奥様方は、釣りが趣味の旦那さんには寛容な感じがします。おかずにもなるしね。

それに、女性の釣りクラブもあるんです。

「九州磯連盟 はまゆう 五島支部」というレディースチームです。

奥様方も旦那さんに負けず釣り好きってことか?!

防波堤での今の時期の狙い目は、メジナ、アジ、カサゴ、キス、サヨリです。

カサゴの味噌汁、最高ですよね☆ “憧れの島” の続きを読む

「福江みなとまつり」

毎年,秋のお祭りとして、「福江みなとまつり」が盛大に行われます。今年は、9月30日、10月1、2日の三日間です。

昭和32年に第1回が始まり、炎上太鼓や総踊り、花火大会などの様々な行事が行われます。昭和52年より、祭りのメインでもある青森のねぶたが導入されました。

余談ですが、私は中学生になるまで青森の真似ごとだとはしらず、こちら発信だと思ってました。ごめんね、青森。。。

五島ならではの、「遣唐使船」「倭寇」など五島の歴史や民話を題材に迫力あるねぶたで祭りはさらに盛り上ります。

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パワースポット

第一回目の取材は、五島列島のパワースポット。

周りの人に、どこがいいか聞き込みしたんですが、ほとんど知らない場所でした(-。-;

が、それらの場所は今後、取材するとして、、、。

 

”パワースポット”をウィキペディアで調べると、

「地球に点在する特別な”場”のこと」

「大地の力(気)がみなぎる場所」

とありました。そこで考えた私のパワースポットは………「五島」です!!!

あ、ズルいですか?

ならば、「鬼岳が見える景色」です。

五島のシンボル「鬼岳」

ただし、「鬼岳」がパワースポットという意味ではなく、「鬼岳が見える景色」全部が私にとってのパワースポットなのです。

鬼岳は、福江島の東部にそびえる標高315mの山。全山が芝生に覆われていて美しい臼状をしています。

島の小学校の遠足は決まって鬼岳でした。てっぺんまで登り、大声で叫んで走り回っていました。

山に登るのもとっても気持ちいいのですが、私は昔から、遠くから眺める鬼岳が大好きです。

観る場所によって、一こぶだったり、二こぶだったりして、色んな景色になります。

鬼岳の緑と空の青がなんともたまりません。

元気をもらいたい時は、鬼岳が観えるコースをドライブします。

どっしりと、優しく佇んでいる鬼岳を観ると、癒されて気分爽快です。

いつか私が家を建てる時は、絶対に鬼岳が見える場所と思ってます。

ね、写真観てるだけでも、気持ちいいでしょ?

[鬼岳]   住所:五島市上大津町   福江港より車で15分  福江空港より車で5分

※バスでのアクセスはありません。

ちなみに、「おにだけ」と書きますが、島民の呼び方は「おんだけ」です。

photo: Shinobu Hirayama