愛しの島グルメ 朝市はスローフードの宝庫

私が住んでいる厳原町では、毎週日曜の朝8時から「城下町朝市」が開かれており、対馬の生産者が直接新鮮な鮮魚や農産品、食品などを販売しています。地元産の美味しい食材が安価で手に入るとあって、町内の主婦から観光客まで多くの方が買いに来られます。

 


私が幼い頃は、町内にアーケード市場があって多くの買い物客で賑わっていました。そんな活気のある市場は見て歩くだけでワクワクしたものですが、今回水揚げされたばかりの鮮魚や搗きたてのおもち、収穫したばかりの農作物など写真に撮っていると久しぶりにその感覚がよみがえりました。この朝市、日曜日だけではなく常設市場として対馬の名物にすると地域活性化の起爆剤としての役割を果たせるのではないでしょうか?

また、朝市ではないのですが、11月5日には正午から対馬で養殖されたマグロ解体ショーと試食会、美津島町根緒地区の漁師料理だった石焼料理の試食会が行われ、大勢の韓国人観光客や地元の方が行列をつくり、新鮮な対馬の食べ物に舌鼓を打っていました。(私も根尾地区の漁師さんのお宅で石焼料理をごちそうになったことがありますが、ニンニクなどを漬け込んだ自家製の醤油ダレで食べる新鮮な魚やイカ、野菜の石焼料理は絶品でした)

※石焼料理・・・美津島町根緒地区の漁師達が浜辺で、焚き火の上に石英斑岩の薄い石を置き、新鮮な魚介類を焼いて食べていたものが広まり、対馬の郷土料理のひとつになりました。

名称:城下町朝市
場所:対馬市交流センター
アクセス:厳原港から北西へ750m(徒歩で15分)
日時:毎週日曜日午前8時から


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