毎年、春と秋のシーズンに島内で人気の釣りといえばエギング。狙うはキロオーバーのミズイカ（アオリイカ）です。今回は地元対馬でミズイカ釣りクラブとして発足したTEAM Junky（チームジャンキー）の白田代表と永留さんにお願いして夜間のエギングに同行させていただきました。そしてまさかの大ハプニング！さて、それは・・・？

エギングとは、餌木（えぎ）と呼ばれる疑似餌でアオリイカやヤリイカなどを釣る手法で波止からでも気軽に出来、道具も簡単なことから人気の釣りです。道具を見せてもらっても短い竿とリールと餌木だけととってもシンプル。釣り方も竿を振って餌木を海中に投げ入れしゃくるだけととっても簡単そうに見えました。（イカはしゃくっているときではなく、餌木が沈んでいるときに掛かることが多いそうです）
　秋は９月中旬から１２月中旬がシーズンで、春イカと違い大型はあまり釣れない代わりに数が多いそうですよ。

　そして唐突に「掛かったよ～」と言われあわててカメラをセット。釣り上げたのは４００グラム程のミズイカ。
　そして２投目を投げ入れ５分ほどでまた、「掛かったよ」の声が。カメラを構えてミズイカを釣り上げる瞬間を・・・

「ビチャ!!!」　「うわっ？！」

　私の体になにか液体のようなものが・・・・




　カメラはその瞬間を捉えていました。なんと液体はイカのスミ。私は頭から足の先までスミだらけ・・・テンションがた落ち・・・

　「イカのスミは洗濯しても落ちんよ」と言われ、さらにガックリ。おまけに生臭いし・・・



　TEAM Junky（チームジャンキー）のお二人はまだまだ順調に釣っていましたが、テンションが下がった私はここでタイムアップ。入浴と洗濯のために家路へと急ぎました。

　皆さんも釣り上げたイカのスミ攻撃には充分気をつけてくださいね。

取材協力：TEAM Junky （島内のエギング仲間１０名で結成された釣りクラブ。現在ではエギングだけではなく各種企業からスポンサードされたグレ釣りのチャリティー大会も主催するなど多方面で活躍）