ご利益ヨロシク 長崎スタッフ|ナガサン|2011.12.09

ぐるり一周で女の一生を願掛け!



 今回の長崎のパワースポットは長崎市の八坂神社界隈を巡ります。良縁に恵まれ、美人になって安産できる……女の人生ほとんどを願掛けできるコース仕立てとなっております。始めに訪れたいのは良縁祈願できるスポット、「長崎さるく」でもおなじみとなった奇縁氷人石です。




 清水寺へ上る途中にある聖天堂の正門前にあります。結婚を望む人は左に、世話人は右に名前や素性を書いた紙を貼っておくと、ご利益があるといわれています。今は貼るという方や貼っている人を見たことは残念ながらありませんが、石碑の前で静かに手を合わせ、良縁祈願することをおすすめします。石碑をよく見ると、確かに右側に「たつぬるかた」、左側に「をしゆるかた」と刻んでありますよ。



 昨年の2010年に本堂が改修された清水寺(きよみずてら)。元和9年(1623年)慶順が開創。唐寺以外での黄檗様式混入は珍しく、本堂は国指定重要文化財となっています。境内(下写真)からは長崎市街地が一望でき、気分爽快です。

 清水寺の境内から八坂神社方向へ歩いてみると、赤いノボリが見えてきます。2つめのスポットはこちら、櫻姫美人稲荷大明神です。

 やや小ぶりな稲荷大明神ですが、色鮮やかな朱色がとてもキレイです。稲荷神社なので、男性も商売繁盛を祈願しては。それとも「美人の彼女ができますように」と祈願でもしてみますか!

 櫻姫稲荷大明神の説明文がすぐ近くに貼ってました。なんでも参詣中の夫婦が出産で苦しんでいる狐を見つけ、一生懸命に介抱したところ、夜に夫婦の夢枕に美しい姿のお姫様が現れたそう。それが転じて美人祈願できるスポットになったってことか~。昔は、櫛などの新しい装身具を身に着けるときは必ず美人稲荷様にお参りする習慣があり、身も心も美しくなるよう祈願したそうです。心が美しく……。美人は外見だけじゃダメってことですね。

 赤い鳥居でおなじみの八坂神社は元和6年(1620年)に創建。寛永15年(1638年)に現在地へ移転しています。安産祈願は、御祭神のひとり・応神天皇(八幡大神)の母が神功天皇で、神功天皇が大陸より帰国したときに腹帯を巻いて筑紫の宇美(産み)の浜で無事、天皇を生んだという故事に由来しています。安産祈願できる長崎の神社として人気です。



 八坂神社は、櫻姫美人稲荷大明神のすぐお隣。美人になって安産を祈願……いや安産だから美人になるのか……? ま、祈願する順番は、そう深く考えなくても良いと思われます。

 筆供養の石碑も本殿横にあります。筆供養は役目を終えた筆に感謝するとともに、筆作りのために毛を提供してくれた動物たちの供養も兼ねています。そうそう、書道上達の祈願もできますね。



 清水寺から八坂神社までぐるりと一周すると、小腹がすきました。清水寺下には、赤田ちくわ店があります。

ご利益:良縁祈願(清水寺)、美人になれる祈願・安産祈願(八坂神社)など
拝観料:どちらも無料
清水寺 住所:長崎市鍛冶屋町8-43 TEL:095-823-3319
八坂神社 住所:長崎市鍛冶屋町8-53 TEL:095-822-3833


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