島の細道 五島特派員取材|庄司好孝|2015.3.5

海(水)の細道

細道探訪は絶対に歩かないと駄目です。車に乗っているとアッと思ったときには、もう通り過ぎた風景になってしまいます。


歩けばホラ、こんな素晴らしい瞬間に出会えます。



冬の陽だまり。祝福してるのは特に私じゃないんでしょうけど、少し得した気分でした。

海でも川でも水が見える景色が大好きです。だからたまに長崎に行くときもジェットフォィルじゃなくて必ずフェリーです。デッキに出て飽きもせずに波と水平線を見ています。(with 缶ビール)。

こちらは岐宿町漁港内にある神社。平安時代末期の悲劇の武将、源為朝(鎮西八郎為朝)の最後は未だにはっきりと分かっていないみたいですが、ここ岐宿町(昔は鬼宿町だったそうです)で亡くなったという言い伝えがあり、その首を鎮西神社として、胴体を八郎神社として、また四肢を為朝神社として供養しています。これは首を祀っている鎮西神社です。あとの2社もこの近くにあります。




岐宿港周辺をブラブラ歩いているとこんな階段を発見。











上がってみるとと直径2mほどの水貯め場がありました。昔の生活用水場ですね。写真ではわかりませんが奥の方にカワムツ(五島弁でカワモッ)が4~5匹泳いでいました。





また近くの路地裏ではこんなホッコリするものを発見。お地蔵さんの赤い腹巻がキレイだったのが印象的でした。






この井戸から歩いてすぐのとこにも綺麗な赤いオベベのお地蔵さまがいました。

田舎は歩くに限りますね。都会に暮らしている人達にとってはこんな感じがご馳走なんではないんでしょうか。今回の散歩道は岐宿町漁港周辺。 福江港から車で国道を三井楽方面へ約20分。

五島特派員 庄司好孝

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