島の祭り!|長崎スタッフ取材|しましま|2016.2.22

愉快なランタンに今年も会いに行こう!

長崎の2月のお祭りといえば、ランタンフェスティバル。昨年もご紹介しましたが、今回は私流の楽しみ方でナビゲーションしたいと思います。名づけて「面白ランタン探しの巻」!!
メーン会場の新地中華街会場です。長崎人には「湊公園」といった方がピンとくるかと思われます。特設ステージもあり、中国雑技や二胡演奏など毎日何かしらのイベントが行われています。が、今回の私の目的はイベントにあらず。面白ランタンを探すには、比較的人ごみの少ない平日を狙うべし。

とはいえ、まったくランフェス気分を味わえないのもなんなので、湊公園にある祭壇へゴー。よく映画やドラマで見られる、あの細長い線香を灯しつつ、1年の幸せを願います。行列ができますが、豚の頭のお供え物など、中国色満載なので、見るだけで楽しい。ぜひおまいりを。





毎年、干支にちなんだオブジェが登場します。今年は申年、そう孫悟空! 日本でも人気の西遊記をモチーフに作られていました。面白の前に、王道の干支オブジェは激写しなきゃ。

王道を写したら、いざ、面白ランタンの旅へ。さっそく湊公園でパンダに遭遇しました。普通、パンダというと可愛らしいイメージですが、中国ランタン(中国提灯)はあくまでもリアリティを重視。座って一緒に撮影できるようになっていましたが、誰一人座らず。この媚びていない感じに心打たれました。

パンダと同様、湊公園にあった動物ランタン。なぜゴリラとシロクマのチョイスになったのか不明ですが、こちらも迫力満点。若者男子がこわごわと横に座り、撮影をしていました。その気持ち、わかる……。






こんな顔のオバサンいるよねと思い、にじりより。さきほどの孫悟空と違い、撮影時、向かうところ敵ナシ。






たぶんカワウソ。人気のワンコやニャンコでもなく、もはや干支にもいないけど、この見事な動物セレクトに、個人的にうっとりしてしまいました。こちらも湊公園にいました。









人物型のランタンもあります。中央公園会場近くには、坂本龍馬&お龍さんのランタンがありました。あえて顔のパーツをデフォルメするようなことなく、写真で見る、あのしゅっとした龍馬&お龍さんに、ややほっとしました。



ラストは、面白ランタンでもなんでもなく、金運スポットといわれる黄色のランタンがたなびく中島川公園へ行ってみました。夜も素敵ですが、天気の良い昼間にこのパキッとした黄色が映えて、見ているだけで元気になります。面白ランタンで笑って、金運を高める。残るは、食欲を満たすのみ!

私のランフェスグルメといえば、カレーちくわ。中華っぽい肉まんやマーラーカオではなく、コレなんです。長崎は「かまぼこ大国」といわれるくらい、かまぼこの生産量が多い県だから、美味しさにハズレなし。弾力あるちくわとカレー風味の見事なコラボ。きっと来年も出店していると思う! ランフェスのシメにどうぞ。

平成28年2月8日(月)~2月22日(月)
2016長崎ランタンフェスティバル
新地中華街会場(イベントは湊公園)ほか

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