ながさき大漁旗! 五島特派員|ナカムラ|2011.12.07
~魚屋さんレポ~
今回の釣りのコーナーは、五島ではどんな魚が釣れているか知りたくて、創業昭和14年の山本鮮魚店さんにお話しを伺ってきました。朝、お店に行くと魚市で競り落してきた魚がたくさんありました。ほとんどの魚が五島近海で捕れたものですが、温暖化の影響で、沖縄近海の魚が入ってきたり、この時期には釣れない魚が釣れたりするそうです。
この日は、ブリ、カンパチ、サバ、サバ、アジ、イカ、鯛、サワラ、きびなごなどがありました。 五島ならではの美味しい食べ方は?と質問したところ、「鮮度がいいから、やっぱり刺身が1番」と答えが返ってきました。
ここで、魚に関する五島弁講座。
五島といったら「きびなご」五島では「きんなご」と呼ばれています。五島弁で「おびく」とは、手で魚をさばくこと。
例:「きんなごばおびけんば、五島の女じゃなか」
訳:「きびなごをさばけないと、五島の女じゃないよ」
ちなみに、包丁でさばくことは「じょる」といいます。
例:「こん魚ばじょっちょって~」
訳:「この魚をさばいてて~」
話を戻しますね。「魚食らべれる?」と、奥さまが、きんなごを慣れた手つきでおびいてくれました。
捕れたて新鮮なお刺身は、身がみずみずしくて、魚の甘さと九州の甘い醤油と相性バツグン!
五島の魚は、新鮮さが命。きんなごも、そのほかの魚もすべてさばいて、新鮮な状態で真空パック詰めにします。そして、ほとんどの魚が、東京や愛知の居酒屋、レストラン、個人のお宅に発送されるそうです。早い便だと翌日には届くそうです。五島の新鮮な魚が都会でも味わえるということですね。
でも、これから寒くなって、五島の魚に脂が乗って一段と美味しくなる季節です。
五島の新鮮な魚を食べに五島に来てみてはいかがですか?
山本鮮魚店
五島市栄町4-8
電話番号0959-72-3225
地方発送もしています。