島の細道 壱岐特派員取材|武原|2012.2.14

壱岐の中心で愛を叫ぶ?!


 今日は2月14日。セント・バレンタインデーですね!今日一日、日本中で、いろいろなドラマが展開されたのではないでしょうか??今日何も無かった方も、今回は「壱岐のド真ん中で、愛を叫ぶ?! 」島の細道を一緒に楽しんで下さいね!




この石の名前は何と言うでしょう?
<ヒント1>
「ここは、壱岐の真ん中ですよ」と、昔の人が置いて教えた石。
<ヒント2>
人の身体の真ん中にあるのは?

そう!もうわかりましたか?



 答えは「へそ石」です。
 道路標識もない昔は、自分たちで目印を置いて、道をわかるようにしていたのでしょうね。さすが、先人の知恵ですね。この石の隣には、ちょっと不思議な大きな石柱があります。



 車で通っていると、全く気付かないのですが、
良く見ると、上の柱は別のもので、仏様が彫ってあります。

 看板によると、六面十二菩薩。一つの面に2体の菩薩が見えるように、他の5面にも、2体ずつ仏様が掘ってあるのですね。



 昔の人は、歩いて壱岐の真ん中まで来て、この大きな石柱の上の12菩薩を見上げ、何を想っていたのでしょう~。

 やっとの思いで、歩いて来て、ここで出会った男女が、愛を語る場所だったら・・・。なんて、ロマンチックな物語がうまれるかもしれませんね!ここから西へ少し行くと、大きな岩が組み合わされている場所があります。
近づくと、中は結構奥の方まで広がっています。



 壱岐には百合若大臣の鬼退治伝説など、鬼に関する伝承が数多く残っています。壱岐の島を探検しながら、「壱岐・不思議発見!」する旅も、おもしろいかもしれませんね。

<アクセス>
*へそ石 ・・・郷ノ浦港から国道382号線を勝本方面へ。
        住吉交差点を右折し、芦辺国府方面へ。
        国府郵便局から左折してすぐ。
*鬼の岩屋・・・へそ石から亀石交差点方面へ。右側に駐車場有り。


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