島の祭り!|壱岐特派員取材|武原|2012.7.25
壱岐国牛まつり(4月8日)
季節をかなりさかのぼりますが、今年4月8日壱岐市郷ノ浦町牛方触の津の上山の山頂、「津神社」の大祭に初めて参加してきました。「壱岐国牛まつり」は、今まで聞いたことはあったのですが、見るのは初めて!さて、どんなお祭りなのでしょうか?
毎年4月の第2日曜日に「壱岐国牛まつり」が行われています。大体いつもお天気だということでしたが、今年も快晴。いつもより開花が遅れた壱岐山桜もちょうど見頃で、お祭りに花を添えていました。
寛文12年(1672年)牛の疫病が壱岐島に大流行したため、これを食い止めようと、疫病退散の祈祷が行われ、牛神が祀られたそうです。このお祭りは、壱岐牛の名声を高めるとともに、牛の安全祈願のために、地域おこしで20数年前に復活させたそうです。
牛方触や大浦触の公民館や地元柳田小学校の子ども達が、牛のハリボテ、七福神を装い、牛方触公民館から津の上山の山頂の津神社まで、約1.5㎞の道を練り歩く仮装行列を行っています。
また今年の行列には、長崎県で開催される第10回全国和牛能力共進会の成功を願った「平茂晴号」や「かさべこくん」も加わっていました。