ながさき大漁旗! 長崎スタッフ取材|しましま|2015.7.22

紺碧の海を眺めつつ釣り三昧

日中の気温もグッと上がり、夏らしい天気が続く長崎。みなさま、ごきげんいかがですか? 今回の釣りスポットは、コバルトブルーの海を眺めるだけで気分も上がる雲仙市小浜町に行ってみましたよ。

雲仙市小浜町といえば、町のあちこちに見られる温泉の蒸気が気になります。近頃では、浸かる温泉以外にも発電などに活かしたりして、有効活用しているって聞いたことある。その中のひとつが、蒸し釜やさん。カニや野菜などを蒸して提供してくれるところです。食材を蒸すと、さらに旨味を増すっていうし。イベント性も高いので、夏の思い出にぜひ。

以前、小浜のマリーナあたりで釣り人を見かけたことがあったけど、この日はいなかったので、雲仙署近くにある「港の広場」の波止場に行ってみると……オ~ッ、釣り人発見。









防波堤を渡ってみると、意外どころか、高所恐怖症な私にとっては相当高かった。ちゃんとはしごがあるので、わざわざ上って行かなくてもいいんです。上った後、気づきました。


波止場周辺は、工事中でしたが、通れました。砂の山が砂漠に見えてきた……。









後で聞いたのですが、お2人は知り合いでもなんでもないらしいです。でも、同じ趣味の釣りの話で盛り上がりそうな距離。実際、仲良さげでした。人と人とのコミュニケーションツールとして釣りって最適なのかも。

さっそく、上写真の左側のオジさんに、いろいろと話を聞いてみました。島原半島は海に囲まれているから、特定の釣り場に行くというより、自分好みの場所を探すといった感覚なんだとか。島原半島をぐるり1周して、釣り旅をしたこともあるそうです。「若い時は、絶対釣ってやる!って意気込んでいたけど、今は違う。釣り方に余裕が出てきた気がする」とも。年齢を重ねて、釣りの楽しみ方が変わってくる。大人になるのも悪くない、ですね!


オジさんは、ガツガツしなくなったら、当たりだした!? 8時頃から来て、只今10時ちょいすぎ。すでに立派な魚を2匹ゲットしていました。自然に任せる大人のゆとり戦法とでも名付けましょうか――なかなかの釣果ですな。



「私も初めてこういう赤い魚を釣ったもんねぇ。何やろか」とオジさん。ちなみに、オジさんが狙っていたのはメイタ、できればチヌ。実は、先週もここに来て、大きいのが釣れたそう。丸々と太って美味しそうだ~。



立派な魚を見せていただき、なんだか自分が釣った気分になりつつ、波止場を去ろうとすると、やたら人なつっこい蝶々に出会いました。久々に見たなぁ。小浜の海に似合う、淡いグリーンの夏色した蝶々でした。写真がちょいとブレましたが。



港の広場から蒸し釜やさんに戻ると、この看板を見つけました。観光釣りもできるそうです。ビギナーの方は、この夏、トライしてみてはいかが?

雲仙市小浜町港の広場
長崎駅~小浜町まで車で約1時間半

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