ご利益ヨロシク 対馬特派員取材|2016.3.29

航海安全の守り神 住吉神社

対馬東部にある住吉瀬戸(紫瀬戸)に住吉神社が祀られています。古くから航海安全の神様として地元の漁民から信仰されてきました。昔は瀬戸が紫色に染まるほど紫色のサンゴが見られたそうですが、現在ではわずかしか見ることが出来ません。


由緒には、対馬で彦火火出見命と結ばれた豊玉姫が、この地に産屋を造り皇子を出産、抱育した古跡とあり、祭神は「彦波瀲武鵜茅草茸不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」と「三筒男命(住吉神)」となっています。




神社は、瀬戸に浮かぶ岬にあるため規模は大きくありませんが、静かで美しい場所にあるため島内の他の地区からの参拝客も多いようです。拝殿には奉納の絵馬が多く、信仰の篤さが感じられました。











やっとの思いで這い上がってみると、山頂には神社が。山を下りた後でここの神社の由来や名前については色々と調べてみたのですが、資料が残っておらずわかりませんでした。恐らくは飯盛山の大岩を奉る為の神社なのだと思います。


対馬特派員 鍵本泰志



名称 住吉神社
住所 長崎県対馬市美津島町鴨居瀬491番地
アクセス 国道382号線を北上、浅海中学校を右折。
厳原市街から約26km。車で35分。

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