ご利益ヨロシク 五島特派員|ナカムラ|2011.09.30

五島 ドンドン淵



パワースポット五島2回目は、私が昔から愛してやまない滝「ドンドン淵」をご紹介します。この滝は、福江市街地から国道を車で20分、岐宿河務地区から戸岐の首(地名)へと向かう途中の山の中にあります。




 ドンドン淵への案内看板が道の所々にたっていて、看板の矢印に従って進むと、駐車できるスペースがあります。そこから滝までは川沿いの山道を歩いて5分。ちょっと滑りやすい道なので、スニーカーが安全です。



 木々の間からもれてくる太陽の光を感じながら山歩きも楽しんでくださいね♪ 山道を抜けると・・・「ドンドンドンドン・・・」と滝の音が聞こえてきます。

 この音こそが「ドンドン淵」という名前の由来。(取材した日は、いつになく滝の水量が少なく、トントントンくらいの音だったのですが・・・) おぉー!空気が気持ちいい!!!これは、かなりのマイナスイオンでしょ!!! 山道を歩いて、すっかり暑くなったので、裸足になって川の中へ。



 冷たくて気持ちいい☆ 魚たちも気持ちよさそうに泳いでいました。
写真に写っているのが見えますか? 「ドンドン淵」は、山の中のなかにあるせいか、人も少なく、静かにまったりと過ごすことができます。

 ふだんは水量も豊富で滝つぼもあり、昔は修験者の修行の場でもあったそうです。私が子どもの頃は、いちばん高い岩のてっぺんまで登り、滝つぼへ飛び込んで遊んでいました。夏の太陽に照らされ、熱くなった岩の上から、冷たい川の中へ入る、いや、落ちるスリル感。最高だったんです!今は怖くて、できませんけどね。 怖いと言えば、ドンドン淵から流れ出した川の色が森の木々に覆われ深い緑色になっている場所があるんです。



 この気持ちのいいドンドン淵一帯の中で、この場所だけは、小さい頃からなんだか怖くて近づけないんです。なんというか・・・いまにも河童がでてきそうなんです!いや、ぜったい河童がいる!私がそう話すと、一緒に取材に行った連れが 河童がでたら島ブログにすごい記事が書けるじゃん! って。なるほど!でも河童はでてきてくれなかったので、いつもの取材記事になりました。 「ドンドン」と太鼓を打つようなリズミカルな音、滝から広がる水しぶき、心地よく吹き抜ける風、そして森の木々から生み出されたおいしい空気。そのすべてにすっかり癒されてしまいました。 帰りの山道、ふと見ると彼岸花が咲いていて、秋の訪れを感じました。っと、そこへ!リスがピョンピョン!!!!すばしっこくて、シャッターチャンス逃しました(泣)みなさんも、力強い滝の音、やさしい川のせせらぎ、癒しの空間へ足をのばしてみませんか?

ドンドン淵(ドンドンブチ)
〒853-0704 長崎県五島市岐宿町河務郷字福江港より車で25分 駐車場から、徒歩5分。山道を登る。

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