ご利益ヨロシク 五島特派員取材|庄司好孝|2015.6.30
五島最古の神社
五島で最も古い神社は、持統天皇時代の695年に建立された五社神社です。五島家の始祖、家盛が宇久島で宇久家を起こしたのが1187年ですからそのはるか昔から五島にあったんですね。江戸時代初期に末社4社を合祀してから現在の五社神社になったみたいです。場所は建立当時と同じく現在の上大津町で、創健時のままに御神体・漢鏡一面などの宝物が残されています(見たことはないですが)。石の鳥居(肥前型鳥居というそうです)もいかにも古く、参道は苔むしています。
手水もすごくきれいで、ちょっとビックリしました。時々そうじゃない神社がありますよね。いかにも重そうです。こちらが本殿。 私もお賽銭を入れて「なんでもいいので小さな喜びをお願いします」と願掛けをしてきました。相撲はそもそも神事だったので、歴史ある神社には必ず土俵があります。あれ? バーキュー炉じゃないですかー?違いますね。バチが当たりそう。その昔はこの神社の近くまでが入江になっていたそうで、すぐ裏手からは弥生・縄文の遺跡が発掘されています。五社神社は福江港から空港方面に、車で五分ほどです。
五島特派員 庄司好孝
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