今回の五島パワースポットは、五島で最も古い神社『五社神社』をご紹介します。毎年、初詣は五社神社にお参りしていて、今年も行ってきました。神社の中へ入ると、神聖な空気が体の中まで染み込み、気持ちが落ち着きます。




　慶長19年（1614）、藩主五島盛利は、五島における中央集権体制を目指していました。その際、盛利は五社神社に参拝し、石田陣屋の構築や福江城下の造成などの無事成功を祈願しました。

そして 　
千早振る　神の御前の石鳥居 　くちはさせまじ　八百萬代も
という歌とともに鳥居を奉納しました。市指定有形文化財でもあるこの鳥居は、筥崎鳥居と呼ばれる型式で石質のよさが特徴です。


　歴史を知ると鳥居をくぐるのも、感慨深く思います。ここに参拝しにくる人々の『新しい年がいい年でありますように』という願いを、神社の空気が温かく包んでくれています。
　絵馬を見ていると、素敵な願い事を書かれている方がいました。
みなさんにとっていい1年でありますように。