ふと思いました。子どもが、五島のよいところを紹介するとしたら、どんな場所を紹介したいんだろう?と。そこで小学6年生の娘に聞いてみました。答えは、「香珠子!」。香珠子と書いて、「こうじゅし」。福江島の市街地から、南へ約20分の海水浴場です。
まず、なんといっても「ソフトクリームがおいしいところがいい!」のだそうです。「あの、なんだっけ、いがり?・・・にがり?それそれ!それが入ってて、しかもね、味が一週間ごとに変わるんだよ!私が好きなのは、チョコとバニラのミックスで・・・」と娘は興奮気味に話しております。
売店から坂道を下っていくと、海が見えてきます。「そうそう、海もきれいやし、ときどき波が高くなって、その波にもまれて遊ぶのがおもしろいじゃん!」だそうです。波が高い、と言っても、本土の人から見ると、そのおだやかさに驚くのでは?と思います。
こんな海水浴場です。五島の福江島には「高浜」や「頓泊(とんとまり)」といった、有名なビーチがありますが、こちらは市街地から近く、かつ、なんといっても(小学生目線で言えば)、おいしいソフトクリームが食べられるビーチなのです。
浜辺に立ってみると、なにか書いてました。娘が読みあげます。「ゆうこを、愛してますがなにか?」。。。だそうです。「どういうこと?」と娘が聞いてきます。「だれかが、ゆうこさんを愛してる。そして、そのことを、だれにも邪魔されたくない。ということを、世の中の人にアピールしたかったみたい」と説明してみました。・・・・まあ、とにかく、愛を叫びたくなるほど、いいビーチなのです。「せっかく香珠子のことを紹介するのなら、自分で紹介文を書いてみてよ」と娘に言ってみたのですが、書きたくない!書きたくない!とものすごい拒否反応です。イヤイヤ書かせてもおもしろくないし、、、と思い、「じゃあ、この海の良さをポーズで表現してみて!」と頼んでみました。
・・・こんな感じらしいです。あなたもぜひ、いちど、香珠子海岸へ。そもそも「香る珠の子ども」ですよ。すばらしい響きです。海もきれいですし、愛も叫びやすい。小学生的に最もおすすめしたい、五島の海。私からも、おすすめします。