ご利益ヨロシク 長崎スタッフ取材ながさん|2015.7.7

森林浴のロケーションからもパワーをもらえる

今日は7月7日の七夕。今回のパワースポットは、そんな七夕ともちょっと関係のある場所をご案内。長崎市・稲佐エリアにある淵神社に行ってみました。





淵神社は、ロープウェイ前バス停からすぐのところにあります。正面の鳥居からではなく、駐車場近くの朱色の鳥居から入りました。ちなみに、現在、ロープウェイは工事のため休業中です。お気をつけあそばせ。

境内に入ってすぐのところに土俵がありました。相撲を奉納することもあるのかな?? 全然関係ありませんが、私のいとこは、幼い頃、TVで土俵に座布団が投げ入れられる光景を観て、力士になりたいといってました。そこに憧れたか……と内心ウケましたが。ちびっ子相撲とか見てみたいですね。

江戸時代、長崎奉行の川口摂津守源左衛門宗恒が寄進した燈籠がありました。何度か移設されて、今のところに落ち着いたようです。初めは、淵神社の参道前の海中にあったとか。船からの参拝客のため、燈台の役割もしていたそうですよ。海に照らされた燈籠の明かりを頼りに神社へと向かうなんて、なんだがロマンチックでもありますな~。








周囲の木々に、朱色の拝殿が映えてキレイ。撮影時が夏越祭り前だったので、参拝客をくぐらせて、祓い清める茅の輪(ちのわ)が用意されていました。







拝殿横から奥へ入ってみると、今回のパワースポットの登場です。













私がオススメしたいのが、こちらの桑姫社。キリシタン大名・大友宗麟の孫にあたる姫君が、長崎に亡命し、隠れ住んだといわれています。この姫君は、桑を植え、蚕を飼い、近隣の娘たちに糸の紡ぎ方を教えたとか。だから「桑姫」なんですね。旧暦の七夕の日が命日だそう。しかも、七夕の乙姫も桑姫も織物つながり。写真とかナイのでわかりませんが、きっと聡明で美しい姫君だったんだろうなぁ。今では、縁結びの神として知られています。




桑姫社から、さらに山の方へ。歩いて1分もかからない山林に、不思議なオーラを放つ6つの祠が見えてくるはず。ココが、もうひとつのパワースポット。

十二支神社といいます。自分の干支から数えて7番目の干支を「向かい干支」といい、その2つを大事にすると、ともに高め合い、足りないところを補って、良い方向へと導いてくれるとか。せっかくなので、やや職権乱用的ではありますが、私の干支・戌年を例にレッツ願掛け。


辰戌社と書いてあります。戌年から7番目は辰年か。祠に貼ってあった説明文を読むと、辰年生まれの方は「追いかける理想やロマンが大きく、周囲から頼りにされる人」だそう。確かに、私にはまったく心当たりがない要素づくし。戌年生まれは「純粋で飾り気がなく何事にもやる気があり明朗」とありました。やる気だけは一人前……天才的な素質が感じられない戌年の説明文を読んで、妙に納得してしまいました。







あ、犬のイラストが入った提灯が可愛い。もちろん、ほかの干支入り提灯もあります。ご自分の干支が入った提灯とツーショット写真なんていかがです? 願掛けにも気合いが入ります。











祠にはお賽銭を入れられるようになっているので、賽銭を入れて願掛けをしました。縁結び・学業成就・安産祈願など、ご利益もいっぱい。では、私も。壮大な夢を描く青年(できれば美男子)との出会い、求む……。



祠の横には、絵馬も掲げてありました。願い事をチラ見すると、やはり「良縁」「安産」「合格」の3本柱が多かった気がします。山林の中にあるので、周りの木々からのパワーももらった気がする。ちょっとした森林浴も楽しめるスポットですよ。

桑姫社、十二支神社(淵神社境内)
縁結び・学業成就・安産祈願など
ロープウェイ前バス停から徒歩すぐ

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