愛しの島グルメ|長崎スタッフ取材|しましま|2015.8.31

夏は旬のあの魚をイベントで狙え!

突然ですが、みなさんは「はも」と聞くと、どこの生産地を思い浮かべます? 実は、長崎も、はもの生産地として、今、名乗りをあげています! そんな「はも押し」の長崎で食べようと、7月に行われた「戸石はも・かに祭り」にお邪魔してみました。はもグルメ、ご案内~♪

只今、日曜日の朝8時半。「私、寝ぼけている?」と思っちゃうくらいの大盛況ぶり。梅雨時の、ようやくの晴れ。しかも、日曜日という好条件が揃ったからかな。それにしても、みなさんのスタートダッシュの早さにアッパレ!


イベントのスタートは8時。そう、負け惜しみ的ではありますが、私もなかなかの早さで到着したんですよ。が、さっそく、もう!?あっちこっちで品切れ気味に。長崎市の高島のひらめは、あとこの1匹で終わりでした。あ、高島といえば、世界遺産登録、おめでとうございます!!

海の生き物に触ることができるタッチプールもありました。そうか、夏休みだ。子どもにとっては夏の思い出がひとつ増えた❤











はも写真付きの、このチラシによると、美味しいはもの見分け方は「身に艶があり、真っ白であること」とのこと。タンパク質、カルシウムなど栄養もたっぷりで滋養あり。






子ども用プール?と思うくらいの大きないけす! 泳いでいるのが、今回の主役のはも。










このいけすを泳ぐはもを見ながら、お客さんが「そのはも!」と指を指し、漁師さん(たぶん)が、はさみのような道具で捕まえて持ち上げる。持ち上げたはもがお気に召さなかったら、再び「それ!」「これ!」とかのやりとりを繰り返す。歯が鋭いから、素手じゃ危ないもんね……。持ち上げたはもが、まるで般若みたいな顔をしていて迫力満点。ちょっとどころか、相当コワかった。


まず、頭をザックリと切る。コレで鮮度もキープされるんでしょうね。きっと、はも自身も切られたことにまだ気づいていない……。







はもをさばくときの一番の見せ場といえば、やはり骨切り。下の皮を切らないように、リズミカルに細かく、素早く切っていく。この一手間で、小骨がまったく気にならない。ふと考えましたが、誰がこの食べ方を考えたのだろう。





あまりにもスピーディな骨切りに驚きました。1尾を切るのに、3分もかからない。細かく切って、なおかつ皮は残してこの速さって一体、どういうこと!? まさに職人技。よかもんば見た~。




1尾売りだけでなく、梅肉ソース付きの湯引きしたのをパック販売していたので、さっそく購入して、家で味わうことにしました。真っ白で、まるで雪のよう。見た目も美しくてビックリですが、食べてもビックリ。小骨がまったく気にならず、もしかしてコレは最初から骨がなかったのか?と疑ってしまうくらい。食感も柔らかかったなぁ。夏が来たなぁ。


イベントに合わせて、戸石近郊の飲食店では、はも料理がいただけます。今年は8/2(日)まで。高級魚のはもが1000円台からいただけるなんて。長崎の夏の旬として、はも料理を食べに行く、なんていうのもオツですぞ~。

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