拝殿で夕方から行われた祭典では、国選択無形民俗文化財の命婦(みょうぶ)の舞や厳原中学校の女子生徒による浦安の舞が奉納されました。娘が浦安の舞に出るという方にお話を伺うと、中学校の1年から3年までの3年間、夏休みを返上して歌や楽器、舞の習得に励むとのこと。伝統民俗を守り伝えている方々の熱意と努力に頭が下がりました。
本祭では神職や氏子のみなさんが長い行列をつくって700mほど離れた厳原港の西の浜まで3体のみこしを運び、郷土の発展と大勢の氏子衆の繁栄を願い放生会が行われました。
対馬特派員 鍵本泰志
名称 厳原八幡宮大祭
例祭日 毎年旧暦8月13日から15日
住所 長崎県対馬市厳原町中村645-1