海女長竹尾さん

私が海女漁でも、普段の生活でもお世話になっている海女長の竹尾さん。

海の中では人魚の様にすいすい潜り、鮑やサザエをすぐ見つける海女歴50年の大ベテラン。

現在65歳!

写真の様に魚を突くのもお手の物です。

 

しかし、一度陸地に上がると、おっとりしていて上品。

趣味は川柳。

 

その川柳の腕もまたすごい!

川柳のコンテストでも入賞するほどの腕の持ち主。

 

中でも私が好きな川柳がこちら。

 

「母の胸、飛び込むように 海女潜る」

竹尾さんは、15歳の時から海女を習っていて、竹尾さんのお母さんもまた、海女さんだったそうです。

なんだか、感慨深い様な気持ちになる川柳で、とても素敵です。

海女漁に誇りを持ち、趣味も楽しみ、キラキラしている海女長竹尾さん。

「喜寿まで現役で潜るのが目標なの」と、優しく微笑む竹尾さん。

喜寿と言わず、米寿まで現役で潜って欲しいです!

あいぐちかな

古典の日制定記念 民俗芸能フェスティバルIN壱岐

みなさん、「古典の日」って知っていますか?

まだまだ耳慣れないかもしれませんね。それもそのはず、2年前に法律が施行されたばかり。「紫式部日記」によって「源氏物語」が確認された最古の日付が寛弘5年(1008)11月1日がったので、1000年後の2008年11月1日に「古典の日」と制定したそうです。

壱岐神楽

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壱岐国牛まつり(4月8日)

 

 季節をかなりさかのぼりますが
今年4月8日
壱岐市郷ノ浦町牛方触の津の上山の山頂、「津神社」の大祭に初めて参加してきました。

「壱岐国牛まつり」は、今まで聞いたことはあったのですが、見るのは初めて!

さて、どんなお祭りなのでしょうか?

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壱岐焼酎 七蔵めぐり 2月25・26日

 

 壱岐は麦焼酎発祥の地と言われています。

 WTO(世界貿易機関)に指定された壱岐焼酎は、世界に誇るブランドとなっています。

 島内には現在、7つの蔵がありますが、全部回る機会は今までありませんでした。

オレンジのノボリが島内のあちらこちらに立ててあり、「七蔵めぐり」のお祭りを島の人達にアピールしています。

そこで、今回初めて企画された
「壱岐焼酎 七蔵めぐり」にわくわくして、参加してきました。

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印通寺浦「お経さん」

 

佐賀県唐津市の唐津港からのフェリーが着く、
印通寺港(いんどうじこう)の辺りを
印通寺浦といいます。

ここの青年会の人たちが、
毎年1月12日に行っている「お経さん」とよばれる
新年のお祭りをご紹介します。

 

 

 

 

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新年を迎える「大祓い神事」

 

 

地元の「矢保佐神社」の総代になって、初めての年末年始を迎え、知らないことばかりの連続に、戸惑いながらも取材してきました。

今回の島のお祭は、新年を迎えるための「大祓い神事」をご紹介します。

 

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お十夜~壱岐独特の先祖供養~

 

 壱岐の11月といえば、「お十夜」の月と言われます。

10月末頃になると、
スーパーでは、「お十夜セット」の注文のチラシが貼られます。

和尚さん達は、毎日、島のお寺を順番に回り、朝から夕方まで、念仏を唱え先祖を供養する習慣があります。

今回は、島のお祭りではないのですが、壱岐独特のスタイルで長年行われている「お十夜」を紹介します!

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矢保佐神社の例祭~10月11日~

 壱岐の島の10月は、どこを歩いても笛の音が聞こえてくるほど、島のあちこちにある神社で神楽の笛や太鼓の音が響いています。

壱岐の島にいらっしゃるたくさんの神様が、秋のお祭りを楽しみにしているのでしょう!

今回の「島のお祭り」は各地域の氏神様を大切に守り続けている壱岐の人々のくらしをご紹介します。

 

 

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お盆の伝統行事「八幡浦のカズラ曳き」 8月13~15日

もう10月になってしまいましたが、少し時間を遡って、お盆の伝統行事を紹介しますね。

壱岐にはペーロン競争や盆綱引きや盆相撲など、地域のつながりが感じられる行事が多く残っていて、今なお各地区で子どもから大人まで参加する様々な伝統行事が大切に行われています。

その中でも、100年以上の歴史がある、芦辺町八幡浦の「カズラ曳き」は、3日間も続いて行われます。

 

 

 

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