壱岐焼酎 七蔵めぐり 2月25・26日

 

 壱岐は麦焼酎発祥の地と言われています。

 WTO(世界貿易機関)に指定された壱岐焼酎は、世界に誇るブランドとなっています。

 島内には現在、7つの蔵がありますが、全部回る機会は今までありませんでした。

オレンジのノボリが島内のあちらこちらに立ててあり、「七蔵めぐり」のお祭りを島の人達にアピールしています。

そこで、今回初めて企画された
「壱岐焼酎 七蔵めぐり」にわくわくして、参加してきました。

壱岐の焼酎は、麦と米が2:1の割合で作られ、天然の地下水を使っています。基本の作り方は同じだそうですが、各蔵の味の特徴があるそうです。

 

5台のバスが30分おきに各蔵を巡回していきます。

普段なかなか見られない各蔵元を見学し、
試飲もできます。
また、壱岐の郷土料理の肴が各蔵用意されているのも、楽しみのひとつです。

本当はこの時期、神酒の仕込みで一番大切な時期だそうです。

 

当日、参加者には、
①納豆を食べてこないこと。
②かんきつ類を蔵に持ち込まないこと。を守って下さいという注意が事前にされていました。

やはり、強い菌が蔵に入ると、麹が上手くできず、焼酎の発酵に影響するそうです。

最初の蔵は天の川酒造

 

近くに住んでいるのですが、初めて行きました。
壱州美人」の看板のとおり、美人のお出迎えで、蔵に入ると、ふわ~と焼酎の香りがしてきました。
アルコールが苦手な方は、これだけで酔いそうな位、芳醇な焼酎の香りです。

 

 肴は「丸天」
壱岐の天ぷらは少し甘めですが、焼酎によく合います。

作家・開高健さんの直筆の手紙も展示されている、文化の香りのする蔵でした。

 

 二つ目の蔵は、山の守酒造


 

現存する蔵の中で、

一番古い蔵元です。  

 

  

以前使っていた大釜も大切に保管してありました
この甕にねかせて、熟成させるそうです。

肴は「およごし」
白和えのようですが、壱岐ではかたい壱州豆腐を使い、野菜とイカ、ひじき、わかめなども入れ、栄養満点。
美味しく、ヘルシーで、焼酎もお代わり!

 

 

 

 

 

 

三蔵目は、玄海酒造

全国的に最も知名度がある蔵元。
昔の道具を展示したり、コンサートなどもできるスペースもあります。

 

 

肴は「鯨なます」
壱岐ではお祝いの席には、必ず鯨を使います。これは、脂くじらを細長く切って、なますにしょうがを入れて味を整えてあります。

思わずゆっくりくつろいで、バスに乗り遅れてしまいましたが、

みんなで「はい、チーズ!」

 

 

 

    

 

 

 

 

4蔵目は、重家酒造。 

 

 

 

 

 

 

通常、蔵の一般公開はされていないそうです。今回は特別に中へ入ってみると、ビックリ!
天井の柱が、白くなっていました。
麹菌が黒い柱を白くさせていました。

麹室の入口まで来ると、甘~い麹の香りが、部屋いっぱいに広がっています。

 

甘~い麹の香りが、部屋いっぱいに広がっています。

 

 

 

 

 

 

手仕事の職人の技を見せて頂きました。

 

肴は「イカの塩辛」   

旬の新鮮なスルメイカを使って、内臓も入っているのですが、食べやすく、とても好評でした。

 

 

 

 

 

5蔵目は、猿川伊豆酒造場。        

オリジナルのラベルがさりげなく置かれていました。

  

 独特の米麹の香りがしている
蔵に入ると、

 

 

奥の蔵では、女性の杜氏さんが
一生懸命に何か覗きこんでいます。

 

 

 この猿川伊豆酒造場では、以前から女性が杜氏をしているそうです。

 

 

肴は「めがらみ」

 今まで食べたことはあったのですが、名前は初めて知りました。

切干大根とワカメといりこを甘酢で味付け。

これもまた、ヘルシーな一品ですね。
 

 

 

ビンやラベルにかなりこだわった
素敵な焼酎をたくさん見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6蔵目は、壱岐の華酒造

 

 

 

 

 

 

 

ボコボコと発酵中の様子を見せて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

  ラベルを機械で貼って、出来上がり!
 

 

肴は「ぶりの皮」

壱岐のお正月になくてなはらないぶりを、
丸ごと使い切るアイデア料理です。
実は一番美味しい。
茹でて、酢醤油であっさりと頂きます。

40度の焼酎は冷凍庫でも凍らないそうです。
ギンギンに冷やして、そのままイケますよ。

 

壱岐の華の焼酎のネーミングはユニークなものがいくつもあります。

 社長さんの遊び心が感じられました。

 

 

 

 

いよいよラストの七蔵目は、壱岐の蔵(いちのくら)酒造。

なでしこジャパンの優勝で、焼酎の「なでしこ」が一躍人気に。

 中に入ってみると、発酵し始めているタンクがいくつもありました。

 

 

  

大きな工場のようです。

肴は「壱州豆腐の湯豆腐」

  湯豆腐には、しょうゆではなく、
 ゆず塩をかけて食べました。

 ゆずの香りがしっかりとして、
 
やっぱり焼酎が欲しくなりますね。

やっと七蔵制覇して、壱岐産ゆずこしょうを2種類ゲットしました!
さしみや湯豆腐にも合いそうです。

みなさんも壱岐焼酎を飲みたくなったのではありませんか?

参加者は大満足のお祭りでした!

スタッフは初めての企画で、とても大変だったと思います。

蔵元さんを初め、多くのスタッフとボランティアの方々のお陰で、壱岐焼酎を全国にPRできたのではないでしょうか?

これをきっかけとして、壱岐の地域活性化のための一つのお祭りとして、今後も実施できればとても素晴らしいと思います。

天手長比賣神社の狛犬とマグロ解体ショーは、次回のブログで紹介しますね!

「壱岐焼酎 七蔵めぐり 2月25・26日」への4件のフィードバック

  1. 当日は、お寒い中ありがとうございました。m(。。)mペコリ

    楽しんでいただけたでしょうか。

    初めてのことで、いろいろと反省点もあり、ドタバタの二日間でしたが・・・

    焼酎は た~~っぷり  楽しんでいただけたと思っております。酒の肴も好評でした。

    私も、他の蔵元さんの見学してみたい!!!(実は、どこにも行ったことないのよね~)

    またのお越しをお待ちしております。(^^)/

  2. お寒い中、お越しいただきありがとうございました。

    初の試みで、準備不十分のところも多々ありましたが、なんとか終わりほっとしています。

    また、ゆっくりと遊びにきてください。

  3. まりこママさん。先日はお邪魔しました。ホント、お疲れ様でした。いろんなイベントが重なって、大変でしたね。              バタバタでゆっくり出来ずに、本当に残念でした。今度またゆっくりと伺わせて下さいね。

  4. またまた、コメント有難うございます!壱岐焼酎が幕張にも進出していたそうですね。お疲れ様です。壱岐の特産品と一緒に、壱岐焼酎が世界進出できるようにしたいですよね!

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