絶品!冬の味覚~ぶりワタ料理~

今年もいよいよ、ラスト1週間を切りましたね。

年末年始の準備をリストアップをしても、なかなかはかどらず・・・。

焦っても仕方がないので、美味しいものを食べて、こころも身体も温まりましょう!

そこで、今回の愛しの島グルメは、あの井上陽水もわざわざ壱岐に食べに来たという「絶品!ぶりワタ料理」を紹介します。

壱岐のぶりは、年末になると値段が一日一日上がっていくほど、
お正月には欠かせない魚です。

初めて大きなぶりを1本もらって、
どうしていいかわからなかったことを懐かしく思い出します。

新鮮なぶりのワタは、とてもきれいで、全然な生臭くありません。
みなさんはどうやって食べますか?

 

まず紹介するのが、「ぶりのワタのみそ汁」です。

 
 あの井上陽水が、この料理の噂を聞いて、是非食べたいと、数年前に壱岐でコンサートを企画したこともありました。

 しかし、残念ながら、
私はこれまで一度も食べたことがなく、今回初めてチャレンジしてみました。

数年前、壱岐地区生活研究グループ協議会の方々に「壱州豆腐づくり」を

習ったときに、頂いたレシピで作ってみました。

<材料>

  • ぶりのアラ・ワタ
  • おから
  • 壱州豆腐
  • 日本酒
  • みそ
  • ネギ

<作り方>

①、ぶりのアラとワタはよく水洗いし、熱湯をかけて臭みをとる。
②、お湯の中に①を入れて煮る。

③、②が沸騰したらアクをすくい取り、日本酒を加える。

④、③におからと豆腐を入れ、味噌を加え、味を整える。

⑤、食べる食前にネギを散らす。

初めて食べた夫も、「これはイケる!」とお代わり!

おからを少し入れ過ぎた感じでしたが、濃厚な味で、これだけでもお腹が満足!

今回はスーパーの店頭に「ぶりのワタ」も「おから」もありませんでした。
困ってしまいましたが、店員さんに聞いてみると、
奥から出して、パックに詰めてくれ、「ぶりのワタ」は200円、「おから」は10円でした。

お財布にも優しく、お腹も大満足!


ワタの残りを使って、酒の肴「ぶりワタの甘辛煮」をもう一品。
 
壱岐ではお祝いの席では必ずぶりを丸ごと1本使います。

 以前は、毎年、講中(冠婚葬祭のときの組)の集まりは、順番に自宅で料理を作り、一緒に食べる習慣が多くありました。

 そこで、初めて講中の先輩方と一緒に料理を作ったときに、「ぶりは全ていろんな料理にすることが出来て、捨てる部分がないのよ」と、教えて頂きました。
 また、初めて自宅でお講をしたときに、
近所のおじさんから、「ぶりワタの甘辛煮」を教えてもらいました。

<材料>

  • ぶりのワタ
  • 酒・みりん・砂糖・しょうゆ
  • しょうが

<作り方>

  • ①ぶりのワタはよく水洗いし、熱湯をかけて臭みをとる。
  • ②酒・みりん・砂糖・しょうがを火にかけ、①を入れて、しばらく煮る。
  • ③ワタが煮えたら、しょうゆを入れて煮る。

お講では、魚を調理するのは男性の役目で、
この料理も「男の料理」といって、教えてくれました。

この料理を作る度に、今は亡きそのおじさんのことを思い出します。

どちらの料理も今はやりのB級グルメに出店できそう?!と、ひそかに考えています。
みなさんもこの冬、ぶりワタ料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

「絶品!冬の味覚~ぶりワタ料理~」への2件のフィードバック

  1. たまーにこのサイトを見るとおちつきます^^
    地元の情報がたくさんあって^^
    懐かしい場所やこんなとこあったけみたいなところまで
    みていて楽しいです^^
    明日から帰省するのであったらこえかけてください^^

    1. hirokiさん、いつもコメン有難うございます。
      自然薯掘りも懐かしかったでしょ!
      壱岐の隠れた魅力をドンドン発信していきますので、
      これからもよろしくお願いしますね!

hiroki へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です