ご利益ヨロシク 長崎スタッフ取材ながさん|2015.10.14

武道の神が三神も! 勝負運UPに期待大

芸術の秋、スポーツの秋、そして学問の秋。今回のご利益は、長崎市にある中川八幡神社をご紹介。武道の神が、三神もご鎮座しているパワースポットです!


国道34号線沿いにある鳥居。1881年(明治14)に国道ができたとき、1922年(大正11)、石段と鳥居一基を新設したそうです。新しいとはいえ、できてから100年近くが経つんですね。




祭神は、誉田別命(ホンダワケノミコト)・息長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト)・武内宿禰命(タケノウチスクネノミコト)の三神。武運の文字が眩しい。





中川八幡神社は、1646年(正保3)、聖福寺の寺域に祀られたのが始まりで、その後、現在地へ来たそうです。例祭には相撲が奉納されており、今でも毎年9月15日に子ども相撲として開催されています。ちなみに、境内からの月が美しいとのこと。彦山と一緒に見られるそうですよ。

何にチャレンジするか、具体的な目的がないまま、とりあえずおみくじを引いてみることにしました。勝負運はあるのか、ないのか。







ヤラセでも何でもなく、大吉を引いちゃった❤ 商売は儲け多し 急げ、か。稼ぎたい気持ちはいっぱいありますが、急ごうにも資金すらないといった根本的問題に直面しました。





境内には記念碑がありました。よく見てみると、ここにも……。

「長崎市最古」と刻まれてありました。名実ともに古くからある中川八幡神社。町の人々から愛されている証拠ですね。








正一位稲荷神社も神社近くにありました。1810年(文化7)に、商売繁昌の神として祀られた稲荷大明神で、昭和の改築時には、現神である白蛇と青蛇が生息していたらしいです。と、いうことは――今でもおられる可能性大。神々しい存在とはいえ、ヘビ嫌いの私は、お参りするのに、しばし躊躇……。しかし、せっかくなので、参拝することに。願い事もお願いしたかどうか曖昧なまま、驚くべきハイスピードで終了してしまいました。





私の動きが相当怪しかったのか、社務所の方が来て、こちらの神社のことをいろいろと説明してくれました。社務所の方曰く、境内にあるこのくすの木は、樹齢200年以上は経つといいます。なんでも神社がこちらに移ったときに植えられたらしい。神社が移転したのは、1748年(寛延元)なので、このくすの木は、昔の偉人たちを目撃しているはず!







社務所の方に、絵馬までいただきました。来年の干支・申の絵馬です。今度訪れる時まで、目標ぐらい決めておけってことかも!? 宿題ですな。





神社を後にして、振り返ってみると、さきほどのくすの木が見えました。がんばっているみんなを、静かに見守ってくれているような温かいイメージ。心の中で思わず私も「がんばります」とつぶやいたのでした。

中川八幡神社
ご利益 武運(勝負運)、学問成就、家内安全など
アクセス 蛍茶屋電停より徒歩約3分

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