皆様は「五目釣り」というのをご存知でしょうか？五目とはたくさんの種類という意味で、特定の魚を狙うのではなく、オカズになるような色々な魚を釣ることです。今回は釣りビギナーの私がチャレンジするということで、瀬渡し太光の永留船長に相談し、全磯連、対馬磯クラブ会長の浦瀬さんのアラカブ（カサゴ）釣りに同行させていただき、五目釣りを楽しんできました。
さて、釣れるかな～？

　今回は、テトラポットのすき間などに仕掛けを落とし込む穴釣りでの挑戦。アラカブ（カサゴ）が釣れるといいな～と思いながらの第一投目。
　ククッ、グィー！「釣れた！」と急いでリールを巻き上げてみると・・・対馬ではクサビと呼ばれるベラでした。その後も釣れるのはクサビ（ベラ）ばかり。ここで、鈍い私もアラカブのポイントじゃ無いことに気づきました。（遅すぎ）

　気を取り直して、場所を変え仕掛けをテトラポットのすき間に落とし込むと・・・釣れました！小ぶりですが間違いなくアラカブです。



　続けて釣れたのは、ソイ（カサゴやメバルの仲間）が２匹。

　最後に、今までとは引きの強さがぜんぜん違う魚が掛かりゆっくりと慎重に巻き上げてみると、カワハギでした。

　同行させて頂いた浦瀬さんは型が良いアラカブをたくさん釣っていて、ベテラン釣師と素人の差を見せ付けられました。(^^;
帰りがけに浦瀬さんから大きなアラカブ２匹を頂きました。味噌汁に入れると美味しいとお聞きしましたので、さっそく家に帰って作ってみたら、いいダシが出て、身はしっかりとした白身でとっても美味しかったです。ごちそうさまでした。



取材協力：瀬渡し太光（ホームページ）・全磯連対馬磯クラブ