愛しの島グルメ|対馬特派員取材|鍵本泰志|2015.12.9
寒くなったらこれ!いりやきそば
12月になると一段と冷え込んできますね。寒さが厳しい対馬で、この時期によく食べられる郷土料理に「いりやき」という鍋料理があります。漁村では魚、農村では地鶏を入れ、季節の野菜とともに味わうのですが、最後に具材の味がしみ込んだ汁をソーメンやうどん、そばにかけて食べると美味しいことから「いりやきは後食え」ということわざがあるくらいです。
そこで今回は、ご家庭でも簡単に出来るいりやきそばをご紹介します。
【いりやきそばの材料(2人前)】
鶏のぶつ切り ・・・ 200g
対州そば ・・・2人前
しいたけ(干ししいたけは水で戻す) ・・・ 4枚
ごぼう(ささがき) ・・・ 半分
水 ・・・ 800cc
*塩・・・適宜
*うすくちしょうゆ ・・・大さじ2から3
*酒 ・・・ 大さじ2
*砂糖またはみりん・・・適宜
ネギ ・・・適宜
【作り方】
鍋に水と鶏のぶつ切り、しいたけとごぼう、調味料(*印)を入れ中火で30分程度煮ます。
ゆでた対州そばに汁をかけ、具材を乗せれば完成。簡単ですね。
何か足りないなと感じたら、顆粒の鶏ガラスープの素を小さじ1杯入れると、こくが出て美味しいですよ。
いりやきは、各家庭ごとに具材も味付けも違うので色々な作り方がありますが、全体的に甘めの醤油味が基本となります。我が家でそばをたべるときに、いりやき風にして食べることから紹介してみました。
皆様も、ぜひお試しください。
対馬特派員 鍵本泰志