島の細道 対馬特派員取材|鍵本泰志|2015.6.4

浅茅湾に浮かぶ島 島山島



対馬には本島以外に人が住んでいる属島が五つあります。今回はその中でも一番の大きさを誇る島山島をご紹介。

島山島 恵比須鼻
対馬の中央、浅茅湾に浮かぶ島山島。この島で暮らす人々は、平成6年にあそうパールブリッジが出来るまで、買い物や通学は船に頼っていました。この橋が架かる瀬戸を狭瀬戸といい、橋の上からは風光明媚な対馬らしい景色が堪能できます。





橋の欄干や歩道には、対州馬やツシマジカ、真珠やツバキなど対馬の生物や植物、特産品などが、レリーフやタイルで紹介されています。






橋を渡ると島山島ですが、集落まではさらに3kmほどあります。静かな漁村の風景が広がる中、湾内に目をむけると、対馬の海を見慣れている私でも驚くほどの透明度。キラキラ光る小魚の群れや、30cmほどの魚の群れが肉眼で確認できました。たまには日頃の喧騒を忘れ、海を眺めながらボーっとするのも良いですね。

対馬特派員 鍵本泰志

名  称   長崎県対馬市美津島町島山 グーグルマップ
アクセス  厳原町内から国道382号線を北上、浅茅パールライン入口を左折。厳原から24.4km。車で45分。

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