第4回、五島のパワースポットは、福江島の北西端、三井楽町淵ノ元をご紹介します。
ここ三井楽(みいらく)は、いにしえの頃「みみらく」と呼ばれていて万葉集にも登場しています。また、遣唐使が最後に立ち寄った場所でもあります。何もないこの場所は当時とさほど変わらないはず。そうなると、遣唐使が観た景色を観ているのかも知れませんね。
海沿いに広がる緑があります。高崎草原です。草原に立つと、目の前には、遣唐使船が通った東シナ海が見渡せます。東シナ海の荒波で作られた海蝕崖を観ることもできます。
草原の中に、郷土菓子のカンコロ餅の芋を干す、カンコロ棚がありました。ここで干されて作られるカンコロ餅は太陽と海の恵みをたくさんもらって、より一層美味しいかも知れません。私も寝ころんで、太陽と海の恵みをたっぷりいただきました。