今回の愛しのグルメは、あまり知られていない五島豚を御紹介します。
五島牛は、五島内に留まらず、本土でも人気の食材です。
その一方で、五島豚は・・・というと、年間3万頭を超える作目にも関わらず、 島内でもあまり知られていません。
3万頭のうちの約3分の2は、島外に出荷され、おかしなことに、島外産の豚肉が船に乗ってやってくるというのが現在の状況だそうです。
この状況脱却の為に、「GOTO島豚!地域活性化プロジェクト」が始まりました。
まずは、「五島豚」の島内での知名度をアップさせ、愛着を持って貰うため、
五島弁で五島の日常を歌う地元のアーティスト「ベベンコビッチオーケストラ」によって、
テーマソング「ごとうしまぶた☆ブーブーブ」が出来上がりました。
そして、「五島豚」を使った観光アピールできる料理として、各店自慢の豚肉料理(丼)のコンテストを開催。
3月4日(日)「五島椿まつり」で、テーマソングのお披露目ライブ、豚肉料理(丼)受賞作品の振舞いが行われました。
地元の子どもたちと一緒に歌う五島豚ソングは、大盛り上がり。
知名度アップ、みんなに愛されるテーマソングとなっていました。
ベベンコビッチオーケストラのライブの後は、豚肉料理(丼)コンテストで特賞作品に選ばれた、椿の花が特徴的で、塩コショウがきいた五島豚にレモン汁が相性抜群な丼の振舞いが行われました。
午前と午後、それぞれ200個限定で振舞われ、午後には、本格的に雨が降り出したにも関わらず、来場者は行列を作って振舞いを受け取っていました。
温かい丼の振舞いは、雨で冷えた体を温めてくれ、とてもありがたく思いました。
美味しさの上に心も体もあったまって、みんなの表情も幸せそうでした。
五島の潮風の中で育った五島豚は、風味がよくまろやかなお肉です。
みなさんも、安くて美味しい五島豚を是非食べてみてください。
・五島豚取り扱店・・・五島市内各スーパー、精肉店
・椿まつり時の振舞い丼・・・カンパーナホテル内のレストランにて食べられます。
Live Photo by Shinobu Hirayama