長崎の教会群が世界遺産になるのを祈念して、五島の隠れた教会をご紹介します。
福江港から車に乗って,五島を代表する教会(なぜかは知らねど候補から漏れてしまった)のひとつ、堂崎教会方向へ走ります。やがて右手奥に堂崎教会が見えて来ます。そしてその付近の左手に見える赤い橋を渡ります。
戸岐大橋と言います。ここは橋を渡った戸岐の波止場です。こういう石の階段を昔はガンギ段と言ってました。ガンギの意味はわかりません。海がきれいなのはわかります。
この戸岐から、以前「限界集落」ネタでご紹介した間伏(まぶし)方面へ向かって、このような癒される海岸線を走ってください。
車はやがて宮原という集落に突き当たります。突き当たりにある宮原集落の公民館のすぐ裏手にこんな民家が見えます。
良く見ると屋根にクルスがありますね。
ここは明治18年に民家を改造して作った宮原教会です。
以前は、こんな立派な階段はありませんでした。屋根のクルスもうんと小さかったような記憶があるんですけど・・・。
残念ながら、教会は基本的に礼拝室の撮影はできないのですが、内部は清浄感あふれる立派な教会です。神父様はミサの時には巡回して来られるそうです。
地域密着の宮原教会は福江港から車で約40分くらいです。
途中は本当に癒しロードになっていますので、ゆっくりのんびりのドライブを楽しんでください。
五島特派員 庄司好孝