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島の細道 対馬特派員取材|鍵本|2012.6.7

幻想的なホタルのまたたき 厳原町士富

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 今からの季節、対馬全島でホタルの幻想的なまたたきが見られます。その中でも佐須川上流にある厳原町の士富地区は、ホタルの鑑賞スポットとして有名です。

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 こちらで鑑賞できるホタルはゲンジボタル。その幼虫は川の中でカワニナという貝を餌に成長するため、きれいな渓流に生息しています。しかし近年では、ここ対馬でも生活排水や農薬による汚染、護岸工事による影響でその数は減少しています。

 今回取材で訪れたのは6月3日。月夜のために周囲が明るくホタル鑑賞には不向きかと思われましたが、夜8時頃から数は少ないながらゲンジボタルが光りはじめました。

genjibotaru-024-800.jpg 写真では背景が明るく写っていますが、実際はもっと暗くホタルの光がはっきりと見え、幽玄な光景でした。ただ、訪れたのが早かったのか例年より数が少なく感じました。

 写真は鑑賞スポットである幅2.5m程の小さな橋の上から撮影していたのですが、なんとその橋に軽自動車で乗りつけてきた老人夫婦がいました。ホタルは光に敏感で強い光や音を嫌うので、さらにホタルが減ってしまいそのマナーの悪さに唖然。その後、近隣住民の方に注意をされ、橋の上の車は移動したのでホッとしました。

 ホタルはこれからが本番。皆様も音と光に注意してホタル鑑賞を楽しまれてください。

場所:長崎県対馬市厳原町士富
アクセス:厳原市内から約13km(久田-日掛経由)。車で15分。
時期:6月~7月
注意:カメラのフラッシュ(フラッシュを光らせてもホタルの光は写りません)、懐中電灯などの光は厳禁。大きな声や物音を出さないよう注意し、ゴミを放置しない等、近隣住民の迷惑にならないようにしましょう。


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