島の細道 長崎特派員取材|林|2012.12.19

長崎県の「松島」




 長崎県西海市大瀬戸町の沖合い1kmの海上に浮かぶ、小さな島、それが「松島」です。信号機もコンビニもない静かな島ですが、捕鯨漁や炭鉱で賑わった時代の名残や、討幕の志士たちが活躍した時代の面影を随所に残しています。


 松島港で迎えてくれるのはラクダ岩。自然が長い年月をかけて造った物ですが、本当にラクダに見えますね。





 この島には、江戸時代の階段や道が当時のまま残っている場所があります。この階段も、その1つ。

















 松島は幕末の志士、桂小五郎が訪れた島としても知られています。ここは小五郎が上陸したと言う浜辺です。波が穏やかで美しい所でした。





 ポンポンと手を叩くと、ビーンという音が返ってくる「共鳴の谷」。手作りの看板が可愛いですね。


 こちらの日本一小さな公園も島民の手作り。ベンチに座って海を見ていると時間のたつのを忘れそうです。





 炭鉱の跡が廃墟に。シックな煉瓦造りの建物です。







 今回ご紹介した他にも、天然記念物の「アコウの木」や四月には満開の桜並木が見事な「桜坂」など、見どころ満載の松島。気候の良い季節にはツーリングなどを楽しむ若者も多いそうです。

名称   : 松島 
場所   : 西海市大瀬戸町
アクセス : 瀬戸港より船で約10分
島の周囲 : 約16km
問い合わせ先 西海市観光協会 観光事業部 電話0957-37-5833



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