五島は空海ストーリーの宝庫です

空海。言わずと知れた真言宗の開祖です。諡(おくりな)は弘法大師。司馬遼太郎の「空海の風景」にも当時の福江島の克明な説明が書かれています。

空海が「死ヲ冒カシテ海ニ入ル」とまで覚悟を決めて、唐へ向けて出帆したときの感動の言葉「本涯ヲ辞ス」(辞本涯)の像は三井楽町柏の崎に立っています。

嵐に見舞われるなど、苦難の末に帰朝した空海は、上陸した浜に建つ大宝寺で本邦初となる真言密教の講筵(こうえん)を行いました。以来、大宝寺は西の高野山としてあがめられています。このお寺については機会をみてレポートしますね。

今回はその空海がらみで、空海が名づけをした五島家の祈願寺「明星院」のレポートです。

正面に見えるのが明星院です。  これでは解りにく過ぎるからアップでどうぞ。

まだ分かりにくいですか。  

延歴23年(804年)に帰朝した空海がこの寺に参籠した満願の朝、暁の明星が空海の全身を光で包み込んだことから「明星院」と名付けたと言われています。

立派な寺の割に本堂の畳の間が狭いのは、維新までは五島家の祈願寺で殿様と住職だけが入ったからだそうです。

護摩堂に安置されている銅造薬師如来立像は国指定の重要文化財。なんと製作は奈良時代初期。

九州でもっとも古い仏像だそうです。 (なんだか、だそうです調が多い気がする)

他にも県指定の仏像や宝物、121枚もの天井画など、格式と時代を感じさせるものがいっぱい残されています。

門を入ったとこにある、この池には深い意味があるんです。

もちろん私は知りませんでした。 エヘン。

はい、合掌・・・。

 

真言宗、西の高野山「明星院」は福江港から富江・大浜方面へ向かって車で20分弱です。

                                       五島特派員 庄司好孝

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