自家製バジルペースト

我が家、というか「小さな村」の農園ではいろんな種類のハーブも栽培しています。

とは言っても、ハーブ(なんか)もともと雑草みたいなもんだから、種をまけば、ほっといてもワンサカ生えてきます。

今回は、バジルを使ってイタリアンでよく使われる香味料のひとつ、バジルペーストを作りました。(家内が・・・)

まず、葉を摘んで良く洗います。  ハーブ系は摘んでも摘んでもどんどん生えてきますよ。 なにしろもともとは雑草だから。

良く水気を切ってから、根性を入れてすり鉢で摩り下ろします。

ここまでがんばります。 (もちろん家内が・・・)

本来は松の実を使うんですが、五島では売ってないのでピーナッツで代用。

軽くローストしておきます。

次にニンニクを摩り下ろします。

こちらもオリーブオイルを加えてフライパンで軽く炒めておきます。

全部を混ぜて、塩胡椒とレモン汁を足して、ゴリゴリします。

はい、できあがりました。

このバジルペーストは家内が経営している「ダイニングバル・えみ庄」で

パスタやカプレーゼ、マリネなどに使っています。 

五島特派員 庄司好孝

ツリーハウス。 できるかな?

「小さな村」情報はまだまだ続きます。

自宅に隣接した畑は主に家内が担当して、一般的にお店で売っている野菜は、そのほとんどを種から栽培しています。

奥に見える黄色い壁の建物は木工作業所で、材料の9割ほどは家屋の解体現場を手伝って、現物支給してもらった廃材で作りました。

最近、我が家周辺を縄張りにしている野良猫が、家内となぜか気が合って、家内が畑の雑草取りをやっていると、

必ず彼女にまとわり付いて、時には背中に乗って家内の髪で玉取りをして、草取りのじゃまばかりやってるみたいです。

ちなみにオスです。

この畑の奥にちょっとした森があるんですが、そこに程よい高さの栗の木が2本あるので、その枝分かれを利用して、

ツリーハウスを製作中です。

こちらの材料も、別現場からの頂き物です。

去年の6月頃から作り始めたんですが、作業は遅々として進まず、完成は今のところ未定です。

一人でやるのには、あまりにも大きな柱材や梁材なので、時々遊びに来る友人とうまいこと作業のタイミングがあった時しか

できないもどかしさで、少々消化不良気味ですが、ぼちぼちやってればそのうち出来るでしょう。

森には他にも、びわの木やキンカン、シトラス(橘)などの果樹もあり、家内が作るジャムの原料になっています。

今日は寒かったので暖炉に火を入れました。

薪の炎で一杯飲ることにします。

五島特派員 庄司好孝

ウコッケイとチャボのミックス

僕の家は、五島のシンボル「鬼岳」の中腹の山ン中のほぼ一軒家です。

4年ほど前から、自宅周辺の荒地や雑木林をコツコツと切り開いて「小さな村」造りをやっています。

現在までに完成したのは、家内がやっているファンシーショップとレディース・キッズのお店。絵画教室を兼ねているアトリエ。石釜ピザの店。木工作業所。家内担当の農園(全部種から栽培しています)。 そして、カモ10羽とウコッケイ&チャボの飼育小屋です。

ウコッケイとチャボは別々の小屋で飼育していたんですが、何かの折にちょっとだけ同居させたことがあったら、その後ナントビックリ!

ウコッケイとチャボのミックスが生まれてきたんです。

これがオス。

こちらがメスです。

ご存知のように、チャボはものすごく小さい鶏で、ウコッケイは割と大柄です。

でも、このウコッケイとチャボのミックスはウコッケイと同じサイズです。

ビックリしたのは、オス・メスともに模様がまったくオリジナルですごくきれいだということでした。

これはモノになるんじゃないかと、県の五島振興局・農林水産課に話を持って行ったんですが苦笑いをされただけでした。・・・・・

まぁ、それはそれ。

すっかりチャボッケイ(こんなネーミングです・・・)にはまってしまって、今では30羽のチャボッケイたちがほぼ毎日、卵を生産してくれています。

 

 

模様は安定していないんですが、チャボッケイの特徴はしっぽ(鶏もこんな言い方でいいんでしょうか)です。

しっぽだけはしっかりとチャボのしっぽです。

チャボッケイ。 他にも創った人はいるんでしょうか?

もし日本初ならば、将来は五島オリジナル地鶏にしたいなー、と考える馬鹿な私でした。

五島特派員 庄司好孝

五島の教会ジオラマです

いよいよ来年には登録が成るんでしょうか。「長崎の教会とキリスト教関連の歴史文化遺産群」の世界遺産。

実は私・庄司もほんの少しだけではありますが、登録に向けての運動に関わらせていただきました。

長崎県の世界遺産登録へ向けた活動を行っている推進事務局からお話をいただいて、

ウェブサイト「おらしょ物語」http://oratio.jp/monogatari の挿画を担当したんです。

こんな感じで描いています。 お時間があったら覘いてください。

 

 

このときに見た様々な資料に影響を受けて、五島から世界遺産候補に挙がっている五輪教会と江上教会のジオラマを製作しました。

五輪教会の製作過程です。

まず発泡スチロールなどでベースを作ります。

次に土台の下地に暗い色を置いていきます。

浮き桟橋や、漁船なども情景としてかかせません。

完成した全景です。

空き時間にコツコツやってほぼ2ヶ月かかりました。

 

次は江上教会です。入り口も作ったんですが、完成したらあんまり見えなくなってしまいました。

高床式になっているので苦労した箇所です。

周りの水路です。

植栽もなんとなく南国風。

正面は写真などでおなじみではないでしょうか。

あいにく写真を写していないんですが、完成作品では背景の森もしっかり作っています。

現在は、五島市図書館の玄関ロビーで展示されています。

五島特派員  庄司好孝

僕が好きな漁港です。

福江港から奥浦・堂崎教会方面へ向かって車で15分ほど走ると、右手丘の上に真っ白い教会の尖塔と十字架が見えてきます。

ここは浦頭教会。  有名な堂崎教会は現在資料館になっているので、ミサなどはこの教会で行っています。

天主堂へ続く道は2本あるんですけど、どちらもものすごい急こう配でこの道を毎週上ってくると、足腰は相当鍛えられるんでしょうねー。  僕に無理カモ・・・。

この日はあいにくの雨でしたけど、教会にはなんとなく雨が似合っているような気がしました。

この浦頭教会の三差路を右折して5分ほど走ると樫ノ浦漁港に到着します。

湾内には養殖マグロの生け簀がみっしりと浮かんでなかなか壮観です。生け簀の上にはマグロの飼料を狙ってカモメとカラスが飛び交っていました。

樫ノ浦漁港。 いかにも島の小さな漁港っぽくてすごく癒される港風景です。

こんな看板も癒し度満点ですね。

五島特派員 庄司好孝

五島の釣り場情報

寒くなってくると、我が家には毎年ブリのおすそ分けがあるので、冷たい風もまた楽しの気分になります。

今月も既に3回目のおすそ分けをいただきました。

アラはもちろん塩焼き用に冷凍保存。腹身は刺身が絶品です。  そして赤身は刺身に良し、塩焼き・照り焼きに良し、水炊きにしても良し。

とりあえず今晩は水炊きで一杯いただきます。

さて、今月から来月にかけての五島の釣り場情報です。

情報提供は今回も「ブルーマリン」さんです。

 

残念ながら今月は釣りファンにはあまりいい月ではなさそうです。

今の時期は黄島美漁(びろう)で石垣鯛。

サイズは500g~2㎏。 釣果は釣れる人で20枚ほど。

でも来月に入ると待望のクロが上がります。

12月の始め頃は、崎山鼻周辺と玉之浦の大宝周辺で300g~1.5㎏サイズが、釣れると40枚ほども上がるそうです。

それ以降は4月くらいまでクロのシーズンで年明けからは地図の赤いラインに沿ってクロが北上していきます。

みなさん頑張って釣りあげてくださいね。

五島特派員 庄司好孝

早起きは三文の徳

僕は毎朝、だいたい6時ころに起床します。(年取ると自然に朝が早くなるんです)

10月に入ってからずーっと快晴が続いていますが、昼と夜との寒暖の差が激しいので体調管理が大変ですね。

でも、その激しい寒暖差のおかげで早起きすると素敵な風景に出会えるんです。

気象学では霞ともやの区別はあいまいらしいですけど、この風景は断然「霞」と呼びたい状況です。

朝6時10分ころです。6時ころだとまだ暗いんですよ。

それから10分後です。写真が下手なんで違いがわかりにくいですね。

ほんのりと色が付いてきました。

 

さらに10分後。あいかわらずへぼい写真です。

その10分後。これなら違いがわかるでしょう。

思わず拍手を打ってしまいます。

最初の写真から約50分でもう青空になってしまいました。

今日も暑い一日になるんでしょうね。

こんな感動が味わえるのも五島に住んでいればこそです。

今の季節の晴れの日であれば、我が家から毎朝見れる絶景です。

五島特派員 庄司好孝

 

五島ならではの釣具とは

DIY大好き人間の僕は、ほぼ毎日といってもいいくらいホームセンターに行っています。

買うものがなくてもホームセンターに行きたがりなんです。

工具や材料を見てると夢が膨らんでワクワクするんですねー。  それはどうでもいい話でした。 今回は釣りネタです。

釣りの島!でもある五島には釣具店はかなりあると思いますが、今回ご紹介するのはホームセンターの釣具コーナーです。

上五島に本社があるドゥーイング・グループのホームセンター「オサダ」さんです。

広い店内に入って右半分ほどが釣具コーナーです。かなりのスペースです。

さて、タイトルに書きましたが、五島ならではの釣具(正確には釣具じゃないですけど・・)とは?

これです!  わかりますか?

答えはイソカン(五島だけの呼び方ですかね)。

海に潜ってアワビ!やサザエなどを採る道具です。

都会の釣具ショップには置いてなさそうです。

オサダ釣具コーナーの一押しはエギの充実ぶりだそうです。(部長さんに聞きました)

話の通り、エギ、エギ、エギ。エギだらけ。

 

 

でも、エサも充実してます。

 

 

 

もちろん、ウェアから道具もいっぱい展示されています。

 

 

こんなでかいタモを使えるといいですね。

こんなサイズのクーラーボックスも使えるといいですね。

でも、とりあえずはこんなセットで釣りを始めてみてはどうですか。

福江港大波止にフェリー太古が停泊しているときは、岸壁とフェリーの間にはいつもアジがいっぱい泳いでいますよ。

五島特派員 庄司好孝

兵庫県から移住。ありがとう!

才津香澄さんは五島市崎山町出身のお父さんと、神戸出身のお母さんとの間に生まれた(本人曰く)ハーフです。

東京で幼少期を過ごして、小中高を兵庫県の明石市で学びました。高校を卒業してからは大阪の専門学校で、鍼灸とあん摩マッサージを3年間学んでから国家資格を取得しました。

その後は、スポーツ針灸や不妊治療などの内科的治療・エステやリラクゼーションなど幅広く勉強を続けながら、鍼灸整骨院の副院長として3年勤務を続けましたが、自分の鍼灸院を持ちたいという夢を叶えるために離職。

気分転換とリフレッシュを兼ねて、お父さんの生まれ故郷・五島へ遊びに来たことが開業のきっかけになりました。

2013年の11月に念願叶って、五島市下大津町に「香澄はりきゅうマッサージ院」を開業。

 

 

2014年からは毎年五島で合宿を行っている、実業団陸上部の合宿地トレーナーとしても活動し、2015年には『長崎県ビジネスプランコンテスト』で最優秀賞も受賞しました。

壁には様々な賞状が飾られています。

治療院には、酸素カプセルや

よもぎ蒸しなどの、五島では珍しい設備を導入しています。

ちょっとお茶目なよもぎ蒸しのポーズ。

治療以外にも足つぼマッサージやアロママッサージ・フェイシャルエステなど多数のメニューがあります。

こちらのアロマオイルは販売もしています。

観光客の人たちも旅の疲れを癒しに来るので「島とく通貨」も利用できます。

香澄院長のおすすめメニューです。

①カメリアオイル(椿油)マッサージ 60分で6000円~

②よもぎ蒸し 60分2000円

③よもぎ蒸し&リンパマッサージ 計2時間5000円

④足つぼマッサージ 30分3000円

⑤眼精疲労コース 20分1500円 (④と⑤はセット割引で4000円)

⑥酸素カプセル 50分3000円

第二のふるさと、五島でがんばってくださいね。

香澄はりきゅうマッサージ院は五島市下大津町762-1  電話 080-1478-9037

不定休で、予約制になっています。

五島特派員 庄司好孝

江上教会に行ってきました

ユネスコの諮問機関イコモスの方が先月末から長崎県に来て、キリスト教関連の世界遺産登録の調査を始めましたね。先日は五島に来たみたいですけど、やっぱり気になります。

五島からは五輪教会と江上教会が登録の候補に挙がっています。

そこで、行ってきましたよ。江上教会へ。

左に見えるのは、今は廃校になってしまった江上小学校です。その奥の森の中にひっそりとたたずむのが江上教会です。

教会に上がる手前の一本の木の枝が、ある一点からだけハートに見えるんですけどわかりますか。

画面中心の少し右です。わかった人にはなんかいいことがありますように・・・。見つけれなかった人にもそれなりのいいことが・・・。

僕が訪れたときに、折り良く関東地方からの観光の方々がいらしてて、天主堂で賛美歌を歌っていました。

教会の隣には教会守さんが住んでいらして、その方が事前に申し込みがあった観光客の皆さんに賛美歌を教えているんだそうです。

この方の毎日のお世話で教会の周りはきれいにされていました。

大雨があると教会の周りの森に4つの滝が出現するんだそうです。残念ながら観光で訪れる方々が、この滝を見るのは困難でしょうね。

 

玄関の模様はステンドグラスではなくて木彫りに彩色したものです。

開放した窓から賛美歌が聞こえてくるのは素晴らしく至福の時間でした。

善人にならねば。

 

江上教会に行かれる場合は、奈留港からタクシーかレンタカー、もしくはレンタルバイクでおよそ15分程度です。

僕もジオラマを作ってみました。

五島特派員 庄司好孝