生まれ故郷を離れても、大きくなってから自分が生まれた場所に帰ってくる生物はけっこういますね。有名なとこではサケとかウナギ。本能ってすごいですねー。
五島を巣立って都会で暮らしている人たちにも是非見習っていただきたい。実際に、都会に疲れたり失望したりで帰りたい人たちはかなりの数いそうな気がします。
(証拠はないけど・・・)
帰ってみても肝心の仕事がなかったらねー。
でも田舎には実家があるでしょ。家賃タダですよ。仕事も選びさえしなければそこそこはありますよ。
五島で暮らす一番のメリットは生活費が安いことじゃないでしょうか。車なんか普通に30年落ちみたいのが走ってるし、一番重宝するのは軽トラだし。
ガソリンは割高だけどそもそもそんなに走らないし。
今回ご紹介するのは、そんな理由(かどうかは・・・?)で五島にユーターンしてきた中村大祐さん(30才)です。
中村さんは五島高校を卒業後、医療の専門学校を経て長崎で作業療法士として9年間働きました。結婚もして長男も生まれ、順風満帆の日々を過ごしていましたが、
かねてから飲食業に興味があり、いずれは自分で飲食店を五島と長崎で展開したいという夢を持っていました。