ウコッケイとチャボのミックス

僕の家は、五島のシンボル「鬼岳」の中腹の山ン中のほぼ一軒家です。

4年ほど前から、自宅周辺の荒地や雑木林をコツコツと切り開いて「小さな村」造りをやっています。

現在までに完成したのは、家内がやっているファンシーショップとレディース・キッズのお店。絵画教室を兼ねているアトリエ。石釜ピザの店。木工作業所。家内担当の農園(全部種から栽培しています)。 そして、カモ10羽とウコッケイ&チャボの飼育小屋です。

ウコッケイとチャボは別々の小屋で飼育していたんですが、何かの折にちょっとだけ同居させたことがあったら、その後ナントビックリ!

ウコッケイとチャボのミックスが生まれてきたんです。

これがオス。

こちらがメスです。

ご存知のように、チャボはものすごく小さい鶏で、ウコッケイは割と大柄です。

でも、このウコッケイとチャボのミックスはウコッケイと同じサイズです。

ビックリしたのは、オス・メスともに模様がまったくオリジナルですごくきれいだということでした。

これはモノになるんじゃないかと、県の五島振興局・農林水産課に話を持って行ったんですが苦笑いをされただけでした。・・・・・

まぁ、それはそれ。

すっかりチャボッケイ(こんなネーミングです・・・)にはまってしまって、今では30羽のチャボッケイたちがほぼ毎日、卵を生産してくれています。

 

 

模様は安定していないんですが、チャボッケイの特徴はしっぽ(鶏もこんな言い方でいいんでしょうか)です。

しっぽだけはしっかりとチャボのしっぽです。

チャボッケイ。 他にも創った人はいるんでしょうか?

もし日本初ならば、将来は五島オリジナル地鶏にしたいなー、と考える馬鹿な私でした。

五島特派員 庄司好孝

僕が好きな漁港です。

福江港から奥浦・堂崎教会方面へ向かって車で15分ほど走ると、右手丘の上に真っ白い教会の尖塔と十字架が見えてきます。

ここは浦頭教会。  有名な堂崎教会は現在資料館になっているので、ミサなどはこの教会で行っています。

天主堂へ続く道は2本あるんですけど、どちらもものすごい急こう配でこの道を毎週上ってくると、足腰は相当鍛えられるんでしょうねー。  僕に無理カモ・・・。

この日はあいにくの雨でしたけど、教会にはなんとなく雨が似合っているような気がしました。

この浦頭教会の三差路を右折して5分ほど走ると樫ノ浦漁港に到着します。

湾内には養殖マグロの生け簀がみっしりと浮かんでなかなか壮観です。生け簀の上にはマグロの飼料を狙ってカモメとカラスが飛び交っていました。

樫ノ浦漁港。 いかにも島の小さな漁港っぽくてすごく癒される港風景です。

こんな看板も癒し度満点ですね。

五島特派員 庄司好孝

五島の釣り場情報

寒くなってくると、我が家には毎年ブリのおすそ分けがあるので、冷たい風もまた楽しの気分になります。

今月も既に3回目のおすそ分けをいただきました。

アラはもちろん塩焼き用に冷凍保存。腹身は刺身が絶品です。  そして赤身は刺身に良し、塩焼き・照り焼きに良し、水炊きにしても良し。

とりあえず今晩は水炊きで一杯いただきます。

さて、今月から来月にかけての五島の釣り場情報です。

情報提供は今回も「ブルーマリン」さんです。

 

残念ながら今月は釣りファンにはあまりいい月ではなさそうです。

今の時期は黄島美漁(びろう)で石垣鯛。

サイズは500g~2㎏。 釣果は釣れる人で20枚ほど。

でも来月に入ると待望のクロが上がります。

12月の始め頃は、崎山鼻周辺と玉之浦の大宝周辺で300g~1.5㎏サイズが、釣れると40枚ほども上がるそうです。

それ以降は4月くらいまでクロのシーズンで年明けからは地図の赤いラインに沿ってクロが北上していきます。

みなさん頑張って釣りあげてくださいね。

五島特派員 庄司好孝

早起きは三文の徳

僕は毎朝、だいたい6時ころに起床します。(年取ると自然に朝が早くなるんです)

10月に入ってからずーっと快晴が続いていますが、昼と夜との寒暖の差が激しいので体調管理が大変ですね。

でも、その激しい寒暖差のおかげで早起きすると素敵な風景に出会えるんです。

気象学では霞ともやの区別はあいまいらしいですけど、この風景は断然「霞」と呼びたい状況です。

朝6時10分ころです。6時ころだとまだ暗いんですよ。

それから10分後です。写真が下手なんで違いがわかりにくいですね。

ほんのりと色が付いてきました。

 

さらに10分後。あいかわらずへぼい写真です。

その10分後。これなら違いがわかるでしょう。

思わず拍手を打ってしまいます。

最初の写真から約50分でもう青空になってしまいました。

今日も暑い一日になるんでしょうね。

こんな感動が味わえるのも五島に住んでいればこそです。

今の季節の晴れの日であれば、我が家から毎朝見れる絶景です。

五島特派員 庄司好孝

 

五島ならではの釣具とは

DIY大好き人間の僕は、ほぼ毎日といってもいいくらいホームセンターに行っています。

買うものがなくてもホームセンターに行きたがりなんです。

工具や材料を見てると夢が膨らんでワクワクするんですねー。  それはどうでもいい話でした。 今回は釣りネタです。

釣りの島!でもある五島には釣具店はかなりあると思いますが、今回ご紹介するのはホームセンターの釣具コーナーです。

上五島に本社があるドゥーイング・グループのホームセンター「オサダ」さんです。

広い店内に入って右半分ほどが釣具コーナーです。かなりのスペースです。

さて、タイトルに書きましたが、五島ならではの釣具(正確には釣具じゃないですけど・・)とは?

これです!  わかりますか?

答えはイソカン(五島だけの呼び方ですかね)。

海に潜ってアワビ!やサザエなどを採る道具です。

都会の釣具ショップには置いてなさそうです。

オサダ釣具コーナーの一押しはエギの充実ぶりだそうです。(部長さんに聞きました)

話の通り、エギ、エギ、エギ。エギだらけ。

 

 

でも、エサも充実してます。

 

 

 

もちろん、ウェアから道具もいっぱい展示されています。

 

 

こんなでかいタモを使えるといいですね。

こんなサイズのクーラーボックスも使えるといいですね。

でも、とりあえずはこんなセットで釣りを始めてみてはどうですか。

福江港大波止にフェリー太古が停泊しているときは、岸壁とフェリーの間にはいつもアジがいっぱい泳いでいますよ。

五島特派員 庄司好孝

江上教会に行ってきました

ユネスコの諮問機関イコモスの方が先月末から長崎県に来て、キリスト教関連の世界遺産登録の調査を始めましたね。先日は五島に来たみたいですけど、やっぱり気になります。

五島からは五輪教会と江上教会が登録の候補に挙がっています。

そこで、行ってきましたよ。江上教会へ。

左に見えるのは、今は廃校になってしまった江上小学校です。その奥の森の中にひっそりとたたずむのが江上教会です。

教会に上がる手前の一本の木の枝が、ある一点からだけハートに見えるんですけどわかりますか。

画面中心の少し右です。わかった人にはなんかいいことがありますように・・・。見つけれなかった人にもそれなりのいいことが・・・。

僕が訪れたときに、折り良く関東地方からの観光の方々がいらしてて、天主堂で賛美歌を歌っていました。

教会の隣には教会守さんが住んでいらして、その方が事前に申し込みがあった観光客の皆さんに賛美歌を教えているんだそうです。

この方の毎日のお世話で教会の周りはきれいにされていました。

大雨があると教会の周りの森に4つの滝が出現するんだそうです。残念ながら観光で訪れる方々が、この滝を見るのは困難でしょうね。

 

玄関の模様はステンドグラスではなくて木彫りに彩色したものです。

開放した窓から賛美歌が聞こえてくるのは素晴らしく至福の時間でした。

善人にならねば。

 

江上教会に行かれる場合は、奈留港からタクシーかレンタカー、もしくはレンタルバイクでおよそ15分程度です。

僕もジオラマを作ってみました。

五島特派員 庄司好孝

クエづくしは五島ならでは

友人からクエ(アラ)をいただきました。

五島のクエと言えば、大相撲九州場所の優勝祝賀会で、必ず幕内優勝力士に食べてもらうチョー高級魚です。まさしく魚の横綱。

クエの一般的な料理方は鍋ですが、今回は市内のダイニングバル「えみ庄」のシェフ・ゆうちゃんに無理を言って、鍋以外のクエづくしを料理してもらいました。

・・・鍋なら僕でもできるから・・・

まずは、これもいただきもののサザエとクエの刺身。

釣上げた当日のクエの刺身は、お隣のサザエに負けていないくらいの歯ごたえです。

続いてはあら炊き。

絶品!プリプリ!ウマウマ!

そしてー。 塩焼きです。こっちも最高です! 優勝力士だってクエはチャンコでしか食べないんじゃないのかな。

最後は、お酒のお供。  クエの胃袋と肝、エラの湯引きです。

都会人悶絶! でしょう。

さらに追い討ち。

なんと、この翌日にも別の友人からこんなに頂き物。

ビバ! 五島! ちなみに一本釣りの天然鯛もコリコリでしたよ。

奈留島に来たー!

今回は五島市として一番上に位置する奈留島にやってきました。福江から奈留島へ行くには五島旅客船と九州商船、そして野母商船の3つの船会社が運行するフェリーがありますが、一番便数が多いのは五島旅客船のフェリーオーシャンとニューたいようで、両船合計で一日5往復しています。料金は片道790円。

こちらがフェリーオーシャンです。

船室はまるでホテルのロビーみたいです。

45分の航海で奈留島へ到着。実に40年ぶりの奈留島になります。ワクワク。

レンタバイク(3時間で1500円)を借りて島内を適当にぶらぶらしてみます。

海岸線を通る道沿いは、ずーっと船着場になっているのが新鮮でした。どこにでも係留できるのかなー。

写真を撮っていると不思議なものを発見!  幅が20cm長さが10mほどのこれ!

防波堤のミニチュアなのか? すごく気になりました。誰かに尋ねたくてもあいにく回りに人影がなかったので後ろ髪引かれながら断念。

それにしてもなんなんだろー。

こちらはメインストリート。

そして五島市の奈留支所です。なんか雰囲気がありますね。アメリカの建物みたいです。

最終フェリーの出港時間まで30分ほどあったので、(イチかバチかで)どうしても行きたかった舅ケ島の千畳敷へ行くことにしました。

これが後で悲劇を呼び込みます。  それはさておき峠を越えて目に飛び込んできた舅ケ島の景色は、福江島できれいな海を見慣れている僕でも思わずウワァオー!と声が出てしまったほどの絶景でした。福江島の浜はほとんどが白砂なんですけど、こちらは丸石の浜なので海の透明度が違うんです。

波が寄せてから引くときにチリチリチリと小さく可愛らしい音を鳴らしてくれます。 あー、(イチかバチかでも)来て良かったよー。

右手には有名な千畳敷が見えます。

沖をフェリーオーシャンが走っているので、今から帰ればギリで間に合うはずです。

ところが、帰り道を間違えてしまい峠から奈留港を出港するフェリーオーシャンを見送る羽目になってしまいました。

途中で道を尋ねた方が、親切に海上タクシー乗り場に案内してくれて、おまけに奈留島へ毎日工事に来ている建設会社の人たちの便に相乗りする交渉までしてくれたおかげで、無事にしかも安く福江に帰って来ることができました。

こちらが海上タクシーです。

奈留はいい人たちがいっぱいでした。

僕もちょっとした旅行気分を味わえて大満足。福江島の人たちも、お手軽旅行気分を味わえる奈留島ミニトリップを楽しんでみてはどうですか。

でも皆さんは、時間に余裕を持って行動してくださいね。

五島特派員 庄司好孝

福岡の小学2年生大漁!

福岡でデザイン会社を経営されている佐々木さんと、お子さんのかいあ君が初めての五島訪問で、これまた初めての海釣りに挑戦しました。

遊魚船は福岡からIターンで五島生活を始めて、憧れだった釣り船の運営をしている渋田さんの「恵美寿丸」です。

ちなみに、この少年たちは「恵美寿丸」に見惚れてる五島のキッズです。

 

船長の渋田さん。クーッ!サワヤカだなー。

今日の漁場は岐宿町沖にある無人島の姫島周辺です。ー実は私も子供の頃に伝馬船を漕いでよく釣りに行っていた所です。-

開始早々、お父さんに続いてかいあ君にもこんな大物がヒット!おー、こいつはハタの仲間ですね。

見てください。このドヤ顔。

 

生まれて初めての海釣りでスゴイぞ! 釣らせる五島の海もスゴイぞ!

潮目や天候、そしてもちろん船長の渋田さんの腕にも恵まれて半日での釣果がコレです!

ほとんどが高級魚のアカジョでした。この魚は焼くとホクホクとした白身が素晴らしく美味しいんです。鍋も最高!

私もちゃっかりとおすそ分けを頂きました。ごっつぁんです。

結局、佐々木さんたちは当初1日だけの予定だった船釣りを翌日も「恵美寿丸」をチャーターしてるんるん。五島観光はどうでもよかったみたいでした。

次はしっかりと観光も予定に入れてくださいね。

「恵美寿丸」渋田船長のブログです。

五島特派員 庄司好孝

これで五島の夏はひと区切り

五島市篭渕町にある大型複合スーパー内にある「ダイキョー・ビッグ・バリュー」さんと「パワーセンター・ビッグヒライ」さんとの共同企画で、五島の2015年夏を締めくくるイベント「さよなら夏祭り」が8月30日の日曜日、夕方5時半から催されました。

当日はあいにくの雨でしたが、わくわく楽しい夜店もいっぱい出て、ジイチャンもバアチャンも大人も子供も、最後の夏のお祭りを笑顔いっぱいで楽しみました。

夜店だとなんでもおいしく感じるから不思議です。ビールもスペシャルにうまい!

パンの早食い競争や、ラムネの早飲み競争など楽しいイベントをはさんで、福岡から来たパフォーマーの大道芸や、

ダンスチームZEROのヒップホップダンス、

ウィンド・アンサンブル花音(かのん)のブラス演奏、

そして、なんと私たち庄司夫婦も三線で声をかけていただきました。ありがたや、ありがたや。

その他にも、日本舞踊や津軽三味線など盛りだくさんのパフォーマンスで、折からの雨で急遽会場が変更になったのにもかかわらず、

大勢のお客さんたちが、大いに笑いかつ感動してくれた「さよなら夏の日」のイベントでした。

「ダイキョー・ビッグバリュー」さんと「パワーセンター・ビッグヒライ」は福江港から二本楠、荒川方面へ車で約15分。

写真提供は、ダイキョウ・ビッグバリューさんのスタッフさんです。

五島特派員  庄司好孝