島の祭り!|長崎スタッフ取材|しましま|2015.5.18

自分好みの唐子絵に出会うまで

イベントいっぱい、お祭りいっぱいの今月は、どこへ行こうか悩みますよね。私は、個人的に行きたかった三川内焼窯元はまぜん祭りをセレクトしました。さっそく、今年のお祭り会場へゴー! ぜひ、来年のご参考に。



今年のはまぜん祭りは、5/1~5日まで開催。人混みが苦手な私は、最終日の、しかも午後から行ってみました。だけど、通りにはまだ人がたくさん! あれ、ジョギング姿の人々もいるな。

うつわの里ならではの案内看板。可愛い唐子絵が案内してくれま~す。












レンガ造りの煙突を見ると「うつわ」か「お酒」か、どちらかの可能性大。私の場合、どちらに転んでも好きだからいいんですが。三川内に点在する煙突は、大正~昭和初期に建てられたものだそう。どれも趣があります。


ん? このスタンプは何? はまぜん祭りでは、スタンプラリーも行っていて、抽選でプレゼントがもらえるようになっていました。各窯元を歩き回るとなると、なかなかの運動になりそう。思わぬところでダイエット効果が!? さきほどの、ジョギング姿のご一行がなんだが納得できました。

三川内皿山には、代官所跡やトンバイ塀などの史跡も数多く残っています。ぶらりと手ぶらで散策しても大丈夫。史跡についての説明看板もマメに設置されていました。こちらの陶祖神社もぜひ訪れたいところ。三川内皿山の陶祖・今村弥次兵衛(如猿)を祀っています。ちなみに、祭りの名称にもなっているはまぜんの「はま」とは、うつわを焼くときに窯の中で一度きりしか使わない道具のこと。はまぜん祭りは、その「はま」に感謝しつつ、陶祖神社に供養する祭りなんです。

私が来たのは5日。はまぜん祭りの最終日も5日。といえば、もうひとつの、全国区の祭り・子どもの日でもありました。近頃、鯉を壁に貼るパターンが流行っている? そういえば、三川内のあちらこちらで、鯉のぼり、泳いでいたなぁ。


本部となっていた三川内山公園。スタンプラリーの抽選会場にもなっていました。焼きそばやお弁当なども販売。手びねり体験もあり、賑わいをみせていましたよ。




各窯元を巡る道は、車も通れないほどの細道になるところも。この「はまぜん祭り」の看板を設置していたので、迷うことはなかったですが、なだらかな上り坂が続くので、気がつくと体力を確実に消耗していた……。うつわとの出会いが楽しいから、また次、次へと歩きたくもなるんだけどね。


メインは、やはりうつわの販売。各窯元の軒先には、うつわがズラ~リ。販売もしていますが、コーヒーが飲めるスペースを作っていたり、絵付体験ができたりと、各窯元でいろいろ。のんびりとうつわ選びができます。



私が狙っていたのは、三川内焼の王道ともいえる唐子絵のうつわだったけど、私の勉強不足もあり、私好みの唐子に巡り合うことができませんでした……残念! でも、コレって「また来い」ってことね❤と前向きに考えながら、なぜか最中はちゃっかり購入。あ、この唐子絵、可愛い! 



三川内の会場周辺は、細道が多いので、無料シャトルバスを利用することをオススメします。国道35号線沿いにある三川内焼伝統産業会館の駐車場に車を停めると、この無料シャトルバスがお出迎え。ラクラク~。



三川内焼伝統産業会館のエリア内には、三川内焼美術館があります。入場なんと無料! そうか、ココで自分の好きな窯元を見つけて、現地へ行くのが合理的なんだ。と、気づいたけど、時すでに遅し。時間があるときに立ち寄って、事前リサーチして再度、トライしようと思いました。

三川内焼窯元はまぜん祭り
2015年5/1~5日

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