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水難防止とカエルでいろんな願掛けを

長崎は、ちょっとアンニュイな梅雨の季節となりましたが、みなさま、いかがお過ごしですか? 今回は、そんな水難が気になるこの季節に願掛けをしたい、そんな神社をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

蛍茶屋電停から大通り……ではなく、裏手の通りを歩きます。1653年(承応2)、唐通事の陳道隆が寄進した一の瀬橋のところまで、サクッと行きますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一の瀬橋から川沿いを歩くこと7、8分でたどり着いたのがこちら、水神神社。「すいじん」と読みます。彌都波能賣大神(みずはのめのおおかみ)という祭神が祀られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居をくぐり抜け、境内を進むと赤い鳥居が。「稲荷大神」と書いてあります。お供え物がザボンというところにグッときました。ザボンは、長崎発祥の果物ですものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木もれ日がキラキラ☆ 拝殿に続く小さな橋を渡るときは、ちょっとした森林浴気分に浸れま~す。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが拝殿です。さっそく神様にご挨拶して、水難にあわないようにお願いしました。水神神社は、長崎市内を転々として、昭和時代に現在の場所に移転したそうです。江戸期の亨保4年には、水神祭も行われていたとか。

 

 

 

 

 

 

 

拝殿には、水神神社の歴史を記した案内板があります。それにしても達筆。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拝殿から遠くを眺めると、本河内の水源池が見えます。まるで城壁みたい。昔も今も、みんなが水に困らないように静かに見守ってくれている――そんな気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内を見渡すと、何やら倉田水樋と書かれた石碑が。後で調べたところ、倉田水樋(すいひ)とは、江戸時代に長崎に水を供給した水道のことで、倉田氏が私財を投じて作ったので、この名前をつけたらしいです。本河内高部ダムが完成するまで、200年余りにわたり水を供給していたというから驚き。神社と倉田水樋は水つながりでもありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ、個人的に探していたものがあったので、裏手に続く階段を上ってみることにしました。お寺や神社は、裏手に秘密がいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

ありました、どんく石! 「どんく」とは長崎弁で「カエル」のこと。石の形がカエルっぽいから、このネーミングになったんでしょうね。カエルを「帰る」というのに引っ掛けて、戦時中は、戦地から無事に帰るようにと念じていたという切ないエピソードも残っています。今は、お金が返ってくるとか、失くしたものが返ってくるとか。水難防止だけでなく、いろんなカエルに思いを巡らせつつ願掛けできそうです。

 

水神神社・どんく石

ご利益 水難防止など

蛍茶屋電停から徒歩約10分

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