今シーズンは週末に限ってシケが多く、また所用があるときに限って凪になるという悪循環が続いていた。2月に入って、天気予報で釣行の機会をうかがっていると2015年2月6日に釣行できそうなので、この時期に2kgオーバーの口太グレが狙える長崎市野母崎沖の三ツ瀬に釣行することにした。
当日、フィッシングショップオガワでエサを購入し、長崎市野母港から光隆丸に乗り込み、コブ瀬に上礁した。
上礁したコブ瀬
仕掛け(道糸にサンラインのマスラード1.8号、ハリスにVハードの2号を2ヒロとし、道糸とハリスは直結。ウキはガルツの暁のG2とGPSのSサイズG2を使用した半誘導仕掛け。ハリには、オーナーの速手グレの5号。)を用意してから、高三ツ瀬を向いた船着けに釣り座を構える。
上げ潮がコブ瀬から「まんじゅう瀬」方向へと流れて、途中から左へと流れている。足元のサラシにマキエを入れてから、3ヒロのタナの仕掛けも足元へと投入する。しばらく繰り返しても同様なので、タナを深くしていくがツケエがまったく盗られない。
しばらくすると、左から右流れへと変化した。すると早速当たりがあり、37cmほどのクチブトを釣ることができた。続けて30~35cm数枚仕留めることができたが、サイズダウンしたので、次は、沈み瀬の手前で張り気味にして先ほどよりも少し浅いタナを意識して流していくと、40cm、1.2kgのクチブトを釣ることができた。
満潮の10時前になると釣り座が波で洗われるようになったので、しばらく休憩していると、11時をすぎに竿出しが可能となったので、釣り座に戻る。潮は変わらず左から右へと流れている。
先ほどまでと同様のパターンでタナを深くしながら探っていくと、40cmクラスクチブト、続けて30~35cm数枚仕留めたところで、下げ潮の勢いが増してきたので、仕掛けを変更することにした。ウキを暁のG2から2Bに、GPSもG2から2Bへと変更し、ハリスを1.75号にサイズダウンし、ハリ上50cmにガン玉のG7を取り付けた。
仕掛けの投入を繰り返すと、ウキを少しだけ抑える当たりがあったので、合わせを入れると足元へと一気に突っ込んでくるので竿の弾力でためて少しずつ浮かせにかかるが、鋭く突っ込んでくるので、それをロッドワークで交わし、取り込むことができたのは、40cm、1.2kgの丸々としたオナガだった。
その後は釣り座を変更して30cmから最大で37cmのクチブトを数枚仕留めたところで、回収の15時を迎えたので納竿した。
この日の釣果は、40cmクラスを3枚と30cm~37cm10枚以上釣ることができた。35cm以上の8枚のみをキープし、残りはリリースし、回収の船に乗り込んだ。
本日の釣果
<渡船の問い合わせ先>
渡船:光隆丸(浜口船長) TEL:095-893-0996
料金:4,000円
<エサ&釣況の問い合わせ先>
フィッシングショップ オガワ TEL:095-878-1301
長崎編特別寄稿 奥野賢志