愛しの島グルメ|壱岐特派員|武原|2011.11.28

「空飛ぶ壱岐の宝箱!」~「空弁大賞」に決定~

 みなさんは「空弁」(そらべん)という言葉を聞いたことがありますか?

 これは、県庁の新幹線・総合対策課が、ORCの貨物室の有効利用と、離島(壱岐・対馬・五島)の特産品の販路拡大を目的に、昨年から始めた事業だそうで、まさしくお弁当が空を飛んで長崎空港に届けられるという画期的な企画です。



 今回は壱岐のあまごころ本舗(株)の「空飛ぶ壱岐の宝箱!」が「空弁大賞」に決定!ORCの壱岐営業所の西所長さんからも「ぜひ取材してほしい!」と、壱岐島ブログ初めての取材依頼が来たので、喜んでお話を伺いました。



 長崎空港2階の出発ロビーに特設された「しま自慢」で、壱岐・対馬・五島の特製弁当が一日20食限定で販売されています。価格は1200円です。


 各地区のORCの一便で空港に届けられた「空弁」は、ほとんど午前中に完売していて、ほとんど目にすることはありません。今回、「空弁大賞」に選ばれたあまごごろ本舗(株)の「空飛ぶ壱岐の宝箱!」は、ネーミングも包装のデザインも、壱岐支社の観光営業部の善村さんの手によるものだそうです。

蓋を開けると、






「一の重」「二の重」の二つの容器に分かれています。
壱岐牛、ウに・アワビと壱岐の豪華な食材がふんだんに使ってありまさに「壱岐の宝箱」のようです。野菜も米も全ての食材が壱岐産だそうです。

<一の重>(写真左)
寿司飯の上に、アワビと壱岐牛が並んで超豪華!
アワビの上には、塩ウにが濃厚なソースのように載せてあります。
壱岐牛のローストビーフの手前にあるのは、肉を練りこんだ特製牛肉味噌。

<二の重>(写真右)
上質のイワシみりん干しの身をほぐしたものと、タコの混ぜご飯。
タコは柔らかく、イワシみりん干しとの絶妙な味つけは、いろんな海の幸が一度に味わえる。
上に載せてある塩ウニと鮮やかなグリーンアスパラが彩りを添えています。



 昨年の空弁は2,000円だったそうですが、今年はなんと1,200円になって、採算を合わせるのが大変だったそうです。「大賞をとるとは思ってもいませんでした」と、とても喜んでお話をして頂きました。


 壱岐では残念ながら食べることはできませんが、長崎空港には来年1月末まで、ほとんど毎日販売されているそうです。是非一度食べてみたい!と思いました。食べた方の感想もぜひ聞きたいです!

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