愛しの島グルメ|壱岐特派員取材|武原|2012.3.19
レトロな島の味(2)匠の技!本格手焼きせんべい
愛しの島グルメでずっと紹介したかった、昔懐かしいみそ風味のせんべいがこれです。やっと念願の取材ができ、できたてホヤホヤを頂いてきました。今回は、この「壱岐の島せんべい本舗」の本格手焼きせんべいをご紹介します。
早朝5時半から火入れをし、半日かけて約4,000枚のせんべいを焼くという、4代目の山内豊さん。今までよくお土産に買っていたのですが、実際に焼いているところを見せて頂けるということで、友人と二人、喜んで取材に行きました。
取材当日はかなりの寒さだったのですが、大きな焼き釜の側にいる半日いる山内さんは薄着です。この大きな焼き釜の周辺はとても暑く、特に夏はたまらない暑さだそうです。夏はたまらない位、暑いそうです。
この機械は、九州でも壱岐・湯布院など、4台ほどしかないという貴重な焼き窯だそうです。まず、せんべいの生地を鉄板の上に流し込みます。
5枚のプレートがあって、1周回るうちに焼き上がるようになっています。1枚のプレートで12枚のせんべいが焼き上がります。手早く鉄板から剥がしています。しかし、これは形が丸で、いつも食べているせんべいの形ではありません。よく見ると、焼き上がったものを手早く指で挟んで、窪んだ木型に並べて、上から木で抑えて、せんべいのかたちを整えていました。すると、いつも見ているせんべいの形が現れ、ビックリ!